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Surface Laptop Studioが国内でも発売。Duo 2などとともにラインナップ拡充

Surface Laptop Studioは3月に発売

 日本マイクロソフト株式会社は27日、国内で11日に発売となった2画面Androidデバイス「Surface Duo 2」に関する記者説明会を開催。あわせて「Surface Laptop Studio」の国内発売も発表した。

国内でもSurface Laptop Studioが発売。約21万円から

 説明会ではMicrosoft Corporate Vice PresidentのMatt Barlow氏が登壇。Surface Duo 2の説明に加え、Dynamic Woven Hingeによる変形機構を特徴とする「Surface Laptop Studio」の国内投入を発表した。本日27日より予約受付を開始し、3月1日に発売を予定している。

Surface Laptop Studioを手に持つMicrosoft Corporate Vice PresidentのMatt Barlow氏

 ディスプレイ中央にヒンジを設けた構造で、デスクトップ/ステージ/スタジオモードの3形態で利用できるのが特徴。CPUに第11世代Core H35、GPUにGeForce RTXシリーズを選択可能で、120Hz表示対応14.4型2,400×1,600ドットディスプレイも備えた高性能ノートとなっている。

 主な構成は、最下位モデルの場合、Core i5-11300H/16GBメモリ/256GB SSD/Iris Xe(CPU内蔵)などを搭載し、価格は20万9,880円。最上位モデルの場合、Core i7-11370H/32GBメモリ/2TB SSD/GeForce RTX 3050 Ti Laptopなどを搭載し、価格は39万280円となっている。

 そのほか、企業や教育機関向けに展開してきた「Surface Pro 7+」の一般ユーザー向け販売も2月8日に開始。これに先駆けて、タイプカバーとセットになった数量限定モデルも1月29日に発売する。また、最大1万5,400円引きとなる学生向け特別モデルも数量限定で用意する。

Surface Pro 7+の一般向け販売も開始
Surfaceシリーズが最大1万5,400円引きとなる学生向けの数量限定モデルも用意

高い生産性をいつでもどこでも発揮できるSurface Duo 2

 Barlow氏からは、Surface Duo 2に関する製品紹介も行なわれた。

Surface Duo 2
Surface Duo 2を持つMatt Barlow氏

 コロナ禍の影響によるリモート/ハイブリッドな環境が約2年にも及ぶ中で、Surfaceチームでは、すべてのユーザーが新しい生活様式においても生産性を高められるよう、製品ポートフォリオの拡充を進めてきた。また、WindowsやOfficeなどと緊密に連携し、最高の状態で利用できるよう開発を行なっているという。

 Surface Duo 2は、ポケットに入るサイズでありながら、Microsoft 365のパワーを存分に発揮できるデバイスで、2画面を活かした高い生産性とエンターテイメント性を提供。移動の多いプロフェッショナルや、すべてのシーンで生産性を高めたいユーザーをターゲットとしている。

 従来のSurface Duoの持っていた「モバイルデバイスがどうあるべきか」というビジョンをさらに押し進める製品だとしており、プレミアムスマートフォンで求められる機能を詰め込み、2つの画面を搭載することで、より高レベルなマルチタスクを実現したという。

2画面とヒンジによる変形を活かした様々な使い方が可能
Snapdragon 888の搭載や5Gへの対応など強化を実施

 従来機種からの強化点として、SoCにSnapdragon 888を採用するほか、5Gへの対応や、トリプルレンズのカメラ、より大型化した5.8型/8.3型PixelSense Fusionディスプレイなどを搭載。Surface Slim Pen 2もサポートし、会議をしながらメモを取るといった使い方も可能とした。

 同氏は日本市場について、グローバルでみてもSurfaceへの関心が高い地域の1つだとした上で、Surface Duo 2を日本で提供できて非常に興奮していると述べた。

国内では「もう、スマホには戻れない。」のメッセージとともに展開
3月にはUNITED ARROWSとの共同キャンペーンも実施予定