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ヘッドホンのバランス駆動にも対応したデジタルオーディオプレーヤー「オンキヨー rubato DP-S1」
~ハズレなしのPC&スマホオーディオ定番レビュー
2017年10月30日 13:09
DOS/V POWER REPORT11月号(Amazon Primeユーザーは全文無料で購読可能)では、「聴くのも、演るのも!PC×サウンド再発見」と題して、「聴いて楽しむ」と「演奏して楽しむ」という両面から、PCでのサウンドの楽しみ方を特集しています。
ここでは、本特集定番オーディオ機器30製品の製品紹介の中から、ヘッドホンのバランス駆動にも対応するオンキヨーのデジタルオーディオプレーヤー「rubato DP-S1」のレビューをご紹介いたします。
オンキヨー rubato DP-S1 ~小型で多機能で高音質。PCレスで楽曲購入もOK
Specification
内蔵メモリ:16GB再生対応レート:PCM最大32bit/192kHz、DSD最大5.6MHz
バッテリ駆動時連続再生時間:15時間(FLAC/96kHz)
音声入出力:LINE OUT/ヘッドホン(ミニ)、ヘッドホン(2.5mm、バランス)
サイズ(W×D×H):63×15×94mm
重量:130g
オンキヨーはハイレゾプレイヤーに対して積極的だった。Astell&Kernが採用する2.5mm 4ピンバランス接続に対応したDP-X1を製品化。これを発展させたDP-X1Aを昨年発売、さらに小型化したDP-S1が登場した。サイズは63×15×94mmで重さわずか130gである。
このアルミブロック削り出しボディの中にDAC用にESS/ES9018C2Mとヘッドホンアンプ用のオペアンプSABRE 9601Kを左右2基搭載したのがすごい。そしてバランス駆動と同社独自のActive Control GNDバランスに対応する。DSD2.8/5.6MHzネイティブ再生、アップサンプリング機能、ハイビット機能、ロックアレンジアジャスト、デジタルフィルタ切り換えなどユーザーがカスタマイズできる機能を満載している。メーカー押しつけの音ではなく、ユーザーが好みの音色を追求できる。これがオンキヨーのハイレゾに対する解答なのだろうか。
解像度が高く分析的で粒立ちがよい。そんなDP-S1の音を自分好みに変えていく。オーディオファンならわくわくする楽しみ方だ。さらにハイレゾ音源配信サイトe-onkyo musicから、PCレスでダイレクトに楽曲を購入、ダウンロードできる機能を搭載。ハイレゾ音源には不可欠と思われていたPC依存からの脱却をはかる。(TEXT:ゴン川野)