笠原一輝のユビキタス情報局

明日発売のSurface Go 2実機をいち早くレビュー

Microsoftが5月12日より販売開始するSurface Go 2

 Microsoftは5月7日(米国時間)に、Surface Goの後継として「Surface Go 2」、Surface Book 2の後継として「Surface Book 3」を発表したのは既報のとおり。日本ではそれぞれ5月12日、6月5日から販売開始される予定だ。

 今回、日本マイクロソフトよりSurface Go 2の製品貸し出しを受けたので、それを利用してSurface Goとの比較などのレビューをお届けしていきたい。今回利用したのは「STQ-00012」(Pentium Gold 4425Y/メモリ 8GB/SSD 128GB/Wi-Fi/Windows 10 Home Sモード/Office Home and Business 2019)で、一般消費者向けの中位モデルとなる。

正常進化したSurface Go 2、外形は変わらず、重量はやや増加

外箱

 Surface Go 2とSurface Goのスペックを表にすると、以下のようになる。

【表1】Surface Go 2とSurface Goのスペック比較(Microsoftの発表と、筆者の実機での調査より作成)
製品名Surface GoSurface Go 2
CPUPentium Gold 4415Y第8世代Core m3-8100Y/Pentium Gold 4425Y
GPUIntel UHD Graphics 615Intel UHD Graphics 615
メモリ4GB/8GB4GB/8GB
ストレージ64GB(eMMC)/128GB(SSD)64GB(eMMC)/128GB(SSD)/256GB(SSD)
ディスプレイ10型 PixelSense Display(1,800×1,200ドット、217ppi、1,500:1)10.5型 PixelSense Display(1,920×1,280ドット、220ppi、1,500:1)
タッチ/ペンタッチ/Surface Pen(MPP)タッチ/Surface Pen(MPP)
カメラ(Windows Hello対応有無)500万画素(前面、Windows Hello対応)/800万画素(背面)500万画素(前面、Windows Hello対応)/800万画素(背面)
USB Type-C(USB 3.1 Gen1 or Gen2)1(USB 3.0)1(USB 3.0)
カードリーダmicroSDXCmicroSDXC
オーディオ3.5mm3.5mm
その他ポートSurface ConnectSurface Connect
Wi-FiIEEE 802.11ac(Qualcomm Atheros QCA6174A)IEEE 802.11ax(Intel AX200、WPA3対応)
BluetoothBT 4.1BT5.0
WANSnapdragon X16 LTE ModemSnapdragon X16 LTE Modem
キーボード別売別売
ポインティングデバイス別売のキーボードにPrecision TouchPad別売のキーボードにPrecision TouchPad
ACアダプタ24W24W
バッテリ容量26.1Wh26.8Wh
カラーシルバーシルバー
サイズ(横×縦×高さ)245×175×8.3mm245×175×8.3mm
重量522g(Wi-Fi)/532g(LTE)544g(Wi-Fi)/553g(LTE)
OSWindows 10 Home(Sモード、一般モデル)/Windows 10 Pro(法人モデル)Windows 10 Home(Sモード、一般モデル)/Windows 10 Pro(法人モデル)

 外形はまったく同じサイズとなっており、従来のSurface Go向けにオプションとして発売されてきた「Surface Goタイプカバーキーボード」のプラチナ(Alcantara)、ブラックがそのまま利用できるだけでなく、新しく発売されるアイスブルー(Alcantara)、ポピーレッド(Alcantara)も用意され、全4色のキーボードが選択できるようになる。これで4色のタイプカバーキーボードが用意されているSurface Proシリーズとキーボードのラインナップで同等になったことになる。重量は、Wi-Fiモデルで22g、LTEモデルで21g増加している。

「Surface Goタイプカバーキーボード」のアイスブルー(Alcantara)のパッケージ
「Surface Goタイプカバーキーボード」のアイスブルー(Alcantara)、日本語配列は素直な配列

 実際に手元にあったSurface Goタイプカバーキーボード(ブラック)をSurface Go 2で使ってみたが、何の問題もなく利用することができた。ただし、Surface Go用として販売されてきたブラックとアイスブルー(Alcantara)を比較してみると、ファンクションキーの機能(オーディオのボリュームなどを調整するキー)の配置が違っている。

下が従来のSurface Goタイプカバーキーボードのブラック、上がアイスブルー(Alcantara)
下が従来のSurface Goタイプカバーキーボードのブラック、上がアイスブルー(Alcantara)、ファンクションキーの割り当てが変わっていることがわかる

 オプションのSurface ペン(こちらはSurface Proシリーズと共通)も同じようにプラチナ、ブラック、アイスブルー、ポピーレッドの4色がすでに販売されており、キーボードと色合わせで選択できる。ペンは本体の左側面にマグネットで固定することが可能で、バッテリは従来とおり単6電池となる。

Surfaceペン(アイスブルー)のパッケージ
Surfaceペン(アイスブルー)
ペン先、オプションで販売されているペン先と交換できる
Bluetoothで本体と接続されるボタン、消しゴムになったり、クリックでアプリケーションを起動したりできる
ペンの重量は21g

 ACアダプタも従来モデルと同じSurface Connect用のACアダプタで24W出力なのも変わっていない。Surface Connectの仕様は、上位モデルとなるSurface Proシリーズと同様になっており、Surface Connect端子のドック(Surface Dockおよび今回同時に発表されたSurface Dock 2)を利用可能だ。

ACアダプタ
ACアダプタの重量は実測で137g

 バッテリ容量は従来モデルの26.1Whとほぼ同じ26.8Whだ。そのため劇的にバッテリ駆動時間が延びたり、短くなったりもないだろう。メーカーの公称でも、従来モデルは9時間(ビデオ再生時)に対して、本製品では10時間となっている。Surface Go 2の10時間というのはより細かな省電力ができるCore m3を採用した効果だろうから、実質的にはほぼ同じだと考えておいてよいだろう。

本体の右側面、下からSurface Connect、USB Type-C、3.5mmオーディオジャック(4ピン)
本体の左側面、LTEモデルの場合は左側面にNano SIMカードスロット

 本体の左側に用意されている端子は、前述のSurface Connectの他は、USB Type-C、3.5mmオーディオと3つで、左側にはなにもない。なお、LTEモデルの場合にはNano SIMカードスロットが本体左側に用意される。キックスタンドを開けたところに、microSDXCカードスロットが用意されており、microSDXCカードを読み書きすることができる。

背面
microSDXCカードスロット
キーボードの実測重量は242g
本体の実測重量は536g
本体+キーボードの実測重量は779g

デュアルアレイの遠方界マイクに進化し、録音できる音声もよりクリアーになっている

下側のSurface Go 2にはカメラの両側にマイクが2つ、上のSurface Goは左側にマイクが1つ

 Surface Goではシングルアレイのマイクだったのが、Surface Go 2ではデュアルアレイの遠方界(Far Field)マイクに強化されている。Surface GoではUWPのツール「Realtek Audio Console」でノイズ低減のオン、オフが設定でき、キーボード音などのノイズを低減できる。本製品でもRealtek製のコントローラを採用しているので、同じ仕組みでノイズキャンセリングの仕組みが入っていると考えられるが、Surface Go 2には標準でインストールされていなかった。

Surface GoのRealtek Audio Console
マイクのプロパティでオーディオ機能拡張をオフにすることでノイズ低減をオフにできる

 そこで、マイクのプロパティでオーディオ機能拡張(ノイズ低減はオーディオ拡張機能の一種)をオフにして音声を録音したときと、オンにして音声を録音したときにはオンにして録音してみた。同様にSurface GoでもRealtek Audio Consoleでノイズ低減をオン、オフした。

 できるだけ同じ力でキーボードを押してノイズを発生させているが、完全に同じというわけではない。従って参考程度ということで聞き比べてほしい。録音に利用したソフトウェアはWindows標準のボイスレコーダーで、録音環境は筆者宅の仕事部屋ということで、完全に外部ノイズを遮断できている環境ではないこともお断わりしておく。

(1)Surface Go シングルアレイマイク(ノイズ低減オフ)
(2) Surface Go シングルアレイマイク(ノイズ低減オン)
(3)Surface Go 2デュアルアレイマイク(ノイズ低減オフ)
(4) Surface Go 2デュアルアレイマイク(ノイズ低減オン)
(5)Surface Go(ノイズ低減オフ、キーボードノイズなし)
(6)Surface Go 2(ノイズ低減オフ、キーボードノイズなし)

 聞いて頂ければわかるように、どちらのデバイスもノイズ低減でキーボードのノイズはある程度低減されている。ただし、正直に言ってキーボードのノイズが完全に消えるほどではなかった(だから低減なのだろう)。従って、マイクのノイズ低減はオフにしてZoomのようなオンライン会議ソフトウェア側のノイズキャンセリング機能を使った方がいいかもしれない。

 しかし、ノイズ低減をオフにした場合同士(5と6の比較)で比較した場合、Surface Goではややこもったような音になっているが、Surface Go 2ではよりクリアに録音できている。これはマイクがデュアルアレイになった効果と考えることができるだろう。

 なお、外部マイクの端子は他のSurfaceシリーズと同じように4ピン仕様だ。

0.5型大きくなったディスプレイ

Surface Go 2(左)とSurface Go(右)のディスプレイサイズの違い

 外見上の最大の違いはディスプレイだ。Surface Goでは10型(1,800×1,200ドット/217ppi)であったのに対して、Surface Go 2では10.5型(1,920×1,280ドット/220ppi)へと進化している。同じ底面積でありながら、ディスプレイサイズが0.5型分だけ大きくなっているので、その分額縁(ベゼル)は小さくなっている。

 両製品のディスプレイ表示部分、額縁を図ってみると、以下のようになっていた。

【表2】ディスプレイ表示部分、額縁の長さ
Surface GoSurface Go 2
額縁(上)1714
額縁(下)1714
額縁(左)1712
額縁(右)1712
ディスプレイ(縦)141148
ディスプレイ(横)211222

 Surface Goでは上下方向が約17mm、左右方向も約17mmだったのに対して、Surface Go 2では上下方向が約14mm、左右方向が約12mmとなっている。これによりディスプレイも縦方向に約7mm、横方向に約11mm大きくなっている(縮小サイズと計算が合わないのはミリ以下は表示できない定規で測っているため)。解像度的には横に120ドット、縦に80ドット大きくなっているので、Excelなどのアプリでより広く表示できる。

上側がSurface Go 2、下側がSurface Go、額縁のサイズが大きく違うことがわかる
キーボードをつけたときの差

 ディスプレイパネルはHWinfo64で調べたところ、従来モデルではシャープの「LQ100P1JX51」というパネルが採用されていたが、Surface Go 2ではBOEの「NV105WAM-N31」というパネルに変更となった。8bitカラーで、HDRにはビデオストリーミングのみに対応となっている点は変わらない。

HWinfo64によるディスプレイパネル情報

 率直に言ってその表示品質には従来モデルと顕著な違いはない。新しいモデルの方が、横が広く、画面が大きい、それが2つの違いだと言っていいだろう。

Amber Lake-YのCore m3-8100YとPentium Gold 4425Yへ進化、Wi-FiはWi-Fi 6/WPA3対応に

HWinfo64によるCPUの詳細情報

 外見上の違いはこれまで述べてきたように、Studio Micとディスプレイのサイズだが、内部の違いとしては新しい世代のCPUが採用されている。従来のSurface Goに採用されていたPentium Gold 4415Yは、開発コードネームKaby Lake-Yとなる製品で、第7世代Coreと同じ世代に属する低価格向けCPUとなっていた。

 今回の製品に採用されているCore m3-8100YとPentium Gold 4425Y採用されているのは、開発コードネーム「Amber Lake-Y」でIntelの14nmで製造されるCPUになる。Coreプロセッサの世代で言うと第8世代になる(Amber Lakeの詳細は別記事「Whiskey LakeとAmber Lakeの正体」を参照)。

 Amber Lake-YはCPUのTDPの枠がKaby Lake-Yの4.5Wから5Wに拡張されており、その拡張された分だけ性能が向上する(ただしPentiumやCeleronなどは6Wで変わらず)。

 同時期に発表されたUシリーズ(TDP 15W)の第8世代Core製品となる開発コードネーム「Whiskey Lake」がICHの世代がICL-ICHという新しい世代のICHへと進化しているのに対して、Amber Lakeは従来のSKL-ICHに留まっており、USB 3.1 Gen2(10Gbps)などの新しい機能には対応していない。

デバイスマネージャー、USBが3.0であることがわかる

 このため、じつに細かなことだが、本製品のUSB Type-C、USBの世代としては最大速度5GbpsのUSB 3.0端子となる。

 加えてAmber Lakeに採用されているSKL-PCHは、ICL-PCH以降で採用されているWi-Fiコントローラ(MAC)の統合も行なわれていない。このため、RFを搭載するだけでWi-Fiを実装するCNViとよばれる専用のインターフェイスが利用できないため、別途Wi-Fiコントローラ(MAC+RF)をモジュールとして搭載する必要がある。

 従来のSurface Goは「Qualcomm Atheros QCA6174A」というIEEE802.11acとBluetooth 4.1に対応したWi-Fi/BTコンボモジュールが採用されていたが、新製品ではそれがIntel AX200というIEEE802.11axとBluetooth 5に対応しているWi-Fi/BTコンボモジュールに変更されている。標準でWi-Fi 6に対応し、WPA3にも対応していることもメリットの1つとしてあげられる(IntelのWi-FiモジュールはIntel Wireless-AC 9265以降でWPA3に対応)。

Pentium Gold-4425Yは100MHzクロックが向上

【グラフ1】CINEBENCH R20の結果

 すでに述べたとおりAmber Lake-Y世代のCPUとして本製品には2つのCPUの選択肢がある。1つがCore m3-8100Y、もう1つがPentium Gold-4425Yだ。従来製品に搭載されていたPentium Gold-4415Yも含めてスペックをまとめると以下のようになる

【表3】Core m3-8100Y、Pentium Gold 4425Y、Pentium Gold 4415Y
Core m3-8100YPentium Gold 4425YPentium Gold 4415Y
開発コードネームAmber Lake-YAmber Lake-YKaby Lake-Y
CPUコア(スレッド)2(4)2(4)2(4)
Turbo Boost対応対応--
ベース周波数1.1GHz1.7GHz1.6GHz
最大周波数3.7GHz--
L3キャッシュ4MB2MB2MB
ICHSKL-ICHSKL-ICHSKL-ICH
TDP5W6W6W

 Core m3とPentium Goldとの大きな違いは、Turbo Boost機能に対応しているかどうかだ。Core m3はTurbo Boostに対応しており、シングルコア時に最大で3.7GHzに達することになる。ベースクロックは1.1GHzとPentium Goldに比べて低くなっているため、一見すると性能が下がっているのではと思うかもしれないが、実際にはTurbo Boostに対応したCPUは、クロックはシステムの温度に応じてベースクロックよりも大きく引き上げられて動作する(この事情に関しては以前の記事(「なぜ同じCPUでも性能差が出るのか? 新VAIO TruePerformanceが教えてくれるノートPC設計の難しさ」をご参照いただきたい)。

 したがって、Core m3-8100Yを選ぶとTurbo Boostの分だけ性能が向上する。Microsoftは従来のSurface Goと比較して64%と表現している。今回入手した製品が残念ながらPentium Gold 4425Yだったので、Core m3でどれだけあがるかはわからないのだが、Pentium Gold 4415Yとのベンチマークデータをグラフ1に示しておく。

 Pentium Gold 4415YとPentium Gold 4425YはCPUのアーキテクチャは同等で、キャッシュの容量なども同じ。従って違いはクロックが0.1GHz上がっているだけになる。

CPUは向上し、ディスプレイが大きく高解像度になっているのに値下げ

 値段に関しては、一般向けには3つのモデルが用意されていることは変わらない。

【表4】各モデルの価格
Surface Go 2Surface Go
日本での型番CPUメモリストレージセルラー発表時の市場想定価格日本での型番CPUメモリストレージセルラー発表時の市場想定価格
STV-00012Pentium Gold4GB64GB-59,800円下位モデルMHN-00017Pentium Gold4GB64GB-64,800円
STQ-00012Pentium Gold8GB128GB-77,800円中位モデルMCZ-00032Pentium Gold8GB128GB-82,800円
TFZ-00011Core m38GB128GBLTE97,800円上位モデルKAZ-00032Core m38GB128GBLTE90,800円

 最下位モデルが4GB/64GB eMMC、中位モデルが8GB/128GB SSD、上位モデルが8GB/128GB/LTEありとなる。この表で見てわかるように、下位モデルの2つ、従来と同じPentium Goldを搭載したモデルは値段が5千円ほど引き下げられている。米国での価格である最下位モデルが399ドル(1ドル=106円換算で、42,294円)に比べると高く感じるかもしれないが、それは従来モデル同様、日本では商用利用も可能なOffice Home and Business 2019のバンドルライセンスがバンドルされているからだ。

 2台まで使えるOffice Home & Business 2019の永続型ライセンスは34,804円(税別)であることを考えると、そのPCでしか使えないとはいえ、Office Home & Business 2019がついててこの値段は決して高いわけではない(むしろ安いと言ってもいい)。現時点でもOfficeのPIPCライセンスのリテール市場でのバンドル率は90%を軽く超えている日本市場では、一般向けの製品がPIPC付きなのは大多数を優先するという観点からは当然の選択だ。

一般向けのモデルにはOffice Home & Business 2019が付属している

 ただ、Microsoft 365 Personal(Office 365 Soloの後継)や法人向けMicrosoft 365を契約している個人ユーザーにとっては、必要のないPIPCライセンスのOfficeとセットでしか買えないという問題は依然として残る。ぜひとも日本マイクロソフトには、そうしたユーザーを救う意味でもPIPCライセンスがないバージョンをWeb限定で売るとか、法人向けのSurface Goを個人でも買えるようにするかどちらかの施策をお願いしたいところだ(個人事業主は事業をしていることを証明する書類=例えば確定申告の写しなどがあれば法人向けのチャネルで法人向け製品を購入できる)。

外見は従来モデル(下側)とSurface Go 2(上)はほぼ同じ

 以上のように、Surface Go 2は、従来モデルに比べるとディスプレイが大きくなり解像度があがり、マイクがデュアルアレイに進化し、CPUがAmber Lake-Y世代へと進化しCore m3も選択可能になるなど性能が強化され、Wi-Fi/BTモジュールがWi-Fi 6/BT5世代になるなど進化している。

 一方でCPUがPentium Goldのモデルであれば、価格は5千円安価になり、コストパフォーマンスは高まっている。Core m3+LTEは従来のモデルに比べると7千円のアップになっているが、CPUがCore m3に強化されていることを考えれば妥当な価格だろう。その意味ではコンセプトは踏襲しつつ、各部が強化され、コストパフォーマンスは従来モデルよりも上がっている、それが今回のSurface Go 2の妥当な評価だ。