イベントレポート
次期Windows 10大型アップデートは「October 2018 Update」に決定
~コンシューマ向けゲーミングPC/2in1の2桁成長も予想
2018年9月3日 00:00
Microsoftは8月31日よりドイツ共和国ベルリン市のベルリンメッセで開催されているIFAの初日に行なわれた基調講演にて、同社幹部が登壇して、今後の戦略などについて説明。また、Windows 10の次期大型アップデートとなるRS5の正式名称として、「Windows 10 October 2018 Update」になることなどを明らかにした。
コンシューマ向けのゲーミングPCや2in1型PCが今後二桁成長の予測
冒頭に登壇したのは、コンシューマ向けの製品やデバイス事業を統括するMicrosoft コンシューマ&デバイスセールス担当 執行役員のニック・パーカー氏で、Microsoftの講演では恒例ともなっている、Windows関連の数字を紹介した。
パーカー氏は、「これまでWindows 10が動作しているデバイスは7億台を超えており、新たに販売されているWindowsデバイスは3億台を超えた。とくにビジネス向けのデバイスが増え、2億台が動作しており、昨年(2017年)比で79%の向上となっている。
また、Microsoft 365の契約数も増え、エンタープライズモビリティスイートの契約者は6,500万ユーザーになっており、昨年比で55%のアップ。さらにコンシューマ向けと法人向けを合わせたOffice 365の契約者は1億6,500万ユーザーとなっている」と述べ、Windowsビジネスの成長をアピールした。
そして、今後の成長の可能性として、「IDCの予測では、FY19(2018年7月~2019年6月期)にはゲーミングPCが15%、薄型ノートPCが11%、2in1デバイスが17%の成長を遂げると予想されている。コンシューマ向けも法人向けも成長する見通しで、とくに消費者のPCへの興味が回復してきており、ゲーミングPCや2in1デバイスは2桁の成長が予想される」と述べ、上述のデバイスがPC業界の成長につながっていくとの見方を示した。
そうした状況のなかで、成長を続けていくために今後も新しい取り組みを行なっていくと強調。その鍵となるのは、Microsoftが近年注力している「インテリジェントエッジ、インテリジェントクラウド」という戦略だという。
「私の娘が愛用しているのはハローキティのPCだが、それと同時にXbox Oneで友達と一緒にゲームをしたりもしている。どちらも彼女にとってはインテリジェントエッジだ。そして私の妻は医療関係で働いているが、ワークステーションノートPCでセキュアクラウドにつないで仕事をしており、それが彼女にとってのインテリジェントエッジだ」と述べた。
つまり、今後はPCも含めて複数のデバイスがAIなどを利用してより便利になっていくクラウド――Microsoftは“インテリジェントクラウド”と呼んでいる――に接続していくというマルチセンス、マルチデバイスの時代がやってくるというわけだ。
パーカー氏は、そうした時代に備える新しいデバイスとして、いくつかのインテリジェントエッジの例を紹介した。
たとえば、STIHLのコネクテッド電動工具では、その利用履歴などがクラウドに自動転送され、故障の予兆などをクラウド側で予測する機能を搭載している。そのほかにもGenetecの小売り店向けAIカメラ、Cheetah Mobileの翻訳機、そしてLenovoが今回のIFAで発表したE Inkと液晶のデュアルディスプレイ構成になっているYogaBook C930などが紹介された(Lenovo、E Inkとのデュアルディスプレイの2in1「YogaBook C930」参照)。
RS5はWindows 10 October 2018 Updateとしてリリースされる
次に登壇したのは、Microsoft プラットフォーム・エンジニアリング担当 執行役員のエリン・チャプル氏だ。
チャプル氏は「昔はデータはローカルに置くしかなく、いっぱいになったらストレージを交換するか消すしかなかった。しかし、今はTBのデータをOneDriveに置くことができるようになっている。また、ローカルにコピーを保持するかは半ば自動であり、OneDriveもまさにインテリジェントクラウドだ」と述べ、OneDriveで容易にマルチデバイス環境を実現できると強調した。
そして、Microsoftが「RS5」の開発コードネームで開発してきたWindows 10の次期機能拡張についてふれ、RS5でWindows PCからSMSを送ったりということが可能になることなどを紹介。さらに、「次期アップデートは“October 2018 Update”になる」と述べ、RS5の正式名称を明らかにした。
また、チャプル氏は同社がACPC(Always Connected PCs)と呼んでいる、セルラーモデムを内蔵し、Wi-Fiなどのローカルネットワークがない場所でも常時インターネットに接続できるPCの推進についてもふれ、「今後普及する5Gを含めてセルラー回線は、PCの使い勝手を大きく変える。いつでもどこでも常時接続の状態でPCを使えるようになる」と述べた。
チャペル氏は、MicrosoftがApple SIMのようなeSIMをPCに実装する取り組みを進めていること、さらに「エンタープライズeSIM」と呼ばれる企業向けのeSIMソリューションも、今後Windows PCに導入していく計画だと説明した。
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