ニュース

Google、Stadia専用ゲームの開発を中止、チームは解散

 米Googleは2月1日(現地時間)、クラウドゲーミングプラットフォーム「Stadia」の専用ゲーム開発チーム「SG&E」への投資を中止し、チームを解散させると発表した。

 同社によれば、「クラス最高のゲームをゼロから制作するのは何年もかかり、多大な投資が必要で、コストは指数関数的に上昇している。実証済みの技術を構築し、ビジネスパートナーシップを深めることのほうが重要」だと判断し、SG&Eの解散を決めたとしている。

 これまでSG&Eを率いていたJade Raymond氏はGoogleを退社するほか、これまでのSG&Eチームメンバーは、ほかのチームに異動する。

 Stadiaではサイバーパンク2077をローンチできたほか、YouTubeとの統合拡大やグローバル展開など、クラウドゲーミングプラットフォームとして一定の成功を収めていることがすでに実証され、ゲームのストリーミングは業界の未来性を示唆している。今後も最高のゲーム体験を提供するために、Stadiaと基盤への投資は継続するとしている。

 なお、Stadiaは2019年11月よりサービスインしているが、日本では展開していない。