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サイズがちょうどいい! 待望のRyzen搭載ゲーム機「AYA NEO 2021」

AYA NEO 2021

 2016年の「GPD WIN」シリーズ登場以来、ゲームコントローラを備えたUMPCはすっかり1つのジャンルとして定着したと言っていい。GPDとONE-NETBOOKに続いて登場した“第3の選択肢”が「AYA NEO」だ。

 これまで登場した製品と決定的に異なるのはCPUで、他社がIntel系列を搭載していたのに対し、AYA NEOはAMDのRyzenを搭載している。この背景にはもちろんAMDの協力があってこそ実現できたのだが、AMD搭載UMPCはかねてより期待されつつも難産だったことを考えれば、まず拍手をAYA NEOに贈りたいところである。

音沙汰がなかったAMDのUMPC

 そもそもUMPC(Ultra-Mobile Personal Computer)という言葉自体は、Microsoftが2006年辺りに「Origamiプロジェクト」とともに作り出したものであり、Intelがそれに乗っかる形で「Intel Ultra Mobile Platform 2007」を発表して、プラットフォームとして推進してきたもの。ただ広義的には定義はなく、ざっくり10型以下のx86搭載Windows PCであればUMPCだと言える。

 そのため、特に携帯性を重視する日本市場では、2006年以前にもUMPCに該当すると言える端末は複数登場してきており、その典型的な例が東芝の「Libretto 20」だろう。Windows 95をプリインストールし、6.1型TFT液晶を備えつつ、WindowsノートPCとして必要な機能はほとんど搭載した、UMPCの元祖とも呼べるこの伝説的なPC、実はIntelではなくAMDのAm5x86 75MHzプロセッサを採用していた。

 ところが1年後にリニューアルされた3代目の「Libretto 50」では、CPUがIntelのPentiumに転換。それ以降も他のメーカーからUMPCが多数リリースされたが、Cyrixの「MediaGX」やTransmetaの「Crusoe」といったプロセッサの採用が目立ち、AMD採用のUMPCはほとんど聞かなくなった。

 本当はもっとたくさんあるのかもしれないが、筆者が記憶する限り、10型以下のAMD搭載機は工人舎の「SA1」、「SA5」シリーズぐらいだった。低消費電力向けCPU「Brazos」が登場してからも状況が変わらず、10.1型が下限だった。

 その状況が変わったと期待されたのが、2016年にKickstarterで登場した「SMACH Z」。AMD Merlin Falcon RX-421BDを搭載したポータブルゲーミング機であった。ところがこのSMACH Zは結局出荷されず、2018年にRyzen搭載に形態を変えて再開発することを発表。ところがこのバージョンも動作可能なプロトタイプこそ存在したものの、製品としてはまた挫折してしまったのである。

 2020年には、GPDがRyzenを搭載した「WIN Max」の開発に着手するも、当時採用予定だったRyzen 3000シリーズの発熱の問題などから採用が見送られた。

 こうしてAMD採用UMPCの再登場は絶望的となったのだが、2020年10月に中国で突如7型のAYA NEOが発表され、11月にも中国で数量限定ながら販売開始となった。それが1月にはIndiegogoにも登場し、世界からも注目を浴びるようになる。5月に突然のCEO交代を挟んだが、新CEOは初代AYA NEOの数々の問題を解決/改善してからIndiegogo向け出荷を行なうと決め、心機一転でビジネスを継承、AYA NEO 2021として“再スタート”したことになる。

 折しも、かつてRyzen 3000シリーズ搭載WIN Maxの開発で挫折したGPDも、Ryzen 4000シリーズを搭載した「WIN Max 2021」をリリースしている。この実現には、やはりRyzen 4000シリーズの優秀な7nmプロセスが背景があるように思われるのだが、いずれにしても、AMD製CPUを採用したUMPCの再来を待ち望んでいたユーザーには嬉しいニュースだ。

競合他社製品とスペックで比べてみる

 前置きが長くなってしまったが、UMPCの選択肢がかなりある現在、改めてAYA NEOと他社のゲームコントローラ付きUMPCを比較してみようと思う。

AYA NEOGPD WIN Max 2021(AMD)GPD WIN Max(Intel)GPD WIN 3ONEXPLAYER 1SOneGx1 Pro
CPURyzen 5 4500U/7 4800URyzen 7 4800UCore i7-1195G7Core i7-1195G7/i5-1135G7Core i7-1195G7Core i7-1160G7
メモリ16GB(LPDDR4x 4,266MHz)16GB(LPDDR4x 4,266MHz)16GB(LPDDR4x 4,266MHz)16GB(LPDDR4x 4,266MHz)16GB(LPDDR4x 4,266MHz)16GB(LPDDR4x 4,266MHz)
液晶1,280×800ドット表示対応7型1,280×800ドット表示対応8型1,280×800ドット表示対応8型1,280×720ドット表示対応5.5型2,560×1,600ドット表示対応8.4型1,920×1,200ドット表示対応7型
ストレージ512GB/1TB1TB1TB1TB1TB512GB/1TB
形状スレートクラムシェルクラムシェルスライダースレートクラムシェル/コントローラ着脱
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)255×106×20mm207×145×26mm207×145×26mm198×92×27mm288×130×21mm173×136×21mm
重量650g790g790g560g820g623g(コントローラ搭載時は723g)
特徴クレードル別売で用意Gigabit Ethernet付きGigabit Ethernet付きクレードル別売で用意着脱式キーボードあり、キックスタンド付き4G/5G対応モデルあり

 こうしてみると、プロセッサ以外にも、意外と画面サイズなどで他社と差別化が図られていることがわかる。AYA NEOは画面サイズにおいて最大のONEXPLAYERと最小のWIN 3の間に位置し、重量もその間にちょうど収まっている印象だ。実際はやはりプレイするゲームによるところがあると思うのだが、「WIN 3だと小さすぎるがONEXPLAERは大きすぎる」と思うユーザーにピッタリな位置付けとなる製品だとは思う。

 ちなみに筆者宅には、GeForce RTXを搭載した自作のデスクトップPCがあり、これまでPCゲームというと、それにインストールしてプレイするものであった。しかし昨年(2020年)、GPD WIN Maxを入手してからを境に、実は逆に仕事以外でデスクトップに触れることはなくなってしまったのである。

 正確には、「Apex Legends」のようなFPSといった高いレスポンスを必要とするゲーム、「League of Legends」や「黒い砂漠」のような事実上キーボード+マウスが必須のゲームでは、やはりこれまでのゲーミングデスクトップやゲーミングノートが必要だとは思う。しかしゲームコントローラに最適化されていて、それほどシビアではないカジュアルゲームであれば、AYA NEOのようなポータブル機でも十分プレイできるようになったのだ。

 そのため、デスクトップPCの前に座って真面目に画面に向かってプレイするよりも、ソファに寝っ転がってリラックスした姿勢で、WIN MaxやWIN 3、ONEXPLAERでプレイする時間が圧倒的に増えてしまった。

 世間でのゲーミングPCの定義は、いつの間にかディスクリートGPUが当たり前の「高性能」が前提になってしまっているのだが、「ゲームをプレイできるPC」が本来ゲーミングPCのはずであり、そういう意味でこうしたゲームコントローラつきのUMPCは立派な「ゲーミングPC」だ。「ゲームをプレイするためのPCを買いたい」と思っているのなら、コントローラつきのUMPCも選択肢に含めて検討すべき時代が来たのだと言える。

重量は実測で649g。さすがにWIN 3よりは重く感じられるのだが、ONEXPLAERと比べると軽い。さすがに持ち上げてのプレイはつらいが、ソファに座ってリラックスして脚の上に置く分にはストレスはなく、2時間程度のプレイは余裕だった

シンプルで洗練された外観

 届いてちょっと驚いたのがパッケージで、他社とは一線を画すゲーミングっぽいデザインのもの。開くと、各ボタンの機能が記載されている半透明のプラ板が本体の上に載せられているほか、ACアダプタやUSB Type-C→Type-A変換アダプタも付属し、これらのアクセサリ類も緩衝材にきれいに並べられている。ちょっとばかり感心してしまった。

 今回お借りしたのはホワイトモデル。本体こそはホワイトだが、ボタンは黒となっており、コントラストが映えつつも、上品にまとめられている印象だ。側面はなめらかにカーブしていて、左右エッジから中央にかけて4cm程度のところまでしぼみ、本体背面はトリガー部分付近のみがなだらかに盛り上がっている。7型というサイズも相まって、手にするとしっくり収まる。

 インターフェイスは上部にUSB Type-Cが2基、3.5mmヘッドセットジャックが1つ。底面にはUSB Type-Cが1基だ。なお、上部のうち中央寄りの1基と下部の1基は充電を含めてフル機能が利用できるが、ヘッドセットジャック寄りの方はUSBデータのみで給電が行なえない。

AYA NEO 2021の製品パッケージ
蓋を開けたところ
さらに中蓋を開けたところ
出てきたAYA NEO 2021本体
本体上部。USB Type-C×2、3.5mmミニジャックのほか、電源ボタンや音量ボタンも見える
本体底面もUSB Type-Cが1基。上下どちらでも充電が行なえるので、使いやすい方を選ぶとよい

 ボタンは、電源と音量調節、そしてXbox 360コントローラに準じたものが用意されているほか、いくつか追加のボタンがあるのも特徴。右下の「WIN」はWindowsキー、「TM」はタスクマネージャー起動、「ESC」はESCキー、「KB」はオンスクリーンキーボード起動といった具合だ。

WindowsキーやECSキー相当のボタンに加え、タスクマネージャーとオンスクリーンキーボードを起動するボタンも用意されている。慣れるまでは視認しておく必要があるだろう

 もっとも、GPD WIN 3も背面にプログラマブルキーを装備しているほか、ONEXPLAERでもオンスクリーンキーボードボタンやTurboボタンが用意されていたりするので、筐体にどういった追加ボタンを用意するかはメーカーの考え次第ということだろう。

 問題はこうしたファンクションボタンが正面集中していて多いゆえに、部屋の照明を落としてプレイする際にはやや戸惑う点。できればバックライトが欲しかったところだ。

改善されたコントローラなどの使い勝手を見る

 初代AYA NEOからハードウェア的に改善されたポイントはいくつかある。1つはファンとケースのクリアランス。初代ではちょっと本体を動かしただけで、ファンブレードとケースが干渉してしまうことがあったのだが、AYA NEO 2021では完全に解消されている。またケースも上下の噛み合わせがよりスムーズなものとなり一体感が向上した。

 ケースの再設計に伴ってファンも変更されているわけだが、このファンはWIN 3やONEXPLAERのいずれと比べても騒音が抑えられている一方で、風量もかなり確保されていて、いい仕事をしている印象だ。薄さゆえ甲高い音はするのだが、それでも両者に比べて快適なレベルに収まっている(WIN Maxの静音モードにはさすがに勝てないが)。

本体背面にはファンの吸気口。このファンはかなり静音で、ゲームプレイ中気になることはない

 さらに、LT/RTはアナログのトリガーとなり、レースゲームなどにおいてアクセル/ブレーキの“踏み具合”を調整できるようになった。また、ボタンも金属ドームのスイッチからメンブレンに変更され、押し心地向上とともに静音化が図られている。実際、初代はカチカチと煩く硬かったボタンが、柔らかく静音になっているのが確認できた。

LT/RTはアナログトリガーとなった。やや硬めなのは、レースゲームを想定してのことだろう

 ボタンのストロークはこの手のポータブルデバイスとしては深めだ。押し心地については悪くないが、少し改善の余地があるだろう。アナログになったLT/RTは少し硬く、頻繁に押してコマンドを出すファイナルファンタジーXIVのようなゲームではやや重いかもしれない一方で、押しながら微調整するレースゲームには向く。AYA NEOの社長はレースゲーム好きのようだが、その好みが反映されたものだと言えるだろう。

 アナログスティックは、WIN 3やWIN Maxと比較すると移動可能範囲が狭い印象。WINシリーズに慣れるとやや物足りなく感じる。このあたりは次期モデルにも期待したい。

ボタンのストロークは深め。一方、アナログスティックの移動距離は少なめだ

 液晶は1,280×800ドット表示対応の7型。解像度で言えばGPD WIN Maxと同等ということになるが、これはGPUの描画性能に見合ったチョイスといったところで、賢明なチョイスだと言える。

 ちなみにWIN 3よりは二回りほど大きいだけでなく、縦も80ドット多いわけだが、この80ドットが意外にも嬉しい。HUDに表示する情報が多いゲームの場合、わずかでも解像度が高いほうがいいだろう。例えば「ファイナルファンタジーXIV」(FF14)では、縦720ドットだと標準では下部の経験値バーが表示されなくなってしまうのだが、800ドットある本機ではきちんと表示できると言った具合(WIN 3でもHUDをカスタマイズすれば収まるが)。

 液晶品質は十分で、視野角も広く見やすい。スピーカーはややかまぼこ気味だが、サイズを考えれば致し方ないところだろう。先述の通りファンがきっちり仕事しているので、プレイ中筐体の熱が気になることはなかった。

液晶は光沢のためやや反射が強めだが、視野角や発色は良好で見ていて気持ちいい。縦800ドットは、やはり720ドットと比較してアドバンテージがある

 フォースフィードバック(振動)機能についても実装されているわけだが、振動の強さはなかなかのものであった。ただ、もう少し強弱がはっきりしても良かったのではないかとは思う。

 ちなみに振動の強弱やCPUのTDP設定は、現在ベータテスト中の「AYASpace」を介して行なえる。このユーティリティはこれらのカスタマイズ機能のみならず、コントローラで操作で、好みのゲームを登録して起動したり、動作状況を監視したりできる。ちなみに標準ではOS起動時に起動し、ゲームランチャーの代わりを担おうとしている。まだ発展途上であるのだが、今後に期待したい。

AYASpace初回利用時。メールの登録を促される。登録しないと使えない
Steamやにインストールしたゲームなどは自動でスキャンして登録される
スキャンしても出てこないゲームは手動で追加できる
ただし、まずはディレクトリを選択するなど、若干とっつきにくい
TDPの設定が行なえる
こちらは振動の強弱の設定

安定してさまざまなゲームがプレイ可能

 初のRyzenハンドヘルドということもあり、性能について注目したい。そこでベンチマークとして、一般利用時の性能を計測する「PCMark 10」、そして3D周りのベンチマークとして「3DMark」、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレベンチマーク」、「ドラゴンクエストX オフィシャルベンチマーク」を実施してみた。

 比較用として、Core i5-1135G7搭載のGPD WIN 3の結果を並べてあるほか、AYASpaceでTDPを20Wに引き上げた状態の結果も並べてある。なお、AYASpaceではTDPを10Wや5Wに制限できるが、今回は試していない。

AYA NEO 2021:20WAYA NEO 2021:15WGPD WIN 3
CPURyzen 5 4500UCore i5-1135G7
メモリ16GB
ストレージ512GB NVMe SSD
液晶1,280×800ドット表示対応8型1,280×720ドット表示対応5.5型
OSWindows 10 Home
PCMark 10
PCMark 10 Score4,9754,8074,651
Essentials8,9138,8539,685
App Start-up Score11,39511,46913,526
Video Conferencing Score7,6507,5227,707
Web Browsing Score8,1248,0458,717
Productivity7,7697,6306,376
Spreadsheets Score9,1089,0015,780
Writing Score6,6286,4697,035
Digital Content Creation4,8264,4634,423
Photo Editing Score7,0756,7336,571
Rendering and Visualization Score4,4464,0912,725
Video Editing Score3,3753,2294,835
3DMark
Fire Strike3,0102,9774,385
Graphics score3,2863,2634,868
Physics score11,91511,10912,242
Combined score1,0951,0811,621
Night Raid12,13011,87215,364
Graphics score13,36113,21618,717
CPU score7,9717,5347,625
Wild Life6,3116,23510,732
ドラゴンクエストX ベンチマーク
最高品質(WIN 2/1,280×720ドット、AYA NEO:1,280×800ドット)13,32013,22614,735
ファイナルファンタジーXIV 暁月の終焉 ベンチマーク
ノートPC標準品質6,1616,0167,849

 結果を見てもらえばわかる通り、AYA NEO 2021はCPU性能が直結するPCMark 10のProductivityやDigital Content Creationといった項目において、物理6コアという特性により優れた性能を示した一方で、GPUに関してはIntel最新のXeアーキテクチャに後塵を拝する結果となった。実ゲームでも確かにIntelの方がワンランク上の性能であり、ここでAYA NEO言葉を引用して言うなれば、ゲームとの互換性あたりだろう(ただ、Xeで描画がバグったといったことは未だ経験したことはない)。

 ゲーミング性能について第11世代Coreに若干見劣りするのだが、実際に「ファイナルファンタジーXIV」や「DiRT 3」、「Tomb Raider(2013)」、「Dead or Alive 5 Last Round」といったゲームをプレイしてみたところ、フレームレートは40fpsから60fps前後で推移し、おおむね快適に動作した。

ファイナルファンタジーXIVは「ノートPC:高品質」で設定してみたところ、街中の人が多い場所では40fpsとなったが、動作に支障はない
Tomb Raider(2013)は画質を「High」にしてみた。多くのシーンで60fpsを維持できたのだが、このような建物がいっぱいあるところでは40fpsまで低下した。とは言え、これもまたプレイに支障はない

 PCMark 10において、液晶輝度30%、TDP 15W設定でバッテリ継続時間を計測したところ、残量6%までModern Officeは6時間11分、Gamingでは1時間40分動作した。この手のUMPCとしては平均的な値である。あわよくばゲームで最低3時間は持ってほしかったところだろうか。この辺りは各社の努力に期待したい。

「新しい形態のゲーミングPC」の時代

 以上、AYA NEOを俯瞰してきたが、改めてGPD WIN 3やWIN Max、ONEXPLAERをひっくるめて振り返って見ると、もはやこれらは「新しい形態のゲーミングPC」であることを改めて認識させられるのである。

 4つの選択肢の中で、WIN 3はガジェットっぽさが強いが、いささか5.5型の液晶にとってゲームUIがやや窮屈のため、工夫して使える人にはいいデバイス。WIN Maxはクラムシェルなので、キーボードも重視したいのなら無二の選択肢。ONEXPLAERは大画面で迫力があるが、せっかくの高解像度液晶を活用するなら、eGPUも含めて検討したいところ。というわけで、ちょうどいい間を探していた人は、AYA NEOに落ち着くのではないだろうか。

 ただ、いずれの製品も10万円を超えてきており、値段感も含めて「ゲーミング」だ。さすがにポンとお金を出せるユーザーも少数だろう。幸い、AYA NEOの代理店のハイビームは、秋葉原に実店舗があり、これらのデバイスを実際に手に取って比較できる。秋葉原に近いユーザーは、購入前に1回訪れて比べてみてほしい。