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追加機能/変更点など新要素をチェック。Windows 11まとめ

 Microsoftは24日(米国時間)、次期OSとなる「Windows 11」を発表した。2021年内には、搭載PCの発売および正式リリースを見込んでおり、Windows 10からの無償アップグレードも提供する予定。価格やエディション構成に変更はない。

 Windows 10 21H2として開発されてきたものが、Windows 11の名で投入されるかたち。Windowsおなじみのスタートメニューといったユーザーインターフェイスの改良のほか、ウィンドウ制御機能、ゲーム関連機能の強化、Android向けアプリへの対応を含むMicrosoft Storeの改善など、様々な面で手が加えられている。

 また、64bitプロセッサ(2コア/1GHz以上)のみのサポートとなるほか、ストレージが64GB以上、セキュリティチップのTPM 2.0(Trusted Platform Module)が必要となるなど、ハードウェアの最小要件も引き上がっている。同社ではすでに、手持ちのマシンがWindows 11動作可能かどうか、簡単にチェックできるツールも公開している。

 法人や組織においては、基本的にWindows 10とほぼ同じポリシーで運用できるとしており、Microsoft TeamsのOSへの統合といった、在宅勤務などの新しい働き方に向けた改良も進めている。

 そのほか、同社ではWindows 11の正式発表にあわせて、起動音やロゴ、各種スクリーンショットなども公開している。