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富士通、Dolby Atmos対応でより省スペースになった23.8型一体型PC

FH77/H3

 富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)は、一体型PC「FMV ESPRIMO FH」シリーズの2023年冬モデルを発表した。23.8型の「FH77/H3」および「FH60/H3」を16日に発売し、実売予想価格は順に24万円強、21万円強の見込み。

 フルHD(1,920×1,080ドット)表示対応の23.8型TFT液晶や、Dolby Atmos対応でツイーター搭載の2+2chステレオスピーカーを搭載する一体型PC。旧モデルと比較して、画面サイズはそのままでスタンドの設置幅を約52mm縮小し、最上部を約21mm薄型化した。

FH60/H3

 4辺狭額縁で省スペース筐体のデザインながら、画面上部にプライバシーカメラシャッターを備えるWebカメラを搭載する。モニター下には、付属の静音マウス/キーボードなどを収納できるスペースが設けられている。

 FH77/H3の主な仕様は、Core i7-1260P、16GBメモリ(最大32GB)、512GB SSD(PCIe 4.0対応)、スーパーマルチドライブ、Windows 11 Homeなど。

 FH60/H3は、Ryzen 5 7530U、8GBメモリ(最大32GB)、512GB SSD、スーパーマルチドライブ、Windows 11 Homeなどを搭載する。

 インターフェイスは共通で、USB 3.1 Type-C、USB 3.1×2、USB 3.0、HDMI×2(入出力各1基)、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、約92万画素Webカメラ(顔認証対応)、SDカードスロット、音声入出力などを備える。本体サイズは544×189×395~398mm、重量は約6.2kg。

 同社は、2ndストレージやOffice Professional 2021などを選択できるカスタムメイドモデルとして、FH77/H3ベースの「WF1/H3」およびFH60/H3ベースの「WFB/H3」も14日に受注開始し、11月中旬に発売する。