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Acer、画面占有率92%を実現した超薄型軽量モバイルノート「Swift 7」
~世界最軽量の15.6型モバイル「Swift 5」も投入
2018年8月29日 19:21
Acerは29日、ドイツ・ベルリンでグローバルプレスカンファレンス「next@acer」を開催し、2018年度下半期の新製品を発表した。
コンシューマ向け製品のなかの注目は、第8世代Coreプロセッサを搭載した超薄型/軽量モバイルノート「Swift 7」。1kgを切る軽量性、10mmを切る薄さを実現しながら、従来モデルから液晶のベゼルを極限にまで減らし、画面占有率92%を達成した。
競合他社は左右のベゼルの削減にのみ注力しているが、Swift 7は上部のベゼルも大幅に削減し、大幅にフットプリントを縮小した。
なお、カンファレンスではこれ以上のスペック詳細について語られなかったが、ゲストとして登壇したIntelのSteve Long氏(Vice President, Sales and Marketing Group General Manager, Client Computing Group Sales)によれば、Acerは同日発表したWhiskey LakeまたはAmber Lakeを新製品に採用しているとのことなので、Swift 7にも採用しているとみられる。
Swift 5/3もラインナップ拡大
このほか、既存のメインストリーム向け「Swift 5」の筐体サイズをほぼそのままに、ベゼル幅を5.87mmとすることで画面サイズを14型から15.6型に拡大した新Swift 5(型番SF515-51T)も発表。重量は990gと、15.6型ノートとして世界最軽量を達成した。
CPUはWhiskey Lakeこと第8世代Core i7-8565UまたはCore i5-8265Uで、10時間のバッテリ駆動も謳われている。筐体にはマグネシウム+アルミニウム合金を採用し、軽量性と強度を両立させたとしている。
メモリは最大16GB、ストレージは最大1TBのNVMe PCIe SSD。液晶は1,920×1,080ドット表示対応のタッチ対応IPSパネル。このほか、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×1、IEEE 802.11ac対応無線LAN、HDMI出力などを搭載する。
なお、14型のSwift 5にも、Core i7-8565UとCore i5-8265Uを追加する。こちらは970gで、厚さは14.9mm。
下位のSwift 3についてもアップデートし、新たにLTEオプションを追加。こちらもWhiskey Lakeを搭載する。