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2.8兆パラメータAI「Kimi K3」登場、100万トークン対応の新フラグシップ
2026年7月17日 01:25
プレスリリースも公式ブログの告知もないまま、「Kimi K3」が突如使えるようになった。Moonshot AIの次世代AIモデルKimi K3が、同社のAIサービス「Kimi」(kimi.com)で利用可能になっていることを、7月17日(日本時間)に筆者の環境で確認した。7月16日(日本時間)にはKimi公式アカウントがXでKimi K3のティザー動画を投稿しているほか、コーディングエージェント「Kimi Code」の公式ドキュメントには仕様の一部がすでに記載されている。
ただし、正式な発表は記事執筆時点では見当たらない。一方で、開発者向けの「Kimi Platform」公式ドキュメントには「Introducing Kimi K3」と題した紹介がすでに掲載されている。総パラメータ数が2.8兆のLLMで、画像や動画の理解にも対応し、モデル重みも数日中に完全公開されると明記されている。kimi.comの案内画像がKimi K3を「Open Frontier Model」とうたっていることとも符合する。
kimi.comに表示される「K3 is now live!」の案内によれば、Kimi K3は最大100万トークンのコンテキストに対応し、コーディング、3Dゲーミング、複雑な知識タスクに最適化されているという。モデル選択欄にはフラグシップの「K3 Max」と、大規模な検索やバッチ処理を一括で行なう「K3 Swarm Max」が追加された。
Kimi Codeの公式ドキュメントにもKimi K3が追記されており、モデルID「k3」で呼び出せる。同社史上最も高性能なフラグシップモデルと説明されている。コンテキストは最大100万トークン(Allegretto以上のプラン)で、Moderatoプランでは256Kまで、AndanteプランではKimi K3を利用できない。推論の強度(reasoning effort)は現時点で「max」のみで、「low」と「high」は後日対応予定としている。
残る焦点は重みの公開条件だ。ドキュメントは完全公開を予告しているものの、ライセンスがどうなるかまでは明らかにしていない。「Kimi K2.6」や「Kimi K2.7 Code」はModified MITライセンスのもとで重みが公開されてきただけに、Kimi K3の扱いが注目される。アーキテクチャや学習の詳細も、後日公開予定の技術レポートを待つ必要がある。




















