PCの動作状況を認識して自動的にCPU/GPUのクロックやファンの回転速度を制御する「ROG Boost」 ASUSは、同社のゲーミングPC「ROG(Republic of Gaming」ブランドの最新ゲーミングノートPCを発表、展示した。
ROGシリーズのゲーミングノートPC最新モデルでは、特徴的な機能「ROG Boost」が搭載される。ROG BoostはPCの動作状況に応じて、自動的に空冷ファンの回転数を制御するとともに、CPUやGPUの動作クロックなども変化させることで、つねに最適な性能を発揮するという。
たとえば、ゲームなどを実行している場合には、自動的にファンの回転数を高めるとともに、CPUやGPUの動作クロックも高めて最高の性能が発揮される。動画再生時には、CPUやGPUの動作クロックを低下させるとともに、ファンの回転数も下げて静音性が高められる。これらはROG Boostによって自動的に設定されるため、ユーザーに負担をかけることがない。
ユーザーに負担をかけることなく、アプリケーションの性能を高められる また、ROG Strixシリーズでは、BMW Designworksとの協業によるオリジナルデザインモデルが用意されるとともに、パーソナルセッティングなどの情報を暗号化して保存できる、NFCベースのモジュールデバイス「ROG Keystone」も用意される。ROG Keystoneは本体右側面に取り付けられており、磁石で簡単に着脱できるとともに、装着すればパーソナルセッティングがPCに即座に反映されるという。
ROG Strixシリーズでは、BMW Designworksとの協業によるオリジナルデザインモデルを用意 ROG StrixシリーズのBMW Designworksオリジナルデザインモデル シルバー筐体で側面に特徴的なラインの装飾が施され、一部のキー形状なども独特なものとなっている 天板もシルバーで、通常のROGシリーズとは一線を画す存在感がある パーソナルセッティング情報を保存して持ち運べる「ROG Keystone」 ROG Keystoneは、本体右側面に取り付けられている ROG Keystoneはマグネットで簡単に着脱でき、パーソナルセッティングをセキュアに保存する キーボードは本体側面にフルカラーLEDライティング機能を備えるモデルを用意するとともに、ASUSのライティング制御技術「Aura Sync」対応の周辺機器と合わせてライティングをカスタマイズできる「Aura Creator」にも対応する。
このほか、ROGブランドの最新ゲーミングノートPCでは、リフレッシュレート最大240Hz、応答速度3msの17型ディスプレイの採用や、4K(3,840×2,160ドット)表示対応でリフレッシュレート最大120Hz対応の液晶パネル、4K表示対応の有機ELパネル搭載モデルなどもラインナップされる。
搭載CPUは、Core i9をはじめとした第9世代Coreプロセッサに加えて、AMDのRyzenシリーズ搭載モデルも用意。ディスクリートGPUはGeForce RTX 20シリーズが中心だが、下位モデルやRyzen搭載モデルではGeForce GTX 16シリーズが採用される。
キーボードだけでなく側面にもフルカラーLEDイルミネーションを搭載するモデルを用意 専用ユーティリティ「Aura Creator」で、キーボードや底面イルミネーションに加えて、Aura Sync対応周辺機器と同調したライティング設定が可能 最新モデルでは、リフレッシュレート最大240Hz、応答速度3msの17型ディスプレイや、4K(3,840×2,160ドット)表示対応でリフレッシュレート最大120Hz対応の液晶パネル、4K表示対応の有機ELパネル搭載モデルなどをラインナップ CPUはCore i9をはじめとした第9世代Coreプロセッサー、ディスクリートGPUにはGeForce RTX 20シリーズを採用(一部GeForce GTX 16シリーズを採用するモデルもある) CPUにAMDのRyzenシリーズを採用するモデルも用意される ROG Zephyrus S GX502。CPUはCore i9、dGPUはGeForce RTX 2070で、ROG Boostに対応。ディスプレイはリフレッシュレート240Hz、応答速度3msに対応しNVIDIA G-SYNCもサポートする こちらは、CPUにRyzen 7 3750H、GPUにGeForce GTX 1660 Tiを採用する、ROG Zephyrus G GA502 CPUにCore i9、dGPUにGeForce RTX 2070を採用する、ROG Strix Scar III。ディスプレイはリフレッシュレート最大240Hzに対応。キーボードや底面にフルカラーRGBイルミネーションを備える CPUにCore i9、dGPUにGeForce RTX 2070を採用する、ROG Strix Hero III。こちらもキーボードや底面にフルカラーRGBイルミネーションを備える ミドルレンジゲーミングブランド「TUF Gaming」シリーズの新モデル、TUF Gaming FX705DU。CPUにRyzen 7 3750H、dGPUにGeForce GTX 1660 Tiを採用。ディスプレイは17型 こちらは、15型液晶搭載のTUF Gaming FX505DU。CPUにRyzen 7 3750H、dGPUにGeForce GTX 1660 Tiと仕様は17型モデルとほぼ同等だ 
