イベントレポート

Acer、デュアルXeon/デュアルGeForce RTX 20シリーズ搭載の「Predator X」

Predator X

 Acerは29日、ドイツ・ベルリンでグローバルプレスカンファレンス「next@acer」を開催し、このなかでかねてより予告していた世界初のデュアルXeon搭載ゲーミングPC「Predator X」の筐体を明らかにした。

 デュアルビデオカードを搭載したゲーミングPCはかなり前から存在するが、デュアルXeonプロセッサを搭載したゲーミングPCは世界初だという。ゲームのみならず、動画編集など、“究極のマルチタスク”を実現すべく開発された。

 公開された筐体は、Predatorシリーズとしてはおとなしめの筐体で、シースルーではなく、ワークステーションに近いかたち。デュアルXeonに加え、最大12枚のECCメモリ、2枚のGeForce RTX 20シリーズビデオカードが搭載可能であることが明らかとなった。

 ただ製品として正式にリリースされたわけではないため、詳細なスペックや価格、発売時期は不明なままである。

Predator Xの概要
デュアルXeon構成
ECCメモリを12枚搭載可能
GeForce RTX 20シリーズも2枚搭載可能

 このほか発表会では、Predator製品の組み込みにフィットしたコックピット型のゲーミングチェア「Predator Thronos Gaming Chair」も公開された。27型ディスプレイを3台並べられるほか、バイブレーション機能やフットレストなども備える。

Predator Thronos Gaming Chair