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今買い替えるならコレ!SIMフリーAndroidスマホおすすめ10選【2025年上期】

 年間を通じて最もスマートフォンが売れると言われているのが春だ。春は新生活シーズン、就職や進学などを機にスマートフォンの買い替えや買い増しを行なう人が多い。

 もちろん過去に新生活というイベントにあわせスマートフォンを購入している人も、分割支払いがちょうど終わる時期とも重なるため、春といえばスマートフォンの買い替えタイミングと考えている人は多いはずだ。

 そこで本記事では、今春、店頭に並ぶスマートフォンの中からオススメの機種を10機種ピックアップして紹介する。価格帯やトレンド、機種毎の特徴など、これからのスマートフォン購入の参考になれば幸いだ。

手頃な価格で性能十分「arrows We2 Plus」

arrows We2 Plus

 高性能よりも価格や必要十分な性能を求める「安心」重視のユーザーにおすすめしたいのが、富士通コネクテッドテクノロジー(FCNT)の「arrows We2 Plus」だ。

 ミドルレンジクラスのチップセットに8GBのメインメモリと、普段使いであればまず困らない平均的な性能の1台だ。それでいて5,000mAhの大容量のバッテリや防水防塵、さらにMIL-STD-810Hに準拠した堅牢性、指紋センサーには画面のスクロール操作に利用できる「Exlider」といった便利な独自機能も盛り込まれている。

 おもしろい機能として「自律神経パワー」を計測するセンサーが搭載されているため、健康に気を遣いたい人にもよいだろう。

arrows We2 Plus
CPUQualcomm Snapdragon 7s Gen 2
メモリ8GB
ストレージ256GB
ディスプレイ1,080×2,400ドット、約6.6型
カメラ背面:広角5,010万画素+超広角800万画素
前面:1,610万画素
バッテリ5,000mAh
重量約182g
実売価格4万9,800円前後

豊富なカラバリで自分好みの1台を選べる「AQUOS sense 9」

AQUOS sense 9

 スタンダードなスマートフォンの代名詞となった「AQUOS sense」シリーズの最新モデル「AQUOS sense 9」も今春、オススメの1台だ。

 バイカラーやモノトーンなど、カラーバリエーションに富んだ見た目は、自分好みの1台を見つける楽しさがある。

 もちろん基本性能もミドルレンジモデルとして必要十分。バッテリ劣化を抑える「インテリジェントチャージ」と、OSバージョンアップは最大3回、セキュリティアップデートも発売から5年間と長期間の利用でも安心して使える配慮もうれしい。

AQUOS sense9
CPUQualcomm Snapdragon 7s Gen 2
メモリ6GB/8GB
ストレージ128GB/256GB
ディスプレイ1,080×2,340ドット、約6.1型
カメラ背面:広角約5,030万画素+超広角約5,030万画素
前面:約3,200万画素
バッテリ5,000mAh
重量約166g
実売価格6万1,000円前後

ライカカメラ搭載でコスパにも優れる「Xiaomi 14T Pro」

Xiaomi 14T Pro

 今、勢いのあるメーカーといえば中国・シャオミ(Xiaomi)だ。次に買うなら使ってみたいと考えている人も多いだろう。

 ライカ共同開発のカメラの写りはとにかく美しく、特にカメラ機能を重視したい人なら真っ先に検討したい1台だ。

 価格も10万円前後と基本性能の高さの割には安く、もちろん国内向けにおサイフケータイに対応するなど機能面でも不満はない。最大19分で、ほぼ空の状態から100%までバッテリを充電できる急速充電機能もあり、最先端を重視したい人にはオススメの1台だ。

Xiaomi 14T Pro
CPUMediaTek Dimensity 9300+
メモリ12GB
ストレージ256GB/512GB
ディスプレイ1,220×2,712ドット、約6.67型
カメラ背面:広角約5,000万画素+超広角約1,200万画素+望遠約5,000万画素
前面:約3,200万画素
バッテリ5,000mAh
重量約209g
実売価格9万8,900円前後

10万円前後で買える折りたたみタイプ「motorola razr 50」

motorola razr 50

 スマートフォンの形状のトレンドといえばやはり折りたたみだ。せっかく新しいスマートフォンを買うのだから、次は折りたたみを選びたいと考えている人は多いだろう。そんな人にオススメしたいのがモトローラの「motorola razr 50」だ。

 価格も10万円前後、キャンペーンなどを適用するとさらに安く購入できるため、手頃な価格で折りたたみスマートフォンデビューしたい人には丁度いい1台だ。

 折りたたんだ状態で利用できる外側画面も大きいため、メイン画面とあわせ自分好みの壁紙をそれぞれに表示するようなカスタマイズも楽しい。IPX8相当の防水性能や、おサイフケータイといった機能も備えているため、普通のスマートフォンとしても申し分なく使える点も見逃せない。

motorola razr 50
CPUMediaTek Dimensity 7300X
メモリ12GB
ストレージ512GB
ディスプレイ内側:1,080×2,640ドット、約6.9型
外側:1,066×1,056ドット、約3.6型
カメラ背面:広角約5,000万画素+超広角約1,300万画素
前面:約3,200万画素
バッテリ4,200mAh
重量約188g
実売価格10万6,000円前後

いつでもどこでも快適ゲームライフ「REDMAGIC 10 Pro」

REDMAGIC 10 Pro

 SIMフリースマートフォンならではの選択肢の1つが「ゲーミングスマートフォン」。高性能のチップや高い冷却機構を兼ね備えたゲーミングスマートフォンは、高画質なグラフィックスを、高いフレームレートで堪能しながらゲームを楽しむことができる唯一の選択肢だ。

 REDMAGIC 10 Proは最新チップセット「Snapdragon 8 Elite」を搭載。オリジナルのAIチップ「Red Core R3」との組み合わせで、フレーム生成や高解像度スケーリングを行ない、重量級のスマートフォン向けゲームも快適に動作させることが可能だ。

 空冷ファンやハイリフレッシュレートのディスプレイを搭載するなど、とことんゲームに没頭したい人に向けた性能を詰め込んだ1台だ。

REDMAGIC 10 Pro
CPUQualcomm Snapdragon 8 Elite
メモリ12GB/16GB/24GB
ストレージ256GB/512GB/1TB
ディスプレイ1,216×2,688ドット、約6.853型
カメラ背面:広角約5,000万画素+超広角約5,000万画素
前面:約1,600万画素
バッテリ7,050mAh
重量約229g
実売価格12万2,800円前後

Hasselblad共同開発のカメラ搭載「OPPO Find X8」

OPPO Find X8

 OPPOから久しぶりに日本市場向けに投入されたハイエンドモデル「OPPO Find X8」は、基本性能はもちろんのこと、カメラ機能に重点を置いた1台だ。

 世界初となる「W型プリズム望遠レンズ」により、薄型ながら光学3倍ズーム、そしてAIを活用した120倍ズームを実現している。画質面でもHasselblad(ハッセルブラッド)との共同開発とあり、美しく味のある写真を手軽に撮影することができる。

 唯一惜しい点を挙げるとすればおサイフケータイに非対応な点が挙げられるが、防水や防塵にも対応しているし、電子マネーの支払いもバーコード決済で代用すれば困るシーンは少ないはずだ。

OPPO Find X8
CPUMediaTek Dimensity 9400
メモリ16GB
ストレージ512GB
ディスプレイ1,256×2,760ドット、約6.6型
カメラ背面:広角約5,000万画素+超広角約5,000万画素+望遠約5,000万画素
前面:約3,200万画素
バッテリ5,630mAh
重量約193g
実売価格12万7,000円前後

豊富なAI機能が便利な「Google Pixel 9」

Google Pixel 9

 Androidスマートフォンの代名詞ともいえる、Google製スマートフォンの最新モデルが「Google Pixel 9」だ。

 豊富なAIを活用した機能は一度使うと手放せないほどに便利だ。お馴染みとなった消しゴムマジックだけでなく、音声レコーダーの文字起こしのようにビジネスシーンでも便利に使える機能は多く、Gmailのメール要約機能など続々と追加されるAI機能はタイパ重視の現代人にとってうれしい機能といえるだろう。

 もちろんスマートフォンとしての基本性能や、特に夜間に強いカメラの撮影性能も今まで以上に強化されている。

Google Pixel 9
CPUGoogle Tensor G4
メモリ12GB
ストレージ128GB/256GB
ディスプレイ1,080×2,424ドット、約6.3型
カメラ背面:広角約5,000万画素+超広角約4,800万画素
前面:約1,050万画素
バッテリ4,700mAh
重量約198g
実売価格12万8,900円前後

最新SoC搭載のフラグシップ「Galaxy S25」

Galaxy S25

 2025年モデルとして発表されたばかりの最新モデル「Galaxy S25」も今春、チェックしたい1台だ。これまで携帯電話事業者での取り扱いが先行していたが、Galaxy S25からは公開市場向けも同時に発売になるなどやる気も十分だ。

 最新チップセット「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」を搭載しているため、基本性能は今春購入できるスマートフォンの中でもトップクラスとなっている。

 さらに強化されたAI機能は、ユーザーの使い方に合わせて提案内容を変えてきたり、複数アプリをまたいでタスクを処理できるようになるなど、今までにない使い勝手を提供してくれるはずだ。

Galaxy S25
CPUQualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy
メモリ12GB
ストレージ256GB/512GB
ディスプレイ1,080×2,340ドット、約6.2型
カメラ背面:広角約5,000万画素+超広角約1,200万画素+望遠約1,000万画素
前面:約1,200万画素
バッテリ4,000mAh
重量約162g
実売価格12万9,000円前後

スマホなのに1型センサーカメラ搭載「AQUOS R9 pro」

AQUOS R9 pro

 カメラが売りのモデルとして、注目を集めているのは海外メーカーだけではない。シャープの「AQUOS R9 pro」もカメラに力の入ったスマートフォンだ。

 ライカ監修の絵作りに、約1型の大型センサーを搭載。オプションのアタッチメントを使えば、フィルタを取り付けて撮影の幅を広げ、本格的なカメラとして利用することも可能だ。

 スマートフォンとしての基本性能も高く、撮影した高解像度の写真を編集したり、ゲームで遊んだりしてももたつくことなく動作する。

 知ったメーカー・ブランドでカメラの強い機種を選びたいのであれば、AQUOS R9 proは一考するといいだろう。

AQUOS R9 pro
CPUQualcomm Snapdragon 8s Gen 3
メモリ12GB
ストレージ512GB
ディスプレイ1,440×3,120ドット、約6.7型
カメラ背面:広角約5,030万画素+超広角約5,030万画素+望遠約5,030万画素
前面:約5,030万画素
バッテリ5,000mAh
重量約229g
実売価格19万4,700円前後

畳めばスマホ、開けばタブレットの一台二役「Galaxy Z Fold6」

Galaxy Z Fold6

 折りたたみスマートフォンの中でも憧れともいえるのが「横開き」のモデルだろう。スマートフォンサイズから、タブレットサイズに変わる様は変身とも変形とも、とにかくロマンの詰まった形状だ。

 Galaxy Z Fold6はそんな横開きのスマートフォンの中でも最高峰モデル。基本性能の高さはもちろん、折りたたみ機構の見直しもあり、閉じた状態でも開いた状態でも、従来モデルよりも薄く、フォルダブルであることを感じさせない作りになっている。

 開いた状態では大画面を生かし、複数アプリの同時起動や専用スタイラスペン「S Pen」を使った手書きに対応する。

 また外付けモニターにつなぐことでPCライクな画面を表示できる「Samsung DeX」にも対応しているため、ノートPCやタブレットをスマートフォン1台で兼ねてしまうような使い方に挑戦したい人にもオススメだ。

Galaxy Z Fold6
CPUQualcomm Snapdragon 8 Gen 3
メモリ12GB
ストレージ256GB/512GB/1TB
ディスプレイ内側:2,160×1,856ドット、約7.6型
外側:968×2,376ドット、約6.3型
カメラ背面:広角約5,000万画素+超広角約1,200万画素+望遠約1,000万画素
内側:約400万画素
外側:約1,000万画素
バッテリ4,400mAh
重量約239g
実売価格24万9,800円前後