イベントレポート
ASUS、世界初の240Hz駆動対応“ポータブル”ゲーミング液晶
2019年5月27日 21:00
ASUSは、COMPUTEX 2019開催に合わせ、ゲーミング液晶新製品を発表した。
リフレッシュレート最大240Hz対応の17型ポータブルゲーミング液晶「ROG Strix XG17」
「ROG Strix XG17」は、17型液晶を採用するポータブルゲーミング液晶だ。パネルの種類はIPSで、フルHD(1,920×1,080ドット)表示をサポートする。
最大の特徴となるのが、リフレッシュレート最大240Hz、応答速度3msに対応している点で、ポータブル液晶としては世界初対応を謳う。また、VESAが定める映像同期技術「Adaptive-Sync」もサポートし、48~240Hzの間で同期が行なわれ、スムーズな表示を可能にしているという。
映像入力端子はMicro HDMIまたはUSB Type-Cを用意。7,800mAhのバッテリを内蔵し、リフレッシュレート240Hzで3時間の駆動が行なえるという。また、専用カバーが付属しており、本体を包んで安全に持ち運べるとともに、ケースを背面で折りたたんでスタンドとしても利用できる。スタンドは縦画面、横画面の双方に対応。ディスプレイ下部にはスピーカーも内蔵する。
ASUS独自の同期技術「ELMB-Sync」対応ゲーミング液晶「TUG Gaming VG27AQ」
ゲーミング液晶ディスプレイ新モデルとして、27型の「TUG Gaming VG27AQ」も発表された。WQHD(2,560×1,440ドット)表示に対応する27型IPSパネルを採用しており、リフレッシュレートは最大155Hz。
最大の特徴となるのが、ASUS独自の同期技術「ELMB-Sync」をサポートしている点だ。こちらは、映像のモーションブラー(残像)を低減しつつリフレッシュレートを同期する技術で、NVIDIAのG-SYNCやAMDのFreesyncと同時に利用できるという。
このほか、WQHD表示対応の31.5型湾曲VAパネルを採用する「TUF Gaming VG32VQ」や、WQHD表示対応の27型TNパネル採用の「TUF Gaming VG27BQ」も用意される。