イベントレポート
ASUS、進化した“ScreenPad 2.0”を搭載する「ZenBook」シリーズ新モデル
~13.3型ZenBookやZenBook Flip/VivoBookにも展開
2019年5月27日 21:00
ASUSは、ディスプレイ一体型タッチパッドの進化版「ScreenPad 2.0」を搭載する薄型ノートPC「ZenBook」シリーズ新モデルを発表した。また、コンバーチブル型2in1「ZenBook Flip」や、メインストリームノートPC「Vivo Book」シリーズにもScreenPad 2.0を搭載することが発表された。
ZenBook
ZenBookシリーズ最新モデルは、13.3型、14型、15.6型の3モデルをラインナップ。いずれも、ディスプレイ一体型タッチパッドの最新版となる「ScreenPad 2.0」を搭載する。
ScreenPad 2.0は、昨年(2018年)に登場したZenBook Proに採用された初代「ScreenPad」に比べて横幅が広がっている。スマートフォンに近い操作性を実現し、左右スワイプで画面を切り替えたり、アプリアイコンなどをタップ&ドラッグで自由にカスタマイズできる。また、キーボードのF6キーを利用してScreenPadの動作をワンタッチでオン/オフできるようになり、利便性も高められているという。
ScreenPad 2.0の表示解像度は1,000×504ドットで、Windowsのサブディスプレイとしてアプリを表示したり、Web動画や音楽の再生、Microsoft Officeや映像編集アプリのツールチップ表示などに活用できる。
ディスプレイは、4辺狭額縁の「NanoEdge」デザインとなっており、筐体の小型化に貢献。ディスプレイ上部にWindows Hello対応の顔認証用赤外線カメラも搭載。また、ZenBook Proと比べてバッテリ駆動時間が約2.5倍に伸びているとのことで、ScreenPad 2.0利用時でも約9時間の駆動が可能であるという。
15.6型モデルはCPUにCore i7、ディスクリートGPUにGeForce GTX 1650 Max-Qを採用。14型と13.3型モデルでは、CPUにCore i7、ディスクリートGPUにGeForce MX250を採用する。いずれのモデルも1TBのPCIe SSDを搭載するという。無線LANはIEEE 802.11ac対応となる。
ZenBook FlipやVivoBookにもScreenPad 2.0を搭載
初代のScreenPadは、最上位モデルのZenBook Proのみの採用だったが、ScreenPad 2.0は先に紹介したZenBookシリーズだけでなく、コンバーチブル型2in1の「ZenBook Flip」新モデルと、ミドルレンジノートPC「VivoBook」シリーズ新モデルにも搭載される。
ScreenPad搭載機種が一気に増えることによって、アプリケーションでのサポートもこれまで以上に広がっていくものと考えられる。