イベントレポート
写真で見るAcerの最新モバイルノート。15.6型世界最軽量のSwift 5や厚み1cmのSwift 7
2018年8月30日 12:07
Acerは8月31日より開催されるIFAに先立って新製品を発表した。ここでは現地で公開された実機の写真などを中心にレポートをお届けしたい。
なかでも注目は、15.6型ディスプレイ搭載ノートPCとしては世界最軽量を実現した「Swift 5」と、1cmという薄さかつ1kg以下という軽さを実現した「Swift 7」だ。
15.6型ノートPCとしては世界最軽量を実現した「Swift 5」。従来の14型モデルよりも小さな底面積
今回Acerはじつに多数の製品を発表している。ノートPCに関する発表内容に関しては、以下の別記事を参照してほしい。本記事では写真やAcerから現地で公開されたスペックなどを中心にお伝えしていく。
AcerのSwift 5シリーズは、15.6型としては世界最軽量を実現したノートPCだ。CPUはWhiskey Lakeの第8世代Coreプロセッサを搭載しており、15.6型の狭額縁のディスプレイによって、従来の14型搭載モデルよりも小さな底面積を実現している。
ディスプレイはIPS液晶で解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。メモリは最大で16GB、ストレージは512GBのNVMe SSD。サイズは329×228×14.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.99kg、バッテリ駆動時間は8時間(MobileMark 2014)となっている。
なお、同時に13.3型および14型のSwift 3も発表されていて、こちらもWhiskey Lakeの第8世代Coreプロセッサを搭載し、メモリは最大16GB、ストレージは最大で512GBのNVMeSSD。サイズは308.8×214×15.9mm(同)で、重量は1.3kg。バッテリ駆動時間は最大13時間(同)となる。
薄さ1cmで重量1kg以下の超薄型クラムシェルノートPC「Swift 7」の開発意向を表明
Acerは薄さ1cm、重量1kg以下の超薄型クラムシェルノートPC「Swift 7」の開発意向表明を行ない、ステージでのみ公開した。実製品としての登場は来年(2019年)のCES以降になる。
CPUは第8世代Coreプロセッサを搭載していること、狭額縁のディスプレイを採用しており画面占有率が92%以上であることなどが明らかにされたが、インチサイズなどといった詳細なスペックは明かされなかった。
15.6型4K UHD対応の「Aspire 7」
また、メインストリーム向けのクラムシェルノート「Aspire 7」も発表している。Kaby Lake-GのCore i7-8705GないしはCore i5-8305Gを採用し、メモリは最大で16GB、ストレージは最大512GB NVMe SSDだが、RAID 0の構成にすることもできる。
ディスプレイは15.6型で4K UHD(3,820×2,160ドット)ないしはフルHDのIPS液晶で狭額縁になっている。本体サイズは358×247.5×16.9mm(同)、重量は1.5kg。