イベントレポート
メモリ128GBの“怪物”ミニPC「Ryzen AI Halo」現る。AM5版Ryzen AI 400も投入
2026年1月13日 06:03
AMDは、CESの前日基調講演でRyzen AI 400シリーズ(Gorgon Point)、Ryzen AI Max+シリーズの新SKU、そしてRyzen 9000X3Dの追加SKUとして「Ryzen 9850X3D」を発表した。
その後の記者向けブリーフィングにおいて、Ryzen AI 400シリーズにデスクトップPC向けバージョンがあることを明らかにし、第2四半期(4月~6月期)に投入する計画と伝えた。
成功を収めたノート向けRyzen AI 300/400シリーズをデスクトップに展開
Ryzen AI 300シリーズ(Strix Point/Kraken Point)は、2024年にまずハイエンドSKUとなるStrix Point、2025年のCESでより普及価格帯向けのKraken Pointが発表され、フルラインナップが完成している。
Strix PointやKraken Pointでは、新しいCPUパッケージとしてFP8が採用されている。同時に廉価版のRyzen 200シリーズ(従来のRyzen 8040シリーズのリフレッシュ版)がFP8パッケージで提供されているため、ハイエンドからローエンドまで1つのマザーボードで使えるようになっており、ノートPCメーカーに歓迎されて採用が進んだ。
今回発表されたRyzen AI 400シリーズ(Gorgon Point)はそのリフレッシュ版となるが、FP8パッケージを採用していることは同様で、ハイエンドからミドルレンジまでをRyzen AI 400シリーズが、バリュー向けをRyzen 200シリーズがカバーする形は変わらない。
そしてAMDは、そうしたFP8に加えて、Ryzen AI 400シリーズではAM5版を用意する計画を明らかにした。
AMDで製品マーケティング担当執行役員であるマイク・ノルドクイスト氏は「Ryzen AI 400シリーズのAM5版を、デスクトップPC市場向けに投入する。顧客からそうした製品が欲しいという声をいただいたからだ」と述べている。
Ryzen AI 300シリーズは、ほかのAMDのクライアントPC向け製品にはない特徴として、50TOPSのNPUを内蔵している。この50TOPSのNPUをデスクトップPCで使いたいというニーズがあり、実際にミニPCなどにRyzen AI 300シリーズが採用されている例は少なくない。
しかしこの場合、FP8だけだと基板に直付けとなり、複数のSKUの製品を展開する場合には、CPUが付いたマザーボードそのものを複数作る必要が出てくるため効率が悪い。
それがソケットになれば、たとえばミニタワーやMini-ITXなどのデスクトップPCに展開するときにCPUだけを交換できるようになり、製品展開がより容易になる。このため、AM5ソケットでの投入が決断されたのだという。
ノルドクイスト氏によれば、現時点ではAM5に対応しているという以外の情報は非公表で、たとえばAM5向けのチップセットの中でどれに対応しているのか、SKU構成などは投入時に公開するという。
技術的観点では、チップセットの機能がSoCダイに統合されているGorgon Pointと、外部のチップセットの関係がどうなるのかなどが気になるが、そのあたりは発表時に明らかにされるという。
なお、基本的にはこのAM5版Ryzen AI 400シリーズはOEMメーカー向けのみで、現時点ではボックス版の提供は検討されていないということだった。
2,000億パラメータのAIモデルをローカルで実行できるRyzen AI Halo
AMDは同じ第2四半期に「Ryzen AI Halo」と呼ばれるAI開発キットをAI開発者向けに提供する。Ryzen AI Haloは見ためがミニPCの形状をしており、SoCはRyzen AI Max+シリーズを採用している。メモリは128GBで、60TFLOPSのAMD GPU(RDNA 3.5、おそらくRadeon 8060Sになる)というスペックで、2,000億パラメータのAIモデルをローカル実行可能。また、AMDのAI開発キットであるROCmなどがプリインストールされた状態で提供される。
AMDブースではRyzen AI Haloのモックアップが公開され、ポートやデザインなどを確認できた。ユニークなのは、デザインで、表面の格子をよく見るとAMDのロゴになっており、ちょっとしたアクセントになっている。
なお、価格は未定だが競合メーカーのDGX Sparkほどは高くならない見通しだという。DGX SparkはArmアーキテクチャのCPUとGPUの組み合わせだが、Ryzen AI Haloは普通のx86 CPUのRyzen AI Max+シリーズを採用していることもあって、いろいろ遊べる範囲も広いと考えられる。真面目なAI開発向けはもちろんのこと、高価な遊べるマシンとしても要注目の製品になりそうだ。

















![[Amazon限定ブランド]CCL い・ろ・は・すラベルレス 2LPET ×8本 ミネラルウォーター 無味 製品画像:2位](https://m.media-amazon.com/images/I/41h0MHfvhkL._SL160_.jpg)


![【Amazon.co.jp限定】 伊藤園 磨かれて、澄みきった日本の水 2L 8本 ラベルレス [ ケース ] [ 水 ] [ 軟水 ] [ ペットボトル ] [ 箱買い ] [ ストック ] [ 水分補給 ] 製品画像:5位](https://m.media-amazon.com/images/I/41n0o65dSkL._SL160_.jpg)




