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ついにWindowsから「ペイント」が消滅

~次期アップデートより一部の標準アプリ/機能が削除に

 米Microsoftは、Windows 10次期大型アップデート「Fall Creators Update」以降、一部の標準アプリ/機能を削除/終息していくことを明らかにした。そのなかには、長年親しまれてきた「ペイント」も含まれる。

 Fall Creators Update(FCU)で削除となる対象は以下の通り。「削除」に印のついているものはFCUで削除され、「終息」に印のついているものは、今後の開発は終了となり、FCU以降のアップデートで削除予定となっているもの。

 ペイントについては、FCUでは標準インストールはされず、前回のCreators Updateにて導入された「ペイント3D」で置き換えられる。ただし、FCU以降もWindows Store経由でのインストールは可能。

 このほか、3D Builderアプリもペイント3Dと3D印刷アプリに、リーダーアプリもEdgeに機能が統合されるなどしていく。スクリーンセーバーはテーマの機能としては削除され、グループポリシーやコントロールパネルにある機能は終息するが、機能は継続利用できる。

機能削除終息
3D BuilderアプリX 
Apndatabase.xmlX 
Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET)X 
IIS 6 Management Compatibility X
IIS Digest Authentication X
Microsoft Paint X
Outlook ExpressX 
ReaderアプリX 
Reading ListX 
RSA/AES Encryption for IIS X
設定の同期 X
テーマ内でのスクリーンセーバー機能XX
Syskey.exe X
System Image Backup (SIB) Solution X
TCP Offload Engine X
Tile Data LayerX 
TLS RC4 Ciphers X
Trusted Platform Module (TPM) Owner Password ManagementX 
Trusted Platform Module (TPM): TPM.msc and TPM Remote Management X
Trusted Platform Module (TPM) Remote Management X
Windows Hello for Business deployment that uses System Center Configuration Manager X
Windows PowerShell 2.0 X