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キオクシア、不足するGPUメモリを拡張するためのSSD

 キオクシアは、GPUが直接フラッシュメモリにアクセスし、HBM(High Bandwidth Memory)を補完してメモリ容量を拡張するための“Super High IOPS SSD”「KIOXIA GP」シリーズを発表した。評価用サンプルは2026年末までに限定顧客向けに提供開始する予定。

 KIOXIA GPシリーズは、GPUがフラッシュベースのメモリに直接アクセスできる「NVIDIA Storage-Nextイニシアチブ」に対応するSSD。低遅延/高性能な「KIOXIA XL-FLASHストレージクラスメモリ」を採用し、従来のTLC SSDと比較して高いIOPS、512byteの細かいデータアクセスを実現し、I/Oあたりの消費電力を低減させている。

 NVIDIA Storage-Nextイニシアチブは、GPUのメモリがHBMの容量に制約されている現状に対し、高性能SSDを利用してアクセス可能なメモリ領域を拡大するのが目的。NVIDIAはSSDベンダーに対して、GPU主導のAIワークロード向けに最適化されたドライブの開発を呼びかけており、これによりGPUがフラッシュメモリに直接アクセスし、HBMの容量が実効的に増えたように扱う。GPUが大規模なデータセットにアクセスできることで、より多くのデータを計算リソースに配置でき、利用率を向上させられる。