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【初級者向け企画】パソコン工房の3億円還元を活用し、プロゲーマーのガチくんがゲーミングPCを自作(その2)
~前半までの組み立て手順と、各パーツの機能を紹介。組み立てたマシンはそのまま読者プレゼント!!
- 提供:
- 株式会社ユニットコム
2019年11月8日 11:00
現在、パソコン工房を運営する株式会社ユニットコムが、購入金額の一部を同社の商品券やポイントでキャッシュバックする施策「総額3億円分早い者勝ち!最大20%還元キャンペーン」を年末まで開催している。購入金額に応じて、店頭では商品券、通販ではポイントが新品の場合は最大10%、中古品の場合は20%還元される。
新品については完成品のPCでも、自作PCパーツでも対象となる。そこで今回PC Watchは、この還元祭に乗っかり、お得にPC 1台分のパーツ一式を購入し、組み立てるとともに、われわれからも読者還元として、完成したPCをプレゼントする企画を実施する。
組み立てるのはミドルクラスのゲーミングPCだ。そこで、パソコン工房でコラボモデルとして「ガチくんモデル」を展開している、プロゲーマーのガチくんに声をかけ、ガチくんに組み立ててもらうことで、PCについての見識を深めてもらう。PCおよびその自作初心者の読者にも参考になるだろう。
記事は4回にわたって掲載し、各記事に掲載されたキーワードをすべて集めることで、プレゼントに応募できる。
マザーボードへのCPUの取りつけ
それでは、第2回、第3回の記事で、組み立ての手順を紹介する。マザーボードやビデオカードなどの基板類は、メーカー/製品によって形状やコネクタの位置などが変わる。しかし、コネクタ類の規格はすべて統一されているので、違う製品で組み立てを行なう場合にもこの記事は参考になるはずだ。
パーツ | 製品 | 金額 | 商品券 |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-9600K BOX | 28,600円 | 2,000円 |
CPUファン | Cooler Master PR-H412-20PK-R2 | 2,830円 | -- |
メモリ | G.SKILL F4-3600C16D-32GTZNC(16GB×2) | 23,078円 | 2,000円 |
マザーボード | PRIME Z390-A | 24,398円 | 2,000円 |
SSD | Intel 760P 256GB | 5,500円 | -- |
ビデオカード | ASUS PH-RTX2060-6G | 39,480円 | 3,000円 |
電源 | Cooler Master MPX-6501-AMAAB-JP | 6,180円 | -- |
ケース | ASUS GT501 | 22,000円 | 2,000円 |
OS | Windows 10 Homeパッケージ | 17,600円 | -- |
その他 | 各種セット割引などの合計 | -7,350円 | -- |
合計 | 162,316円 | 11,000円 |
まずは、マザーボードにCPUを取りつける。今回購入したのはASUSのPRIME Z390-AというATXフォームファクタの製品だ。ここに取りつけるパーツは、CPU、メモリ、ストレージ(SSD/HDD)、ビデオカードとなる。このうち、ビデオカードはマザーボードをケースに収めた後に取りつける。本稿では、ストレージの取り付けまでを紹介する。
マザーボードは、人間の体になぞらえると背骨のようなもの。各種パーツを取りつけるソケットやコネクタ、スロットにバスという神経が通っており、CPUなどのパーツと信号を送受信する。
マザーボードに載っているソケットやコネクタはかなり数も種類も多い。自作初級者がはじめてマザーボードを見ると気後れするかもしれない。しかし、メインとなるソケット、コネクタ類は、正しい方向にしか取りつけられないようになっている。そこを踏まえて取りつけを行なっていけば、問題なく進められるだろう。
CPUは、PCにとっての頭脳。いまでこそ、ソフトによっては一部の処理をGPUで行なうが、基本的にほとんどの処理や計算などはCPUが行なう。CPUの性能は、アーキテクチャ(世代)、周波数、コア数などで決まるが、最近では、アーキテクチャ間の性能差はさほど大きくなく、周波数も何世代にもわたって頭打ちとなっているので、コア数が性能に大きく寄与すると考えていい。ざっくりと、2コア以下はエントリークラス、4~6コアがミドルクラス、8コア以上がハイエンドクラスといったところか。
CPUクーラーの取りつけ
CPUクーラーは、CPUを冷却するための装置。さまざまなメーカーからさまざまなグレードのものが販売されている。選び方としては、
- CPUのTDP(熱設計電力)に対応しているか
- CPUのソケット形状(LGA1151など)に対応しているか
- 使うケースのなかに収まりきるか
がポイントとなる。これに見合うものであれば、あとは値段を優先させたり、あるいは見栄えが好みのものでもいいだろう。
メモリの取りつけ
メモリは起動するアプリやデータを一時的に読み込んでおく装置。Windows 10は、32bit版は1GB、64bit版は2GBからで動くが、これは最低限であり、快適に動くとは言いがたい。とくにゲームをするのであれば、最低限16GBは積んでおきたい。メモリにも速度はあるが、これはあまり気にしなくてもいい。イマドキはほぼDDR4のメモリソケットを積んでいるので、メモリもDDR4を選ぶ。
ただし、同じ容量・タイプのものを2枚セットで使うことは覚えておきたい。1枚でも動作するが、2枚だとメモリ-CPU間の転送速度が倍になる。そのさい、マザーボードのメモリソケットが4つ以上ある場合、2つ同士がペアのソケットになっているので、きちんとペアとなっているソケットに挿す。どのソケットがペアなのかは、色分けされていたりするが、マザーボードごとに違うので、マニュアルを参照しよう。
SSDの取りつけ
SSDは、OSのほか、各種アプリをダウンロード/インストールしておく装置。データを保持するという点では、メモリと同じだが、メモリは高速だが容量が少なく、SSD/HDDは安価で容量が大きい。その点で、メモリは机、SSDは本棚に例えられることがある。SSDという本棚にたくさんのアプリを収蔵しておき、必要に応じて、メモリという机に持ってきて広げて読む。読み終わったら、本棚に戻して、別のアプリを読み出すという具合だ。
SSDと同種のストレージとしてHDDもある。HDDはSSDより容量が大きく値段も安いが、速度が遅い。OSを入れるストレージとしてはSSDを選ぶべきだ。ただし、今回購入したSSDは、予算の関係で250GBとやや少なめ。それを補うため、データ用・アプリの待避用に後日、HDDも購入して取りつける予定となっている。
今回の組み立てはここまで。次回、組み立て完成までを紹介する。
総額3億円分早い者勝ち!最大20%還元キャンペーンについて
2019年12月31日までの間、パソコン工房店舗およびインターネット通販で対象の商品を購入することで、商品券あるいはポイントによる還元が受けられる。なお、還元を受けるにあたり、Webは「パソコン工房WEB会員」への登録、店舗はパソコン工房各店「LINE@」会員への友だち登録が必要となる。
パソコン工房のガチくんモデル
前述のとおり、パソコン工房では、ガチくんとコラボしたゲーミングPCも販売している。もちろん、今回の還元キャンペーンの対象にもなっているので、自作は厳しいがPCは欲しいというユーザーは、こちらも検討していただきたい。
今回のキーワード
本特集では、今回ガチくんが組み立てたPCをそのままプレゼントする。応募にあたっては、全4回の特集記事のキーワードが必要になる。第2回のキーワードは「3億円還元祭で」だ。