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あまり使った覚えもないが……「ペイント 3D」が11月4日に提供終了

「ペイント 3D」。8月13日現在、起動すると赤背景のバナーで提供終了告知が表示される

 Microsoftは、3Dデータが作成できるのペイントソフト「ペイント 3D」の提供を2024年11月4日に終了すると発表した。既にダウンロード済みである場合は引き続き利用可能なほか、11月4日までは削除しても再ダウンロード可能だが、以降はMicrosoftストアからダウンロードできなくなる。

 ペイント 3DはWindows 10とともに登場し、3D立体オブジェクトの描画が可能となった。2D画像の描画も可能なため、Windows 10 Creators Updateで従来の「ペイント」を非推奨とし、それから置き換わる予定だったが、結果的に両方が搭載された。

 一方、Windows 11では手のひらを返したかのようにペイント 3Dが標準非搭載となり、逆にペイントの方でレイヤーや生成AIといったさまざまな新機能が実装されるようになった。

 Microsoftでは今後、2D画像の表示と編集は「ペイント」または「写真」、3Dコンテンツの表示は「3Dビューアー」を使うよう推奨している。