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Windows Updateによって古いRadeon RX 9000のドライバが上書きされてしまう問題が解消

 AMDは、グラフィックスドライバ「AMD Software: Adrenalin Edition 25.3.2」を公開した。今回のアップデートでは、Windows Updateによって古いバージョンのグラフィックスドライバがインストールされる不具合が解消された。

 上記以外の不具合修正として、HDMI接続で複数の高リフレッシュレートモニター利用時や、Radeon RX 6000シリーズなどでゲームプレイ中にAltとTabキーを押下時にシステムもしくはアプリケーションがクラッシュする問題が修正された。

 また、以下の内容が修正された。

  • 「Counter-Strike 2」プレイ中、Radeon RX 9070 シリーズでMSAA x8を使用すると誤ったガンマで表示される問題
  • 「Indiana Jones and the Great Circle」で設定が「Very Ultra」品質かつ「Path Tracing」が有効な場合に、アプリケーションがクラッシュする問題
  • ROP 数の検出に「ADL SDK」を利用するサードパーティツールが、誤って64個のROPを報告していた問題
  • Radeon RX 9000シリーズで「Assetto Corsa Competizione」をプレイすると予想よりも低いパフォーマンスが見られる場合がある問題

 新たに「アサシン クリード シャドウズ」と「The Last of Us Part II リマスター」の2タイトルのサポートも追加された。

 開発者向けアップデートとして、Radeon RX 9000シリーズをサポートするAMD Radeon Developer Tool Suite(RDTS)のアップデートが利用可能となった。