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フルカーボンのVAIO Zに新モデル。新CPUとAIノイキャン搭載。OSはWindows 11に

VAIO Z

 VAIO株式会社は、フラグシップモバイルノートPC「VAIO Z」の新モデルを発売した。2021年2月発売時のVAIO Zに新CPUが追加されるとともに、Windows 11搭載となったほか、AIノイズキャンセリングといった新機能も実装。VAIOストアでの直販価格は最小構成で31万1,080円からで、ソニー取り扱いのモデルは29万9,200円からとなっている。

 VAIO Zは同社の最上位製品で、高性能なCore Hプロセッサを搭載することに加え、5Gをサポートするなど高性能・高機能を特徴とする。さらに、世界初という立体成型フルカーボンボディとなっており、筐体全域にカーボン素材を採用することで、14型サイズながら1kgを切る軽量さを実現した。

 なお、これまでの最小構成時の重量は約958gだったが、これはCore i5のCPUを搭載した場合で、今回からCore i5の選択肢がなくなったため、もっとも軽い重量は約982gとなっている。

 今回、これまでのCore i7-11370Hに対し、Core i7-11390Hを用意。Intelが性能を保証するプレミアムノート規格であるEvoプラットフォームにも準拠する。また、今回のVAIO Zから環境ノイズを抑制するAIノイズキャンセリング機能を搭載し、Web会議中などにおける周囲の雑音を効果的に取り除けるようになった。

 このほか、製品購入時のカスタマイズにおいて、2021年10月発売モデルではプレミアムエディション限定だった「隠し刻印キーボード」や「シグネチャーブラック」が選択可能になった。前者では黒色のキートップに黒文字で刻印を施すというこだわりの人気仕様とし、後者は筐体表面のカーボン繊維をあえて表出させた特別デザインとなっている。

 また、VAIO Zの勝色特別仕様モデルも併売されており、同社コーポレートカラーの深く濃い藍色を筐体に施しつつ、黄金色のロゴプレートとオーナメントでアクセントを設けた数量限定商品となる。専用の勝色クリーニングクロスが付属し、勝色化粧箱が使われるなど、通常モデルとは違う趣のパッケージを採用する。

 現在VAIOストアでは、新規会員登録者に最大2万5,000円分のクーポンが配布されている。

シグネチャーブラックモデル
勝色特別仕様モデル