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3千円切りの高機能ネットワークカメラ「ATOM Cam 2」。防水対応で屋外設置可能
2021年5月12日 13:51
アトムテック株式会社は、ネットワークカメラ「ATOM Cam 2」を18日に発売する。通常価格は2,980円だが、半導体価格急騰前に調達できたという初期ロットの1万台は2,500円で販売する。
昨年(2020年)発売された「ATOM Cam」の第2世代モデルで、新たにIP67準拠の防塵および防水仕様に進化。そのため、風雨にさらされるような場所での設置が可能となり、従来の屋内だけでなく、屋外での防犯や監視目的など、利用範囲が拡大された。
回転/伸縮で3軸ベースの新仕様のスタンドは、取り外しが可能で、底面に三脚用のネジ穴を装備。屋外設置時の盗難を防ぐために、ネジでの強固な備え付け方法も可能としている。
新機能としては、ATOM Cam 2とスマートフォン間でリアルタイムの音声会話が可能になった。その他、夏頃のアップデートで防犯用途で不審者を検知した際などに、専用アプリの操作で警告アラート音を鳴らすことができるようになる。
カメラのセンサーも新しくなっており、高感度の1/2.9 CMOSイメージセンサーを採用。F1.6の明るさのレンズの材質を樹脂からガラスに変更したことで採光率が高まっており、色鮮やかなカラーナイトビジョンが撮れるようになった。
ATOM Cam 2のそのほかの仕様は、カメラの焦点距離が2.8mm、画角120度、デジタルズーム8倍、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、ナイトビジョン機能なども備える。CPUは1.5GHzのプロセッサ、メモリはDDR2 128MBを実装。インターフェイス系はIEEE 802.11b/g/n、Micro USB。
microSDカードでデータを記録できるが、有料サービスを使ってクラウドに保存することも可能。Edge AI機能も備え、別に用意されているセンサー類を用意することで、人体検知、犬猫検知、開閉/モーションセンサーを利用できる。店舗向けに月額500円の人数カウントサービスも提供されている。
本体サイズは50×58×52mm(幅×奥行き×高さ)、重量は100g。