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災害/障害時に他社回線へつながる「JAPANローミング」。携帯5社が共同提供
2026年3月18日 20:53
NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンク、楽天モバイルの5社は共同で、大規模災害などの非常時にユーザーが他社回線へ接続できるようにする「JAPANローミング」を4月1日に提供開始する。
JAPANローミングは、大規模な災害や障害などにより、ある事業者の通信が利用できなくなった場合に、他事業者が救済用のネットワークを提供するサービス。非常時においても通信し続けられる環境を用意し、ユーザーのライフラインを確保する。なお、非常時には固定電話や公衆電話、固定インターネット回線、無料Wi-Fiなどもあわせて活用してほしいとしている。
本サービスでは「フルローミング方式」と「緊急通報のみ方式」の2種類が用いられる。フルローミング方式では、緊急通報を含む音声通話、送受信最大300kbpsまでのデータ通信、SMSがともに利用可能。スマートフォンが対応機種である場合、自動的にローミング接続に切り替わり、アンテナ表示が「JPN-ROAM(JpnRoam)」に変わる。MVNOの場合は音声通話とSMSのみが利用できる。
一方の緊急通報のみ方式では、110(警察)、119(消防および救急)、118(海上保安庁)への音声通話発信のみが利用できる(受話は不可)。こちらの場合は、緊急通報の発信をする際に、ネットワーク設定から自身が契約している通信事業者以外のネットワークを選択し、手動で切り替える必要がある。こちらはMVNOの場合も緊急通報の発信が可能。
なお、どちらの方式を採用するかについては、サービスが利用できないエリアや影響を受けている人数、通信設備の状況などを踏まえ、5社が協議した上で決定する。提供状況は各社Webサイトなどを通じて案内する。
2026年春以降に発売された機種は本サービスに順次対応予定で、それ以外の機種は各社Webサイトで告知するとしている。


















