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【初級者向け企画】パソコン工房の3億円還元を活用し、プロゲーマーのガチくんがゲーミングPCを自作(その1)
~お得な買い方を伝授。組み立てたマシンはそのまま読者プレゼント!!
- 提供:
- 株式会社ユニットコム
2019年10月30日 16:00
現在、パソコン工房を運営する株式会社ユニットコムが、購入金額の一部を同社の商品券やポイントでキャッシュバックする施策「総額3億円分早い者勝ち!最大20%還元キャンペーン」を年末まで開催している。購入金額に応じて、店頭では商品券、通販ではポイントが新品の場合は最大10%、中古品の場合は20%還元される。
新品については完成品のPCでも、自作PCパーツでも対象となる。そこで今回PC Watchは、この還元祭に乗っかり、お得にPC 1台分のパーツ一式を購入し、組み立てるとともに、われわれからも読者還元として、完成したPCをプレゼントする企画を実施する。
組み立てるのはミドルクラスのゲーミングPCだ。そこで、パソコン工房でコラボモデルとして「ガチくんモデル」を展開している、プロゲーマーのガチくんに声をかけ、ガチくんに組み立ててもらうことで、PCについての見識を深めてもらう。PCおよびその自作初心者の読者にも参考になるだろう。
記事は4回にわたって掲載し、各記事に掲載されたキーワードをすべて集めることで、プレゼントに応募できる。
パーツ構成を練る。ターゲットはミドルクラスのゲームが快適に動くこと
キャンペーンの期限が12月31日であり、3億円に達した時点でも終了となるため、急いだほうがいいということで、10月末、さっそくガチくんを引き連れて、パーツを買いに秋葉原のパソコン工房BUY MORE本店を訪れた。
この還元祭では最大で10%が還元。新品PCだと、10万円以上15万円未満のものは1万円、15万円以上のものは1万5千円が還元。新品PCパーツだと、2万円以上3万円未満は2千円、3万円以上は3千円の還元となる(いずれも税別)。
今回はパーツを一式購入するわけだが、2万円未満や3万円を大きく超えるものを多く購入してしまうと、還元が目減りしてしまうことになる(3万円のものを買っても、6万円のものを買っても、もらえるのは3千円の商品券)。そこで、パソコン工房の通販サイトで、各パーツの価格を調査しながら、事前に購入するものの目星をつけておいた。なお、ここで書いている価格は、いずれも10月末時点のもので、記事掲載時には変動している可能性がある。
最近は電子マネーなどを利用したキャッシュレス還元が話題だが、本キャンペーンは、キャッシュレス支払い以外に、現金やクレジットカードなど、既存の支払い方法でも還元されるのもポイントだ。
全体の構成としては、「ストリートファイターVアーケードエディション」が快適に動作するスペックを目指す。ガチくんがプロとしてメインでプレイしてるから、というのもあるが、現在、インテルのキャンペーンとして、Core i5のCPU単品や搭載PCを購入すると同タイトルがもらえるからだ。
同タイトルをある程度余裕を持って動かせる構成にしておけば、大方のゲームをフルHD解像度で快適にプレイできるし、ゲームをしながら配信したり、録画したゲーム動画の編集といったこともストレスなくできる。全体の予算は15万円程度とした。
ゲームをプレイするうえで、もっとも重要なのはGPUだ。GPUの選択肢としてはAMD製とNVIDIA製がある。どちらを選んでもいいのだが、今回はユーザー数が多いNVIDIA製にすることにした。ターゲットはミドルクラスだが、アーキテクチャは最新のほうがいい。
ということで、GeForce RTX 2060となるのだが、同GPUには古い無印と、新しいSUPERとがある。SUPERのほうが一回り性能が高いが、価格は4万5千~5万5千円前後となる。一方の、無印は3万5千~4万5千円前後。前述のとおり、1つのパーツで3万円を大きく超えても、還元額は3千円なので、ややお得度が下がってしまう。
ということで、GPUはGeForce RTX 2060(無印)を搭載したASUSの「PH-RTX2060-6G」を選んだ。価格は4万円ほど。還元を考えるとベストな価格帯ではないのだが、これよりグレードを下げてしまうと、ゲーム性能ががくっと落ちてしまう。性能と価格のバランスを見て、この製品にした。
つぎにCPU。CPUは、いまなら6コアは欲しいところ。そうすると、6コアのCore i5の最上位はCore i5-9600Kとなる。こちらは6コアで、ベース周波数が3.7GHz、ブースト周波数が4.6GHzとなる。価格は2万5千円程度と、還元を受けるのにちょうどいい価格だ。
この上のCore i7-9700Kを選ぶと8コアになるが、4万円を超えてしまう。また、前述のストリートファイターVアーケードエディションがもらえるのは、Core i5限定となるのもあり、Core i5-9600Kを採用した。
【お詫びと訂正】初出時にCore i7-9700Kがハイパースレディングテクノロジー対応と記載しておりましたが、非対応です。お詫びして訂正させていただきます。
メモリは、ゲームをやるなら最低でも16GBは欲しい。パソコン工房の価格を見ると、メーカーやグレードによって多少の差はあるが、G.SKILLのDDR4-3600 16GB×2本セットが2万3千円程度だったので、すこし贅沢だが還元対象となるように32GBを積むことにした。
これらのパーツを載せるマザーボードについては、あまりこだわりはない。ゲーマー向けということでチップセットはIntel Z390、価格は2万円を少し超えるくらいという条件で探したところ、ビデオカードと同じASUSの「PRIME Z390-A」が2万4千円だったので、これにした。
ストレージはもちろんSSDだ。従来のSATAよりも帯域が広い、NVMe型のものを選ぶことで、ゲームの起動や読み込みが速くなる。近頃のゲームは、1本で数十GB使うのもめずらしくない。多数のゲームをインストールするのであれば、1TBくらい欲しい。
ただ、パソコン工房のネット通販では、250GBクラスのSSDとWindows 10 Homeがセットで2万円くらいで販売されており、SSDの容量はやや少なくなるが、価格がちょうどいいので、これを狙うことにした。しかしながら、店頭ではこのセット商品の取り扱いがなく、ソフトウェアは還元の対象外ということで、残念ながらこれについては還元が受けられなかった。結果として、Intelの760P 256GB(約5千円)とWindows 10 Home(パッケージ版、約1万7千円)を別々に購入した。
なお、今回はデスクトップPCなので、後付けで容量の大きなHDDを取りつけられる。HDDを増設して、データ用に使ったり、あまり遊ばなくなったゲームを待避させれば、SSDの容量が256GBでも、多くのゲームをインストールしたままにできるのは覚えておいてもらいたい。じっさい、今回の還元を活かして、商品券で増設HDDを買う。
このほか、ケース、CPUファンなども購入。パソコン工房ではセットで購入することで一部パーツが割引になる。それも含め、総額は162,316円(税込み)となった。
この結果、2千円の商品券4枚と、3千円の商品券1枚を入手した。これを使って、今回の買い物に含まれていない、キーボード・マウス、そして増設用HDDなどの購入資金に充てたい。というのも、購入したのは10月末なのだが、この商品券を使えるのは11月1日からとなっているからだ。
パーツ | 製品 | 金額 | 商品券 |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-9600K BOX | 28,600円 | 2,000円 |
CPUファン | CoolerMaster PR-H412-20PK-R2 | 2,830円 | -- |
メモリ | G.SKILL F4-3600C16D-32GTZNC(16GB×2) | 23,078円 | 2,000円 |
マザーボード | PRIME Z390-A | 24,398円 | 2,000円 |
SSD | Intel 760P 256GB | 5,500円 | -- |
ビデオカード | ASUS PH-RTX2060-6G | 39,480円 | 3,000円 |
電源 | CoolerMaster MPX-6501-AMAAB-JP | 6,180円 | -- |
ケース | ASUS GT501 | 22,000円 | 2,000円 |
OS | Windows 10 Homeパッケージ | 17,600円 | -- |
その他 | 各種セット割引などの合計 | -7,350円 | -- |
合計 | 162,316円 | 11,000円 |
次回の記事では、ガチくんに組み立てを行なってもらう。
総額3億円分早い者勝ち!最大20%還元キャンペーンについて
2019年12月31日までの間、パソコン工房店舗およびインターネット通販で対象の商品を購入することで、商品券あるいはポイントによる還元が受けられる。なお、還元を受けるにあたり、Webは「パソコン工房WEB会員」への登録、店舗はパソコン工房各店「LINE@」会員への友だち登録が必要となる。
パソコン工房のガチくんモデル
前述のとおり、パソコン工房では、ガチくんとコラボしたゲーミングPCも販売している。もちろん、今回の還元キャンペーンの対象にもなっているので、自作は厳しいがPCは欲しいというユーザーは、こちらも検討していただきたい。
今回のキーワード
本特集では、今回ガチくんが組み立てたPCをそのままプレゼントする。応募にあたっては、全4回の特集記事のキーワードが必要になる。第1回のキーワードは「パソコン工房の」だ。