イベントレポート
ASUS、レザー仕上げの世界最小ノートや512GBのZenFone 6など30周年限定モデル
2019年5月28日 10:34
ASUSは、COMPUTEX TAIPEI 2019開催に合わせて発表会を開催し、ノートPCをはじめとした多数の新製品を公開した。その新製品の多くは、すでに関連記事で紹介しているので、本稿では、発表会で披露されたノートPC、スマートフォン、マザーボードのASUS創業30周年記念限定モデルについて紹介する。
発表会では、冒頭にASUS会長のジョニー・シー氏が登壇。ジョニー氏は、「今年、ASUSの創業30周年を迎えたことに感激している。その30年間にわたり、創業時からのエンジニアリングの精神を忠実に守り、ハードコアコミュニティやエンスージアストゲーマー、クリエイターのためのさまざまな製品を送り出してきたことを誇りに思っている。そして、今後もその精神を忘れずに、さまざまな製品を開発し、お届けすることを約束したい」と述べ、30周年記念モデルとなるノートPC「ZenBook Edition 30」、スマートフォン「ZenFone 6 Edition 30」、マザーボード「Prime X299 Edition 30」の3製品を発表した。
ZenBook Edition 30
ZenBook Edition 30は、モバイルノートPCのZenBookシリーズをベースとして、30周年記念モデルとして特別な装飾を施した製品。天板には熟練の職人が選別し手縫いを施したイタリアンレザーが貼られ、18Kローズゴールドを利用した30周年記念ロゴが取り付けられた、記念モデルに相応しいゴージャスな装いとなっている。カラーはパールホワイトで、気品あふれる雰囲気となっている。記念ロゴはパームレスト部にも用意され、特別仕様であるということをさりげなく主張している。
ディスプレイは13.3型液晶で、4辺狭額縁仕様によって筐体サイズは13.3型ノートPCとして世界最小を実現。また、CPUにCore i7、ディスクリートGPUにGeForce MX 250を採用し、性能面での妥協もない。この他、製品パッケージには本体と同じパールホワイトのマウス、マウスパッド、革製のスリーブケースが同梱され、革の質感を再現した化粧箱に収められて販売されるという。
ZenFone 6 Edition 30
ZenFone 6 Edition 30は、5月16日(現地時間)に発表した最新スマートフォン「ZenFone 6」の30周年記念限定モデルだ。ユニットが180度回転し背面カメラとしても前面カメラとしても利用できる独特なカメラをはじめ、基本的な仕様はそのままに、30周年記念モデルとして一部スペックが強化されている。
SoCやディスプレイの仕様は標準モデルと変わらないが、ZenFone 6 Edition 30ではRAMを12GB、内蔵ストレージを512GBに増量している。筐体カラーはマットブラックを採用し、背面には30周年記念ロゴが彫り込まれている。加えて、30カ月の長期保証も付帯する。販売数は3,000台限定となる。
Prime X299 Edition 30
Prime X299 Edition 30は、Intel X299チップセットを採用する30周年記念マザーボードだ。詳しい仕様は関連記事(ASUS創業30周年記念のIntel X299マザー)のとおりで、ASUSが誇るマザーボード関連技術を総動員して完成させた、ハイエンドマザーボードとなる。
背面I/Oパネルやヒートシンクカバーなどがホワイトで統一され、背面I/Oパネルには30周年記念ロゴが装飾されている。こちらも、仕様だけでなく見た目にも記念モデルらしい出で立ちとなっている。
以上の30周年記念モデルの発売時期および価格は、現時点では未定となっている。