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第12世代Coreに刷新した「ThinkPad X1 Nano Gen 2」。最大14コア搭載

ThinkPad X1 Nano Gen 2

 Lenovoは5日(米国時間)、フラグシップブランド「X1」シリーズを刷新した。このうちノートの「ThinkPad X1」シリーズは、「Nano」、「Yoga」、「Carbon」の3モデルが最新の第12世代Coreとなり、性能が引き上げられた。

 搭載されるCPUいずれのモデルも「28P」を含む第12世代Coreとなっており、最高14コア構成となっている。OSはWindows 11 Proを選べ、ダウングレード権を利用したWindows 10 Proや、Fedora、Ubuntu Linuxもサポートする。

ThinkPad X1 Nano Gen 2

 ThinkPad X1 Nano Gen 2は1kg切りの軽量性を実現したモバイルノート。2022年4月出荷で、価格は1,659ドルより。

 メモリは最大32GB、ストレージは最大2TBのPCIe SSDを選択可能。ディスプレイは2,160×1,350ドット表示対応となっており、非タッチとタッチ対応(AOFT:Add On Film Touch、軽量なタッチフィルム)の2種類から選択できる。また、5G sub-6 CAT20によるモバイル通信もオプションで対応する。

 インターフェイスはThunderbolt 4×2、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、フルHD対応Webカメラ、音声入出力などを備える。バッテリは49.6Wh。本体サイズは非タッチモデルが293.2×208×14.47mm(幅×奥行き×高さ)、タッチモデルが293.3×208.1×14.77mm(同)、重量は970gより。

ThinkPad X1 Yoga Gen 7

ThinkPad X1 Yoga Gen 7

 「ThinkPad X1 Yoga Gen 7」はディスプレイが360度回転する2in1。2022年3月出荷で、価格は1,749ドルより。

 ディスプレイは1,920×1,200ドット表示対応のIPS AG Touch/ARAS Touch/AG Touch with Privacy Guard、または3,840×2,400ドットのOLED LP ARAS Touchから選択可能となっている。それ以外の仕様はThinkPad X1 Nano Gen 2とほぼ同様。

 インターフェイスはX1 Nano Gen 2からUSB 3.0×2、HDMI 2.0bが増えている。バッテリは57Wh。本体サイズは314.4×222.3×15.53mm(同)、重量は1.38kgより。

ThinkPad X1 Carbon Gen 10

ThinkPad X1 Carbon Gen 10

 「ThinkPad X1 Carbon Gen 10」は言わばX1 Yoga Gen 7のディスプレイが回転しないモデルだが、液晶は1,920×1,200ドットと3,840×2,400ドット以外に、2,240×1,400ドット表示対応IPS AR、2,880×1,880ドット表示対応OLED AG ARASが選択可能となっている。

 本体サイズは315.6×222.5×14.95mm(同)、重量は1.12kgより。