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【最新版】無線/有線のゲーミングマウスおすすめ10選
2022年1月24日 06:43
PCゲームを嗜むゲーマーにとって、ゲーミングマウスは揃えておきたい必携デバイスの1つである。通常のマウスと比べ、高感度のセンサーや多数のボタン、DPI(Dots Per Inch)切り替えのサポートなど、ゲームをプレイする上で役立つ機能の数々を搭載しているのが持ち味だ。ゲーミングマウスを選ぶ際には、こうしたゲーム向け機能に着目するのがよいだろう。
例えば、ハイエンドモデルに搭載されている光学センサーは10,000DPIを超える性能を備えているものも多く、より精度の高いオペレーションが可能となる。また、高性能センサーとDPI切り替え機能を併せて活用すれば、様々なシーンに適したカーソル速度をボタン1つで選択でき、ゲーム操作を快適に行なえるようになる。
プレイするジャンルによっては、ボタンの搭載数が最も重要になってくる。特に、MMORPGやMOBAなどのショートカットキーを多用するゲームには、ロジクールの「G600」やRazerの「Naga」シリーズなど側面に多くのボタンを搭載したマウスが最適だ。逆にFPS/TPSなどのシューターでは、マウス操作の邪魔にならない5〜6ボタンのシンプルなモデルがベターだろう。
ゲーミングマウスの最近のトレンドは、マウス本体の軽さの追求だ。カバー部分にホールを設けたり、部品を薄くするなどの工夫で軽量化を図った製品が増えてきている。本体重量80gを切るような軽量モデルを使えば、マウス操作から来る疲労を軽減でき、長時間に渡るゲームプレイも心置きなく楽しめるわけだ。また、ウェイトを増減することで自分好みの重さに調整できるユニークな製品もある。
専用ツールの存在も忘れてはならない。メーカーによっては、DPIの調節やボタンのキー割り当て、LEDライティングのカスタマイズなどを行なえる、自社製品向けのユーティリティを無料配布しているのだ。中にはマクロの設定やゲームごとのプロファイルを作成できる高機能なものもあるので、ゲーミングマウスを徹底的に活用したいなら、こうした専用ツールが用意された製品を選ぶのも手である。
(1) ロジクール「PRO X SUPERLIGHT」
(2) ロジクール「G502 LIGHTSPEED WIRELESS GAMING MOUSE」
(3) ロジクール「G304 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウス」
(4) Razer「DeathAdder V2 X HyperSpeed」
(5) Razer「Naga Pro」
(6) SteelSeries「Aerox 3 2022エディション」
(7) Kingston「HyperX Pulsefire Haste」
(8) Cooler Master「MM720」
(9) Corsair「SABRE RGB PRO WIRELESS」
(10) エレコム「DUX M-DUX30BK」
【無線】ロジクール史上最軽量のマウス
ロジクール「PRO X SUPERLIGHT」
重量たったの63gを実現した、ロジクール史上最軽量を謳うゲーミングマウス。その軽量さと抵抗の少ないPTFEソールによる滑らかで軽快な操作感が特徴だ。最大25,600DPIを誇る高精度な「HERO 25K」センサーや、ポーリングレート1,000Hzの「LIGHTSPEED」ワイヤレス機能を搭載するなど、高いスペックを備える。
また、ロジクール独自の無線充電規格「POWERPLAY」に対応しているのも特筆すべき点だ。別売りの「POWERPLAYワイヤレス充電システム」を用意すれば、その上に置くだけでゲーム中でも充電を行なえる。
【無線】ボタン数の多いハイエンド機
ロジクール「G502 LIGHTSPEED WIRELESS GAMING MOUSE」
11個のプログラム可能なボタンを搭載する高級機。「HERO 25K」センサーや「LIGHTSPEED」ワイヤレス機能を備えるほか、専用ソフトウェア「G HUB」を使えば、11個のボタンすべてのキー割り当てをカスタマイズすることができる。また、取り外し可能な2gのウェイトを4つ、4gのウェイトを2つ内蔵しており、自由度の高い重量調節をユーザー自身で行なえる。
なお、有線仕様の姉妹機「G502 HEROハイパフォーマンス ゲーミング マウス」(実売価格6,900円)も用意されている。
【無線】単3電池1本で250時間駆動
ロジクール「G304 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウス」
ポップなカラーリングが目を引く中堅クラスのワイヤレスマウス。最大解像度12,000DPIの「HERO」センサーやプログラマブルな6個のボタンを搭載しており、ゲーミングマウスとして十分な性能を備えている。バッテリーには1本の単3形乾電池を使用し、約250時間の連続駆動が可能だ。
また、姉妹品として有線の「G203 LIGHTSYNC」(実売価格3,300円前後)も販売されている。形状やボタンは同等だが、搭載センサーは最大8,000DPIのものが採用されている。
【無線】DeathAdderシリーズの最新作
Razer「DeathAdder V2 X HyperSpeed」
Razerの定番ゲーミングマウス「DeathAdder」シリーズの最新モデルだ。伝統的なエルゴノミクスデザインを踏襲しており、また専用ツール「Synapse 3」によりカスタマイズ可能な7個のボタンを搭載。接続方式は低レイテンシなHyperSpeed Wirelessと電池持ちのよいBluetoothの2通りに対応する。
バッテリは単4もしくは単3電池を1本搭載でき、軽さを取るか駆動時間を取るかで、どちらの電池を使用するかをユーザーが決められるというユニークな方式を採用している。
【無線】最大20個ものボタンを搭載
Razer「Naga Pro」
サイドプレートを交換することで様々なゲームに適したボタン配置を構成できるという、非常にユニークなゲーミングマウスだ。サイドプレートは、FPS向けの2ボタン、バトルロイヤル/MOBA向けの6ボタン、MMORPG向けの12ボタンの3種類が付属。本体のものと合わせると、ボタンは最大で20個にもなる。これらのボタンは、Razer謹製のユーティリティ「Synapse 3」により、すべて個別にキー割り当てを行なうことが可能だ。
ほかにも、7,000万回のクリック回数を保証するオプティカルスイッチや、解像度20,000DPIのセンサー、最大加速度50G、最大速度650IPSなどと、ゲーミングマウスとしての基本性能も高いレベルでまとまっている。
【有線】60gを切る超軽量マウス
SteelSeries「Aerox 3 2022エディション」
カバーに多数の穴を開けたり、耐久性を維持しながら超薄型とした回路基板を採用するなどして、本体重量59gを実現した超軽量マウス。その軽量さと低抵抗のPTFEソールにより、すばやく正確なスワイプを可能としている。本体は「AquaBarrier」と呼ぶIP54準拠の防塵・防水性能を有しており、内部を保護する安心設計となっている。
【有線】六角ホールによる超軽量
Kingston「HyperX Pulsefire Haste」
六角形のホールをハニカム状に設け、耐久性を損なわずに軽量化を果たした製品。本体重量は59gと、ゲーミングマウスの中でも最軽量の部類である。スイッチにはクリック感のある「TTC Golden防塵マイクロスイッチ」を採用し、最大6,000万回のクリックに耐える設計だ。
また、独自の「HyperX NGENUITY」ソフトウェアに対応しており、DPIやボタン、LEDライティングなどのカスタマイズを行なえる。
【有線】驚異の本体重量49gを実現
Cooler Master「MM720」
長さが約105mmと比較的短く、ずんぐりとした外観のゲーミングマウス。いわゆる“つかみ持ち”に最適化した形状で、より手に馴染むようフィンガーレストも装備している。
カバーはハニカムシェルデザインとし、本体重量49gという驚きの軽さを実現。内部はIP58相当の防水・防塵コーティングが施されており、汗やホコリによる故障を防いでいる。水に浸して洗うことも可能だ。また様々なカスタマイズを行なえるユーティリティ「MasterPlus+」に対応している。
【無線】オムロン製スイッチ搭載
Corsair「SABRE RGB PRO WIRELESS」
Corsairのeスポーツ向けブランド「Champion」シリーズに属するワイヤレスマウス。解像度26,000DPIの「MARKSMAN 26K」センサーやポーリングレート2,000Hzの「SLIPSTREAM」ワイヤレス技術などによる高精度のマウス操作が可能。左右のQUICKSTRIKEボタンには、5,000万回のクリック耐性を誇る信頼のオムロン製スイッチを採用している。
無料の管理ソフトウェア「iCUE」が用意されており、ボタンのキー割り当てや感度調整、照明効果の変更などを統合的に行なえるのもポイントだ。
【有線】MMO向けエントリーマウス
エレコム「DUX M-DUX30BK」
比較的安価に購入できるエントリー向けのゲーミングマウス。10個のボタンと上下スクロールの計12箇所に、任意のキー割り当てやマクロの登録が行なえる。キー割り当ては単独のキーだけでなく、例えば「Ctrl+C」などの複数キーを組み合わせた同時押しの設定も可能だ。
また、最大5つのプロファイルと4つのDPI設定をオンボードメモリに保存することができ、用途やゲームごとに切り替えて使用することができる。