Windows 11便利テク
定番の[ディスクの管理]はもう不要?PCのストレージを[記憶域]で管理する方法
2022年5月6日 06:21
ディスクの使用状況を把握する
PCにどのようなストレージが装着されていて、どれくらい使われているかを確認するには[記憶域]を利用すると便利だ。従来の[ディスクの管理]の代わりとして利用することもできる。
現在、ディスクのどれくらいの容量を使っているのかを確認したいときは、エクスプローラーを使うのが一般的だ。
[PC]を選択することで、装着されているドライブと空き容量を確認できる。ドライブを右クリックして[プロパティ]を選択すれば、詳細な情報を表示したり、不要なファイルを削除したりできるディスクのクリーンアップも利用できる。
ただし、この方法だと、消費されている容量がどのようなデータで構成されるのかまでは分からない。
[記憶域]を利用する
そこで利用したいのが[設定]の[システム]にある[記憶域]だ。ディスクの消費量が[アプリと機能]や[その他]などのカテゴリごとに表示される。[表示されるカテゴリを増やす]をクリックすると、[ドキュメント]や[ピクチャ]などさらに詳細なカテゴリごとの消費容量も表示可能だ。
また、[ストレージの詳細設定]から[他のドライブでの使用済みストレージ]を選択すると、Dドライブなど別のドライブでも同様にカテゴリごとの消費容量を表示できる。
装着されているデバイスの情報を知りたいときは
もしも、PCに装着されているストレージデバイスの情報を知りたいのであれば、[ストレージの詳細設定]にある[ディスクとボリューム]を選択するといいだろう。
PCに装着されているSSDの型番や容量、ストレージ上に作成されているボリュームの情報が表示される。
ボリュームを選択すると[プロパティ]からさらに詳細な情報を確認可能で、ラベルやドライブレター(が割り当てられているボリュームの場合のみ)を変更したり、ボリュームのサイズを変更したり、フォーマットしたりすることができる。
こうした機能は、従来、ディスクの管理を利用するのが一般的だったが、Windows 11では、メニューの階層が深く見つけにくいものの、[設定]に統合されるようになった。一般的な用途であれば、もうディスクの管理を使わなくても済むことだろう。