やじうまミニレビュー

通販時代の必携小物。段ボールストッカー

やじうまミニレビューは、1つ持っておくと便利なPC周りのグッズや、ちょっとしたガジェットなど幅広いジャンルの製品を試して紹介するコーナーです。
「ダンボールストッカー」

 筆者はかなりの通販利用者だ。PC周辺機器や家電などは言うに及ばず、洗剤やシャンプーなどの日用品、そして食料品も、お茶(ペットボトル2L×8本入り)、nosh(毎週8食)など、様々なものを通販で買っている。店舗で買うのは、日持ちしない生ものや、洋服(実物を見たり試着したい)くらいだろうか。

 コロナ前は持ち帰れるサイズのものなら、会社に送って、持って帰ることもあったが、コロナを機にほぼ100%在宅勤務となり、サイズや頻度を気にしなくて良くなり、そもそも外出も減ったということで、通販の利用度はさらに加速した。

 そこでちょっと問題となるのが、空き段ボールの処理だ。もちろん、梱包テープなどは剥いで、畳んでおくのだが、床に置きっぱなしはなんともみっともない。もちろん定期的に捨てているが、これだけ頻繁に通販を利用していると結構なペースで貯まっていく。いくつも重ねていると、見た目は本当にゴミ山でしかない。

 うちのマンションは24時間ゴミ捨てが可能なのだが、さすがに1つ1つ捨てに行くのは面倒だ。と言うことで、空き段ボールは、普段ほとんど使っていない部屋に置いていて、日常的には目に付かないこともあり、特に対策はしないできた。

 そんな中みつけたのが、株式会社伸晃の「ダンボールストッカー」という製品だ。機能的には、台車に柵と段ボールのストッパーが付いただけの極めてシンプルなものだが、畳んだ段ボールを縦に収納できるのがツボだ。これで段ボールが占める床面積を減らせるし、整頓もされる。組み立ても3分もあれば終わる。価格は約3,500円。

 台車付きなので、たくさん段ボールを立てかけても移動は楽だし、台車の内部にビニールひもやハサミなどを収納できるのもポイントが高い。段ボール下の狭い隙間に手を通す必要はあるが、段ボールを立てかけたままビニールひもで縛ることもできる。

台座部分
車輪
台座の中にビニールひもなどを収納しておける
紐を出して引っかけておくフックもある
実際に段ボールを乗せたところ

 ちなみに、この製品を使い始めてから出番がなくなったが、筆者が小学生くらいの頃に母親から習った段ボールや雑誌などを紐で簡単に括る方法を紹介しておく。

段ボールなどの上手な括り方
ビニール紐を4の字を描くように床に敷く
左の輪っか部分に段ボールの角を通しながら、右と下から紐が出てくるように段ボールを置く
下と右の紐を左の輪っかの部分に引っかける
あとは中央で結ぶ
完成