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Intel、3D XPoint採用のコンシューマ向けM.2型HDDキャッシュ
2017年3月28日 01:00
米Intelは27日(現地時間)、Micronと開発した独自メモリ「3D XPoint」を採用したコンシューマ向けのM.2型HDDキャッシュ「Intel Optane Memory」を発表した。容量は16GBと32GBが用意される。
NAND SSDはHDDより、シーケンシャルもランダムも読み書きが高速で、ハイエンドユーザーには必須のコンポーネントとなっている。一方、昨今では1つのゲームで数十GBの空き容量を必要とするものがあったり、4K動画はサイズが数百GBにもなる中、TBクラスのSSDは非常に高価で、一般に手が出せる価格帯のSSDでは容量が足りない状況が発生している。
そこで、Intel Optane Memoryは、低速大容量のHDDと組み合わせることで、アプリの起動時間を短縮する。フォームファクターはM.2 2280でインターフェイスはPCI Express Gen 3.0 x2。
対応マザーボードはASRock、ASUS、EVGA、GIGABYTE、MSIなどから投入され、2017年第2四半期には、PCメーカーからも搭載機が発売の予定。