笠原一輝のユビキタス情報局

旧VAIO Zを彷彿とさせる「Surface Laptop Studio」の仕掛け。ペン対応&GPU搭載で最高峰の2in1

Surface Laptop Studioの法人モデル(Model 1964 i7)、Core i7-11370H、32GB LPDDR4x、1TB SSD、NVIDIA RTX A2000/4GB GDDR6、Windows 11 Pro、Officeなしというスペックで参考価格は33万9,680円。同等の一般消費者向けモデルは、OSがWindows 11Homeで、Office Home & Business 2021がバンドルされて34万1,880円

 MicrosoftのSurface Laptop Studioは、2021年9月に行なわれたSurfaceシリーズ製品の発表会で発表された。ディスプレイの中央部を起点にして、ディスプレイが180度回転する構造を持っており、クラムシェルモード、タブレットモード、ビューモード、ペンタブモードなど複数の形状で利用できるのが最大の特徴だ。

 また、CPUは第11世代Coreプロセッサ H35シリーズ、dGPUとしてNVIDIA GeForce RTX 30シリーズないしはRTX Aシリーズ(いずれもAmpereベース)を搭載しており、重量が1kg台のノートPCとしてはかなりハイスペックになっている。

 今回はSurface Laptop Studioの法人版モデル「Model 1964 i7」(Core i7-11370H、32GB LPDDR4x、1TB SSD、NVIDIA RTX A2000/4GB GDDR6)を、Microsoftから借りたので、そのレビューをお伝えしていく。

フリップ機構を採用し、ディスプレイの中心を起点に180度回転して変形する2in1デバイス

法人向けSurface Laptop Studioの外箱、一般消費者向け版の化粧箱とは異なり茶箱になっている

 今回取り上げるSurface Laptop Studioは、2in1のSurface Bookの後継だ。Surface Bookはキーボードベースからタブレット部分が着脱する仕掛けが採用されていた。

 Surface Laptop Studioは、ディスプレイの中央部を起点にして、ディスプレイが180度回転する。VAIO Z(2015年モデル)で採用されていたマルチフリップ機構を彷彿とさせ、近年ではAcerのConceptD 7 Ezel Proなどで採用されていた。これらと同様の機構と考えて良いだろう(以降、この構造をフリップ機構と称する)。

 このフリップ機構の特徴は、マシンを置いたままで形状を変更できることだ。例えば、Yoga型と総称されるヒンジ部分が360度回転する機構のものでは、マシンを持ち上げないと変形ができない。

箱の内部は、色などは違うが基本的な構造は一緒
法人向けにはOfficeがバンドルされていないのでOfficeのライセンスは含まれない

 クラムシェルモード、タブレットモード、ビューモード、そしてペンタブレット形状という4つのモードに簡単に切り替えられるのか、最大のメリットになる。

フリップの様子、VAIO Z(2015年モデル)とほぼ同様の構造だ
タブレットモード
ビューモード
ペンタブモード
ペンタブモードで記入しているところ

 ディスプレイは「14.4型 PixelSense Flow ディスプレイ」と呼ばれる解像度2,400×1,600ドット(220ppi)のパネルが採用されており、リフレッシュレートは最大120Hz。高リフレッシュレートは、それだけディスプレイとGPUの消費電力が大きくなるため、バッテリ駆動時には60Hzで、自宅やオフィスなどでUSB Type-Cで外付けディスプレイと電源に接続している時には120Hzでという運用がベターかもしれない。

解像度は2,400×1,600ドット。リフレッシュレートは120Hzと60Hzの2つの設定が用意されている

 パネルは近年のSurfaceシリーズの特徴となっている3:2のアスペクト比だ。16:9のパネルに比べて縦方向が伸びているので、Webブラウザを利用してWebサイトを見る時など、一度に表示できる情報が多くなるメリットがある。

 なお、採用パネルはシャープの「LQ144P1JX01」。また、Windowsの設定から確認する限りは、HDRには未対応だった(Dolby Visionには対応)。

別売のSurfaceスリムペン2は磁気で強力に吸着する

Surfaceスリムペン2はパームレストの下部にマグネットで固定。かなりがっちり吸着するので外すのはそれなりの力が必要

 本製品では、MicrosoftのSurfaceスリムペン2(別売、Microsoftストアで1万5,950円)を利用でき、マグネットでパームレスト下部に固定可能だ。ペンタブレットモードにしてペン入力をすぐに行なえるのは、重要なアドバンテージと言える。

このようにパームレストの下にペンが格納される

 なお、Surface Pro 8ではこのSurfaceスリムペン2は、本体に内蔵できず、別売のキーボード(スリムペン2付きSurface Pro Signatureキーボード)とセットで購入した場合に、キーボード側に格納して充電できる仕組みになっていた。

 Surface Laptop Studioの方では、ペン固定のための磁力が非常に強く、良くも悪くも簡単には取れない。実際にかばんに入れて持ち運んでみたが、勝手に外れることがなかった。

 この磁力はパームレストの下部だけでなく、上部からも効いているため、間違えてパームレスト上部にペンを置いたままディスプレイを閉じるという「拷問試験」を行なわないように注意したい。なお、正しく下部に付ければペンの充電が行なわれる。

Windows 11の設定で誘導信号の強さが設定できる。強さは1~100段階で設定できる

 Surfaceスリムペン2は、Surface Pro 8の記事でも紹介したように、新しいハプティックを利用した「誘導信号」の機能を利用できる。

 この誘導信号を利用するには、ペンだけでなく、ディスプレイに内蔵されているデジタイザも対応している必要があるが、Surface Laptop Studioはもちろんサポートしている。

 基本的な仕組みや機能はSurface Pro 8と同じで、ペンがパネルに設置している時にペン側のハプティックモーターが振動することで、紙に書いた時の摩擦感を指に与える仕組みになっている。

 この機能をオフにすると、一般的なタブレットのペンデバイスに書くような、ガラスの上を滑っていく感じになる。

タッチパッドもハプティックが入っており、パッドのどこでもクリックできる

タッチパッドにはハプティックが入っており、押したところにフィードバックをかける仕組み

 ハプティックが入っているのは、ペンデバイスだけではない。今回のSurface Laptop Studioでは、120×80mmと大型のタッチパッドにもハプティックが入っており、ユーザーがタッチパッドをクリックした時にフィードバックとして振動を返す仕組みになっている。

ハプティックによるフィードバックは強弱を5段階(100、75、50、25、0)で調節可能
サイズは120×80mmと大型のタッチパッド
パッドの右下を押すと、マウスの右クリックと同じ動作に

 従来型のタッチパッドに慣れていると、クリックの際にタッチパッドの下側を押してしまいがちだが、慣れてくるとどこでも押せるので便利に感じる。なお、右クリックはタッチパッドの右下あたりをクリックする必要があるので、これは従来型のタッチパッドと同じだ。

 筆者は普段からタップとダブルタップでクリックしており、右クリックの時だけボタンないしはパッドの下側を使っているので、まったく違和感なく使いこなすことができた。しかし、逆に普段から左クリックのハードウェアボタンになれている人は、慣れるまで少々時間がかかるだろう。

キーボードとタッチパッド
スペースキーの隣に「A」と「あ」がある新しい日本語配列キーボード

 キーボードはスペースキーの隣に「A」と「あ」がある新しい日本語配列キーボードになっている。キーピッチは約19mmでフルサイズだ。キーボードが本体にがっちり固定されており、かなり強くキーを入力してもグラグラするようなことはなく、打鍵感は良好だった。

これぐらい立てると快適に入力できた

 ただ、本体に角度がついていないため、キーボードに傾斜があった方が入力しやすいという人には、やや違和感があるかもしれない。その場合は、ヒンジの下に台を入れるなどすれば良いだろう。

Windows Helloの顔認証をサポートした前面カメラ

 生体認証は、Webカメラと一体のIRカメラによる顔認証だけで、指紋認証センサーは搭載されていない。マスク着用率が極めて高い日本では、外での仕事のことを考えると、指紋認証センサーを搭載してほしかったところ。次期モデルでの改善を期待したい。

CPUは第11世代CoreのH35シリーズ、メモリは最大32GB、ストレージは2TBのSSD

 Surface Laptop Studioの詳細なスペックは以下のようになっている。

【表】Surface Laptop Studioのスペック
CPU第11世代Core H35(Core i5-11300H/Core i7-11370H)
GPUIris Xe(11300Hモデル)/
GeForce RTX 3050 Ti-4GB GDDR6(11370Hモデル)/
NVIDIA RTX A2000-4GB GDDR6(11370H 法人モデル)
メモリ16GB/32GB(LPDDR4x)
ストレージ256GB/512GB/1TB/2TB
ディスプレイ14.4型PixelSense Flow(120Hz、2,400×1,600ドット(201ppi)、1,500:1)
タッチ/ペン10点マルチタッチ/Surfaceスリムペン2
カメラ(Windows Hello対応有無)1080pフロントカメラ(Hello対応/Windows enhanced hardware security対応)
Thunderbolt 42
オーディオ端子3.5mmヘッドフォン
マイクデュアルマイク(遠方界対応)
その他ポートSurface Connect
Wi-FiWi-Fi 6
BluetoothBluetooth 5.1
センサー加速度計/ジャイロスコープ/磁力計/環境光センサー
TPMfTPM(一般消費者向け)/ハードウェアTPM(法人向け)
キーボードメカニカルキー(バックライト搭載)
ポインティングデバイス高精細ハプティックタッチパッド
ACアダプタ65W(5W USB Type-A、Core i5モデル)/
102W(7W USB Type-A、Core i7-dGPUモデル)
バッテリ(サイズ/駆動時間)58Wh/最大19時間(i5)、最大18時間(i7)
カラープラチナ
サイズ(幅×奥行き×高さ)322.58x228.6x17.78mm
重量1.7429kg(i5)/1.8202kg(i7)
OSWindows 11 Home/Windows 11 Pro/Windows 10 Pro

 CPUは第11世代Core(開発コードネーム: Tiger Lake)のH35シリーズ(TDP 35W)が採用されている。H35は、UP3シリーズ(TDP 28~15Wなどで可変)と同じ1チップ構成の製品で、元々は薄型ノートPC向けとして開発されたCPUだ。

 このため、クロック周波数もUP3などに比べてやや高めに設定されており、上位モデルに採用されているCore i7-11370Hであれば、ベースクロックで3.3GHz、Turbo Boost時の最高クロックで4.8GHzという周波数になっている。

 Turbo Boostが有効になっている状態では、後述するようにUP3のCore i7を搭載しているSurface Pro 8と比較して高い性能を発揮できる。

放熱は左右のこのスリットから排熱される。フルにCPUやGPUを回すと結構熱い風が出てくる……

 また、Surface Pro 8はdGPU(外付GPU)を搭載していないが、Surface Laptop Studioでは、従来モデルのSurface Bookシリーズと同じようにdGPUを搭載している(Core i5モデルは内蔵GPUのみ)。

 搭載されているのは一般消費者向けがGeForce RTX 3050 Tiで、法人向けがNVIDIA RTX A2000となる。基本的にはどちらも同じAmpereアーキテクチャのGPUで、4GBのGDDR6メモリを搭載している。

 ダイのコードネームは両方GA106であり、同じチップと考えて差し支えない。違いはNVIDIA RTX A2000は、プロフェッショナルアプリケーション(3D CADなど)の認証を取得しており、稼働保証によって、ベースクロックがやや高めに設定されている点だ。

 メインメモリは16GBないしは32GBのLPDDR4xで、実機で確認したところLPDDR4x-4266が採用されていた。また、SSDは256GB、512GB、1TB、2TBのモデルが用意されており、製品の内部ではM.2 2280に対応したモジュールで実装されており、物理的に交換は可能だ。

 物理的にと書いたのは、交換するためには、底面のゴム足の下に隠れているネジをあけないと外せないためで、Surface Pro 8のように、SSDのふたをSIMピンで押すだけで簡単にSSDモジュールにアクセスできるようにはなっていない。ただ、その気になれば物理的に交換することは可能ということだ。

 なお、今回の個体には、HynixのHFS001TDE9X073NというPCI Express 3.0接続の1TBのモジュールが内蔵されていた。

バッテリは58Wh、dGPUモデルで最長18時間。「スマート充電」は完全オフにはできない

本体の左側面、Thunderbolt 4×2
本体の右側面、ヘッドフォン端子とSurface Connect

 ポート類はThunderbolt 4に対応したUSB Type-Cが左側に2ポート、Surface専用のACアダプタ/ドックコネクタとなるSurface Connectとヘッドフォン端子が右側に1ポートずつという非常にシンプルな構成になっている。

 無線類は、Wi-Fi 6とBluetooth 5.1に対応したIntel Wi-Fi 6 AX200で、2x2の160Hz幅の5GHz帯接続で最大2.4Gbpsでアクセスポイントと通信できる。なお、ワイヤレスWANのオプションは用意されていない。

 バッテリの容量は58Whになっており、薄型ノートPCとしては比較的大容量だ。カタログスペックではCore i5/dGPUなしモデルで最長19時間、Core i7/dGPUありモデルで最長18時間という駆動時間になっている。

 駆動時間は十分実用だと思うが、1つ気になったのは、「スマート充電」という機能が標準でオンになっており、これを完全にオフにできないことだ。

 Microsoftの説明によれば、スマート充電とはバッテリの消耗が加速するような状況(例えば温度が一定以上になる、ACアダプタに接続されている状況が続く)などの場合に自動的にオンになる仕組みで、スマート充電がオンになっていると、充電は80%に達すると自動で停止する仕組みになっている。

スマート充電機能、完全にオフにする機能はなく、一時的にオフにできるだけ。バッテリをフルに使うような外出の数時間前にはオフにしておきたい

 確かにバッテリを保護する意味では正しいと思うのだが、これが自動でオンになるため、結構な頻度で外出時に持っていこうとしたら80%しか充電されていなかった、ということが発生する。

 外出しそうだなとPCが判断してくれて、その場合には自動でオフになってくれるなら本当の意味でスマートな機能なのだが、筆者のように常に外出時には100%まで充電してから持って行きたいと考えるユーザーにとってはややお節介な機能なのだ。

 これが完全にオフにできるのなら問題ないのだが、現状はSurfaceの設定アプリから一時的にオフにすることしかできず、外出前の数時間前に一時的にオフにするという運用しかできないのだ。

 こうした仕様は最近の新しいSurfaceでは共通で、Surface Pro 8もそうなっている。ぜひとも完全にオフにするオプションを今後のアップデートなどで用意してほしい。

付属のACアダプタ、重量は実測で381g

 なお、Surface ConnectのACアダプタは、Core i5モデルは65Wのものがバンドルされ、Core i7モデルは102Wのモデルがバンドルされる。

 USB Type-CポートはThunderbolt 4に対応しているため、USB PDでの充電もできる。自宅にいる時はSurface ConnectのACアダプタやドッキングステーションを利用し、外出時にはUSB PDで充電という使い方も可能だ。

ベンチマークではSurface Pro 8を上回る性能を発揮する

 それではベンチマークを利用して、Surface Laptop Studioの性能をチェックしていこう。比較対象として用意したのは、Surface Pro 8(Model 1983 i7、Core i7/メモリ16GB/SSD 256GB)と、13インチ MacBook Pro(2020モデル、M1/メモリ16GB/SSD 256GB)の2機種。

 ベンチマークはCinebench R23、GFXBenc h、BAPCo/CrossMark、PCMark 10の4種類で、PCMark 10に関してはMacBook Proは対応していない(Windows版しか用意されていない)ので、スコアはない。

 なお、CrossMarkとGFXBenchに関してはiOS版とAndroid版もあるので、参考までにSurface Duo 2(Android 11)とiPhone 13 Pro(iOS 15)のスコアも載せておいた。

Cinebench R23

 Cinebench R23はCPUの性能をマルチスレッドとシングルスレッドの2つのテストで調べるテストだ。前者はCPUコアの数などが効いてくるテストで、後者はCPUコアの性能そのものを示しているスコアだと考えることができる。

 マルチスレッドではコア数が8コアあるM1がよい結果を残し、シングルスレッドでは第11世代Core H35を搭載したSurface Laptop Studioがよい結果を残すというのは、これまでの傾向と基本的には同じだ。

GFXBench R5

 GFXBench R5はGPUの描画性能を計測するテスト。解像度が高いテスト(1440p Aztec Ruins(High Teir) Offscreen)などの結果を見ると明らかだが、dGPUを搭載しているSurface Laptop Studioが高性能を発揮している。 GPUを多用するアプリケーションを使うユーザーなら、Core i7+GeForce RTX 3050 Ti/RTX A2000を選ぶ意味があると考えることができる。

CrossMark/Overall
CrossMark/詳細

 CrossMarkはクロスプラットフォームでデバイスの性能を計測するベンチマーク。総合(Overall)と応答性、クリエイティブアプリ、生産性アプリのそれぞれのテスト項目と結果が用意されている。Surface Laptop StudioはSurface Pro 8、13.3インチ MacBook Proを総合スコアで上回る結果を残している。Surface Duo 2の結果が実はとてもよいのも意外な結果だ。

PCMark10総合
PCMark10詳細

 dGPUを搭載しているSurface Laptop Studioは、GPUの性能が効いてくるテスト項目でSurface Pro 8を上回っていることが詳細な結果から分かる。GPUの性能を必要とするようなユーザーに最適な製品であることを示している。

「タイムイズマネー」で少しでもPCの処理を速くしたいと考えているユーザーにおすすめ

13型のディスプレイを搭載したSurface Pro 8(左)と14.4型のSurface Laptop Studio(右)の比較

 以上のように、性能面からSurface Laptop Studioを見ていくと、Surface Pro 8に比べてCPUも、そしてGPUも高い性能を発揮する。dGPUを搭載しているのだから当然だが、CPUがTDP 35Wの第11世代Core H35シリーズであるということも見逃せないメリットだと言える。

 14.4型で2,400×1,600ドット(220ppi)の高精細なパネルを採用し、120Hzのリフレッシュレートをサポートしていることも、高い表示品質という観点で注目すべきポイントと言える。

重量は実測値で1.813kg(公称値では1.8202kg)

 1つだけケチをつけるとすれば、やはりその重量となるだろう。14.4型というやや大型のディスプレイを搭載し、高性能なCPUやGPUを搭載しているとは言え、1.8kg超という重量は正直言って毎日持ち歩くにはやや厳しい。

 そう考えると、本製品は第11世代Core H35とdGPUという組み合わせによる高い性能を必要としていることが大前提で、その上で現在は在宅勤務となり、たまにPCを持ち出すぐらいというユーザーにおすすめできる製品と言える。

 最近ではビジネスパーソンがAdobeのCreative Cloudなどを利用して、写真編集や動画編集を行なうことが増えている。少しでもそうした処理を高速に行ない、余った時間でほかのことをしたいという「時間をお金で買いたい」と考えているユーザーにこそおすすめしたい製品だ。