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VAIO、第13世代Core搭載版VAIO SX12/14登場
2023年6月7日 10:00
VAIO株式会社は7日、12.5型モバイルノート「VAIO SX12」と、14型モバイルノート「VAIO SX14」の第13世代Core搭載モデルを発表した。本日より予約受付を開始し、16日に発売する。VAIOストアでの最小構成価格はともに19万9,800円から。
【お詫びと訂正】初出時に記事タイトルでデュアルSIM対応としておりましたが、対応しているのは法人向けモデルのみとなります。お詫びして訂正させていただきます。
VAIO SXシリーズは同社主力のハイエンドノートPC。今回、昨年6月に登場した第12世代Coreモデルから、第13世代Coreへとアップグレードされた。
筐体は従来通りだが、CPUが変わったことに伴い、Web会議向け機能が強化されたほか、バッテリ節約機能を新しく実装している。
Web会議向け機能については、カメラモジュールに映像の前後のフレームをチェックしてノイズを除去するTNR(Temporal Noise Reduction)が導入されたことで、解像感と色再現性が向上している。また、カメラの設定に美肌効果を与えるエフェクトを追加。自然な表現で肌が滑らかに表示されるという。
バッテリ節約機能では、バッテリ駆動時のCPUパフォーマンスを自動的に調整。たとえばCPU負荷の高いWeb会議でも性能を落とさずに、実使用時間を少しでも延ばすような動作を行なうとしている。
VAIOストアモデルの主なスペックは、CPUがCore i3-1315U、i5-1340P、i7-1360Pのいずれか。メモリは8GB～32GB、ストレージは256GB～1TB、ディスプレイは4K(3,840×2,160ドット)またはフルHD(1,920×1,080ドット)で、後者はタッチパネル付きも用意する。OSはWindows 10 Home/Pro。
インターフェイスは、Thunberbolt 4、USB 3.0×2、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、Nano SIM、Gigabit Ethernet、HDMI、207万画素Webカメラ、顔認証センサー、指紋認証センサー、音声入出力などを装備。
本体サイズ/重量は、VAIO SX12が約287.8×205×15～17.9mm/約929g、VAIO SX14が約320.4×222.9×13.3～17.9mm/約1.08kg。
バッテリ駆動時間はVAIO SX12が約26時間、VAIO SX14が約27.5時間。
特別モデルとして、上位CPUのCore i7-1370Pや2TB SSDを搭載する「勝色特別仕様」や、オーナメント等をブラックで統一したALL BLACK EDITIONも販売される。
なお、VAIO SX12/SX14がベースとなる法人向けモデルのVAIO Pro PJ/PKでは、eSIM＋Nano SIMのデュアルSIM構成が選べるようになっている。