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君はオーダーメイドダンボールを使ったことがあるか?かさばるビデオカード22枚を専用ボックスで整理してみた
2022年9月9日 07:05
どうも「ゲーム別GPU性能総比較」連載を執筆している芹澤です。現在22種類のビデオカードで比較と、PCゲーム好きの1人として、大変ながらもとても楽しくベンチを取っているわけだが、最大の悩みはビデオカードの保管場所だ。
「ゲーム別GPU性能総比較」連載では、複数のメーカーに協力をいただいているが、マウスコンピューターからお借りしている「G-Tune XP-Z(プレミアムモデル)」を始め、各種ビデオカードによって折りたたみコンテナとダンボールは合わせて6箱もある。
連載期間中は箱からビデオカードだけ取り出し、空箱は編集部に返送しようと考えた。しかし、そうすると単体となったビデオカードをどう保管しておくかが課題になる。ハイエンドカードは高価なだけに安全性を重視したいが、連載を進行する上で、効率よく出し入れできる環境もほしいところだ。
そこで筆者が思いついたのが、オーダーメイドのダンボールを使うことだ。ダンボール専門の通販サイト「アースダンボール」では、サイズや仕切りの数など非常に細かな指定を入れてのオーダーメイドダンボールを注文できる。
今回はビデオカードの収納ということで、「ダンボール仕切り(組仕切り)オーダーメイド」を選択。ダンボールの中に入れる仕切りの数やサイズを指定して注文ができるというものだ。
連載で使用しているビデオカードで最大級がGeForce RTX 3090を搭載する「MSI GeForce RTX 3090 VENTUS 3X 24G」。カードサイズはカード長305mm、高さ120mm、厚み57mmだ。
収納しやすく、取り出しやすいと考えるとそれぞれの仕切りには縦に入れられるようにしたい。そのため、内容物の大きさは、高さを緩衝材で包むことも考えてカード長よりも55mmプラスして360mm、横(高さ)も緩衝材の余裕を見て150mm、縦(厚み)も同じ理由で70mmとした。これが仕切り1つあたりのサイズになるワケだ。
問題は1つの箱にビデオカードを何枚入れるかだ。現在のところ手元にあるビデオカードはGeForce系が18枚、Radeon系が7枚の合計25枚(現在連載で使っているのがこのうち22枚)。1箱に全部入れるのは重さ的にも厳しいだろう。
そのため2箱に分けることにし、今後増えることも考えて、1箱に縦7枚、横2枚の合計14枚収まるようにした。そして、安全性を高めるため、厚さは重量向けのもっとも厚い8mmにしている。
忘れてはいけないのが、これはあくまでダンボール内の仕切りだけということ。合わせて仕切りがピッタリと入る箱の注文も必要だ(筆者は最初、仕切りだけ注文して届いてから箱がないことに気付いたのである)。
さらにアースダンボールでは梱包材や緩衝材も扱っているため、ビデオカード保護用としてA4サイズ(235×330mm)のエアキャップ袋(いわゆるプチプチ)も合わせて注文する。25枚あるビデオカードはエアキャップに入っているものもあるが、むき出しの状態で箱に入っているカードもあるためだ。エアキャップ袋は100枚単位での注文になるため、がっつり100枚頼んだ。
ちなみに、ここまでの合計金額(オーダーメイドの仕切り2箱分+オーダーメイドのダンボール2箱+エアキャップ袋100枚)は東京都への送料と梱包費込みで税込み1万6,728円(2022年8月30日現在)。ビデオカードの保管だけでこの価格をどう捉えるかだが、筆者としては仕事部屋のスペースを確保でき、作業効率もアップするなら悪くない選択だと考えている。
いざビデオカードを収納へ
オーダーメイドのダンボールは注文から7日で手元に届いた。基本注文から5~7日後に出荷となっているようだ。ダンボールも仕切りも組み立ては自分で行なう。ダンボールは組み立ててガムテープなどで底側を固定すれば準備完了。仕切りは縦のダンボールに横のダンボールを差し込んでいくだけなので簡単だ。
あとはビデオカードを入れるだけだ。ビデオカードはエアキャップに入っているものはそのまま収納。それ以外は注文したエアキャップ袋に入れて収納した。A4サイズ(235×330mm)のエアキャップ袋は、RTX 3090など大型ビデオカードだと1枚だと微妙にはみ出るので、2枚使って上下の両方から入れることにした。
これで6箱あった連載用の機材を3箱(PC本体1箱、ビデオカード2箱)にまとめることができた。これで仕事部屋のスペースを確保できただけではなく、GPU別に仕切りを作ったので、ビデオカードの入れ替えもしやすくなり、ベンチマークを取る効率がアップ。我ながらナイスな選択だったと言える。
趣味のグッズを効率よく収納したいと考えているなら、オーダーメイドのダンボールを一度検討してみてはどうだろうか。
ちなみにアースダンボールでは、即日出荷のダンボールも多数ある。1箱から注文可能なものもあるので、気になる人はチェックしてほしい。サイズも多彩で、PCパーツの発送に便利だ。フリマサイトを使っている人にとっても非常に役立つサイトではないだろうか。