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ルービックキューブを0.305秒で解くロボット、三菱電機が開発

 三菱電機株式会社は23日、パズルキューブを最速で解くロボット「TOKUFASTbot」を開発し、ギネス世界記録に認定されたと発表した。

 いわゆる"ルービックキューブ"を高速で解くロボット。正式名称は「TOKUI Fast Accurate Synchronized motion Testing Robot」。AIを応用した色認識アルゴリズムと自社製のサーボモーターを用いたロボット制御で0.305秒を記録し、5月21日時点で世界最速を達成した。

 三菱電機によると、TOKUFASTbotでは自社製のサーボモーター、シーケンサー、産業用PC、タッチパネル、カメラを用いてロボット機構を構成し、機器間の高速な信号接続と制御を実現したという。

 なおロボットによるパズルキューブの早解きは「4×4×4」のバージョンも存在しており、2014年に1分18秒68の記録が残っている。ここではスマートフォンの「Huawei Ascend P6」とLEGOのMindstorm NXTキットを利用してロボットを組み立てたという。

 また人間が行なうパズルキューブのギネス記録については「一輪車に乗りながら解く」「二人一組になって水中で解く」「足で解く」「パズルキューブの扮装をしてマラソンを完走する」など多数の記録が申請されている。