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Windows 11、Bluetooth音声の2台同時出力に対応。Copilot+ PCでプレビュー開始

  • 上田 羽純

2025年11月4日 13:29

クイック設定に追加される設定画面

　マイクロソフトは10月31日、Windows 11 Insider Preview ビルド26220.7051において、新機能「shared audio(preview)」のロールアウトを開始したと発表した。

　shared audio(preview)は、1台のWindows 11 PCから2台のBluetoothオーディオアクセサリへ同時にオーディオストリームを送信できる機能。Bluetooth LE Audioのブロードキャスト技術に基づいており、ヘッドフォン、スピーカー、イヤフォン、補聴器などで利用できる。

　利用するには、互換性のあるBluetooth LE Audioアクセサリ2台をPCにペアリング/接続し、クイック設定の「Shared audio(preview)」タイルから共有を開始する。

　プレビュー版は現在、Surface Laptop 13.8インチ/15インチ、Surface Pro 13インチなど、特定のCopilot+ PCでのみサポートされている。

　今後、Samsung Galaxy Book5 360/Pro/Pro 360、Galaxy Book4 Edge、ほかのSurfaceシリーズなどもサポート対象となる予定だ。

　互換アクセサリとしては、SamsungのGalaxy Buds2 Pro、Buds3、Buds3 Pro、ソニーのWH-1000XM6、およびReSoundやBeltoneのLE Audio対応補聴器などが挙げられている。

　試用には、互換性のあるCopilot+ PCをDevまたはBetaチャネルに登録し、最新のOSおよびドライバのアップデートを適用する必要がある。