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自動で温度管理してくれる初心者向け“はんだごてセット”

 ゴッドはんだ株式会社は、初心者向けたはんだごてのセットとして、「Goot ハンダゴテセット」を発売した。直販価格は11,340円。

 太洋電機産業株式会社(Goot)製のはんだごてを採用し、自動的に温度を350℃に保つのが特徴。初心者には難しい温度管理を行なってくれるため、これからハンダをはじめる人や、はんだ付けがうまくできないと悩む初心者に最適とする。

 ゴッドはんだ株式会社のニュースリリースによると、はんだ付けをうまく行なうためのポイントは以下の4点となっており、はんだ付けの出来映えは腕前よりも道具選びが重要という。

  • (1)はんだ付け接合部と溶融はんだの温度を約250℃まで温めること(約250℃で最強の接合強度が得られるため。はんだ付け接合部と溶融はんだの温度は、高すぎても低すぎてもダメ)
  • (2)フラックスが活性化している数秒間に、上記250℃まで温めること
  • (3)コテ先が酸化していないこと(熱が伝わらなくなるため)
  • (4)適切な形状のコテ先を使うこと(ハンダゴテを買ったときに付いてくるエンピツ型のコテ先はもっとも使いにくい)

 セット内容は、350℃固定の80Wはんだごて、5本のコテ先(2C/3C/4C/D2.4/D5)、コテ置き台、フラックス、Wick(はんだ吸い取り線)、ヤニ入り糸はんだ(100g、直径0.6mm)となっている。