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Intel、HDDでのアプリ起動が5倍速くなる「Optane Memory」
2017年4月26日 13:31
米Intelは24日(現地時間)、「Optane Memory」を発売した。米国価格は44ドルから。
Optaneメモリは、3月に発表(3D XPoint採用のコンシューマ向けM.2型HDDキャッシュ)された「3D XPoint」テクノロジーを採用したキャッシュメモリ。容量は16GBと32GBの2種で、それぞれ米国価格は44ドル、77ドル。
SSDに比べ低速なHDD環境に導入することで、安価で大容量なHDDの利点を活かしつつ高速かつ低遅延な環境を構築できるとしている。
フォームファクタはM.2 2280で、接続インターフェイスはPCI Express Gen 3.0 x2。動作には第7世代Core i3/i5/i7プロセッサおよび対応マザーボードが必要となる。
同社の比較では、Webブラウザ(Google Chrome)の起動がHDD比で5倍、電子メールクライアント(Microsoft Outlook 2016)の起動が5.8倍近く高速化したという。またFallout 4を用いたゲーム時の比較では、ゲームの起動が67%、レベルのロードが65%高速化したとする。
単体販売のほか、Optaneメモリ搭載PCも今年中に発売される見込み。