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Google Stadiaは10Mbpsの回線でプレイ可。35Mbpsなら4K HDR 60fps対応

 米Googleは6日(現地時間)、欧米地域で年末に発売予定のクラウドストリーミング型ゲームサービス「Stadia」についての新情報を開示した。

 これによると、GoogleではStadiaをプレイする端末とデータセンターを直結するなどし、回線速度が10Mbpsでも720p 60fpsステレオサウンド、20Mbpsでは1080p HDR 60fps 5.1chサラウンド、35Mbpsでは4K HDR 60fps 5.1chサウンドという環境でゲームをプレイ可能という。

 ただし、4K HDR 60fpsでのプレイには、定額でゲームをプレイできる「Stadia Pro」プログラムへの加入が必要となる。料金は月額9.99ドル。非加入の場合、ゲームを単体で購入するかたちとなるが、画質は1080p 60fpsまでに制限される。

【6月7日12時30分更新】初出時に、非加入者の場合、1080p 30fpsまでとしておりましたが、その後Googleのサイトの情報が改められ、1080p 60fpsまでとなったので、記事もそのように修正しました。

 ゲームについては、ボタンを押すなどの行動を取ってから、ゲームが反応するまでの遅延時間もひじょうに重要な要素となる。Googleは具体的な数値は明示していないが、この点について重要視しており、遅延の少ないプレイを提供するとしている。

 StadiaをTVでプレイするのに必要なChromecast Ultraと専用コントローラ、3カ月分のStadia Proアクセス権、Destiny 2の特別版、早期プレイヤーネーム取得権をセットにした「Founder's Edition」も今日から予約を受け付ける。価格は129ドル。

 Stadiaは、Chromecastを接続したTVや、Chromeブラウザを利用できるPC、タブレット、スマートフォンで利用可能だが、スマートフォンの対応機は、サービスイン当初はPixel 3/3aのみに限定される。

Founder's Editionの内容