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新しい日本語IME「Copilot Keyboard」。「生成系AI」や「蛙化現象」など最新語彙に対応

 日本マイクロソフトは、Windows 11専用IMEアプリ「Copilot Keyboard」のベータ版を12月23日に更新した。現行のバージョン1.0.0.2344では新たにArmをサポートしている。ストアアプリとして無料で利用できる。

 Copilot Keyboardは、WindowsのCopilotと連携して動作する日本語入力IME。変換候補に表示された知らない単語を直接検索できる「Copilot Search」や、最新語彙に対応した語彙データの搭載で誤変換頻度の低減を図っている。マイクロソフトによれば、従来は1度で変換できなかった「生成系AI」や「蛙化現象」といった語彙にも対応できるとしている。

 予測入力にはシステム辞書のほかBing検索による候補を表示する「クラウド候補」が利用可能。また、着せ替えテーマとして4種類のスキンを用意。デフォルトのCopilotアイコンに加えて水滴の「アクア」、キノコの「エリン」、きつねの「ミカ」が選択できる。スキンを選ぶと変換候補の一覧表示UIも変化するほか、キャラクターをアニメーションさせることもできる(無効化可能)。

設定画面
4種類のスキンを用意
スキンを設定すると変換中のUIも変わる