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ソフトバンク、OpenAIへ最大6兆円の追加出資

 ソフトバンクグループは3月31日、OpenAIに最大400億ドル(日本円で5兆9,808億円)の追加出資を行なうと発表した。うち100億ドルは外部投資家にシンジケーションする予定で、ソフトバンクグループの実質的な出資額は最大300億ドル(4兆4,856億円)となる見込み。

 3月31日付けで出資契約が締結されており、4月中旬に100億ドル、12月に最大300億ドルの出資がそれぞれ完了する予定。

 ソフトバンクグループでは、人類の進化に向けたASI(Artificial Super Intelligence、人工超知能)の実現を使命に掲げており、その過程であるAGI(Artificial General Intelligence、汎用人工知能)の実現に最も近いとされるOpenAIを超重要パートナーとして位置付けて、2024年9月以降、OpenAIに対し合計で22億ドルの投資を行なってきた。

 その上で、AGIおよびASIの実現にはOpenAIのAIモデルの進化が鍵になると考えており、さらなる成長の支援とその成果を自社に取り込んでいくため、追加出資を決定したと説明している。