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標準電波「JJY」の運用が評価されIEEEマイルストーン認定。電波時計を支える標準時送出電波
2025年12月2日 06:03
情報通信研究機構(NICT)は11月25日、同機構が運用する標準電波「JJY」運用の歴史が評価され、IEEEから「IEEEマイルストーン」の認定を受けたと発表した。
標準電波JJYは、1940年1月に千葉県の検見川送信所で、当初は短波標準電波(周波数4MHzほか)として運用を開始。終戦による一時的な中断を経て、1948年8月には標準電波に秒信号を追加することによって時刻通報を開始。無線局検査の基準用途以外に、試験場や工場での周波数基準、電話による時報サービス、テレビ/ラジオ放送の時刻周波数同期などに幅広く利用された。
送信所はその後移転をしたが、短波による標準電波の精度が時代の要請を満たさなくなったため、2001年には短波の運用を終了。現在は福島県のおおたかどや山標準電波送信所(40kHz)と、佐賀/福岡県境のはがね山標準電波送信所(60kHz)の2カ所から、長波標準電波を送信している。長波標準電波には時刻コードが含まれているが、これは今、電波時計の自動時刻修正などに広く利用されている。
JJYは、無線局の周波数規正や、戦後の復興、高度経済成長期の産業インフラとして重要な役割を果たした。NICTによれば、今回の認定は、この標準電波局開設という歴史的事実に対し与えられたものだとしている。
IEEEマイルストーンは、電気/電子/情報技術の分野において、開発から25年以上が経過し、社会や産業の発展に多大な貢献をした歴史的業績を認定する制度。世界最大級の学術/標準化団体であるIEEEの理事会により決定される。













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