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Ryzen+RTX 3060搭載で14万円台&翌日出荷! ゲームも動画編集もイケるサードウェーブのPCをじっくり検証
- 提供:
- 株式会社サードウェーブ
2021年5月10日 09:50
とりあえずコレ! サードウェーブのLightning AV5をおすすめする理由
パソコンショップのドスパラを運営するサードウェーブが販売する、THIRDWAVEブランドのオリジナルPC「Lightning AV5」は、CPUにRyzen 5 3500、GPUにGeForce RTX 3060を搭載したミニタワー型のデスクトップPCだ。パーツのカスタマイズに対応し、直販価格は14万9,980円からとなっている。
シンプルなデザインで扱いやすいサイズの筐体、ビジネス、ゲーム、クリエイティブなど、幅広い分野で活用できる万能的なスペック構成、コストパフォーマンスの高さが特徴だ。初めて購入するPCとして、あるいは激安PCからのステップアップに最適な製品と言える。しかも、GPUが品薄な現在において、本製品は注文から翌日出荷が可能となっている。そんな本製品をじっくり見ていこう。
Ryzen 5 3500は6コアでコスパが高い
CPUにはAMDのRyzen 5 3500を採用している。AMDのラインナップではミドルレンジクラスのCPUではあるが、6コア6スレッドで最大4.1GHz動作。シングルスレッド性能とマルチスレッド性能のバランスが良く、ビジネスはもちろん、ゲーム、ゲーム配信、写真編集、動画編集など、どんな分野でも実用的にこなせる性能を備えている。
GeForce RTX 3060搭載で活用の幅が広い
グラフィックス機能として、最新世代のGeForce RTX 3060を搭載しているのもポイントだ。これによって、活躍の幅がぐっと広がっている。
NVIDIA製GPUのなかでも「GeForce RTX」シリーズは、レイトレーシング専用のRTコアとAI処理専用のTensorコアを統合しているため「GeForce GTX」に対して優位がある。
ゲームにおいては、リアルタイムレイトレーシングやDLSS(Deep Learning Super-Sampling : AIを利用した高画質機能)を利用した高画質なタイトルを快適にプレイできるという特徴がある。
また、クリエイティブ用途でも、RTコアを活用してレイトレーシングを高速化したり、Tensorコアを活用してAI処理の高速化できるアプリが増えてきている。
NVIDIA自身も、RTXシリーズの機能を活かしてノイズ除去やバーチャル背景、自動フレーミングなどができる「NVIDIA Broadcast」という配信ツールを無料で配布している。Web会議ソフトのZoomやOBS Studioなどでも利用できるので、試すことを強くおすすめする。
メモリとストレージはカスタマイズ可能
標準でメモリは16GB、ストレージは512GBのNVMe SSDを搭載している。カスタマイズにも対応しており、メモリは最大64GBまで搭載可能。ストレージは最大2TB、さらに2.5インチSSDや3.5インチHDDを2台まで(最大3台)追加できる。
標準でも当面の運用には不足ない内容だが、予算に余裕があるならば、ビジネスにしか使わないという場合以外はストレージを少し増やしておくことをおすすめしたい。
なお、前面と背面合わせてUSB 3.0が4基もあるので、ストレージは外付けで対応するという手もある。頻繁に利用しないゲームデータや動画の保管場所として使うのであれば、USB接続の外付けSSDでも特にストレスなく使えるだろう。
コンパクトな筐体はメンテナンスもしやすい
ブラックで統一した筐体はごくシンプルなデザインだ。カバー、シャシーともにしっかりと厚みがあり、丁寧な仕上げで作られている。どんな部屋でも違和感なく馴染みそうだ。
具体的なサイズは、190×420×360mm(幅×奥行き×高さ)。タワー型としてはコンパクトで扱いやすく、机の上に置いても圧迫感が少なく、移動や設置などもしやすい。
シンプルな構造で汎用パーツで構成されているため、増設や交換がしやすいのもメリットだろう。カバーを開けて手を加えるとメーカー保証が失効するため自己責任となるが、自分でアップグレードしたい時にはこの構造がありがたい。メーカー保証期間が過ぎた後に行なうのもいいだろう。
エアフローは標準的なフロント吸気リア排気のベーシックなスタイル。前面と背面に12cmファンを標準で装備しており、放熱に不安はない。動作音は高負荷時でも静音で、家族がいる方でも迷惑にならないはずだ。
【表1】Lightning AV5の標準構成のスペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 3500(6コア/6スレッド、3.6~4.1GHz) |
メモリ | DDR4-2666 8GB×2 |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 512GB |
GPU | GeForce RTX 3060(GDDR6 12GB) |
チップセット | AMD A520チップセット |
前面端子 | USB 3.0×2、ヘッドフォン、マイク |
背面端子 | USB 3.0×2、USB 2.0×4、PS/2×1、DisplayPort×3、HDMI×1、Gigabit Ethernet、音声入出力端子 |
電源 | 650W(80PLUS Bronze) |
ケース | microATX |
サイズ | 190×420×360mm(幅×奥行き×高さ) |
重量 | 約7.8kg |
OS | Windows 10 Home |
直販価格 | 14万9,980円 |
基本/ビジネス性能ともに問題なし
ここからはベンチマークテストの結果を見ながら、各分野での実用性をチェックしておきたい。まずは基本性能、ビジネス性能を見ていきたい。
CPUの基本性能を見るCinebench R23のCPUスコアは6,594pts。最新の1~1.3kgくらいのノートPCに搭載されている第11世代Coreプロセッサでは4,500~5,200ptsくらいが相場。それをはっきり上回り、6コアCPUならではの性能をしっかり発揮できている。
ビジネスの性能ということでは、システムの総合性能を見るPCMark 10のスコアが参考になるだろう。比較対象として2017年末に購入したPCの結果も掲載しているが、Essentials(Webブラウズ、Web会議など)、Productivity(オフィスアプリでのビジネス作業)、Digital Content Creation(コンテンツ制作)、いずれも大きく上回っている。
Lightning AV5 | 4年前の旧世代PC | |
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CPU | Ryzen 5 3500(6コア6/スレッド) | Core i7-7700HQ(4コア/8スレッド) |
メモリ | DDR4-2666 16GB(8GB×2) | DDR4-2400 16GB(8GB×2) |
ストレージ | Intel 660p(NVMe SSD 512GB) | Intel 600p(NVMe SSD 512GB) |
GPU | GeForce RTX 3060(12GB) | GeForce GTX 1050(2GB) |
OS | Windows 10 Home | Windows 10 Home |
写真や映像処理でGeForce RTX 3060の恩恵が光る
クリエイティブ系のテストでは、Premiere Proを利用し、7本の4Kクリップを読み込んでトランジションエフェクトでつなぎ、BGMをつけた約3分のプロジェクトをMPEG4(H.264)へ書き出す出力時間を計測した。
比較対象を圧倒しているように,これくらいのプロジェクトであれば、標準構成でも何のストレスもなくスイスイと作業できる。編集中もレンダリングにGeForce RTX 3060が利用できるのが大きく、エフェクトの効果をレンダリングしてプレビューを繰り返すような時でもストレスがない。
カット編集やズームイン/アウト、テロップ入れなどを加えても同様だ。もっとも、Premiere Proの4K編集での推奨メモリは32GBだ。長めの動画を編集したり、少し踏み込んだ編集をするならば、メモリは32GBにしておきたい。
また、Lightroom Classicでは、100枚のRAWデータ(4,240万画素)に現像パラメータを設定して長編3,000ピクセルのJPEG(品質80、シャープネス : 弱、著作権透かし挿入)に出力する時間を計測した。
こちらもプリセットを当てたり、露出や色相などのパラメータ調整を中心とした現像処理ならば標準構成でもストレスは感じず、十分実用的だ。メモリを32GB以上へ増やせば、段階フィルタや部分補正などを多用したより複雑な編集でも快適に使えるだろう。
ゲーミング性能でも快適なプレイを提供
定番ベンチマークテストの3DMarkのスコアから、GeForce RTX 3060の性能をきっちり発揮できていることがわかる。フルHD解像度であれば、ほぼすべてのタイトルを標準~高画質でのプレイが可能だろう。
実ゲームベースのテストでも、FINAL FANTASY XIV : 漆黒のヴィランズベンチマークではフルHD、4K解像度ともに最高品質で「非常に快適」評価が出ている。
レインボーシックス シージの最低フレームレートも200fps超え。144Hzや165Hzなどの高速リフレッシュレートでコマ落ちなしの最高性能を発揮できる。
また、描画負荷が高めのファークライ ニュードーンでもフルHDの高画質設定で最低フレームレートが60fps超のスコアをマーク。一般ゲーマーであれば、向こう数年はゲームマシンとして現役で活躍できそうな性能だ。
新生活にぴったりの万能スタンダードPC
PC選びはなかなか難しい。大金はかけられないが、コストだけを優先してしまうとできることが限定されてしまう。PCでゲームや動画編集を初めて、それを職業にしている方もいる。1台のPCで将来の可能性が大きく広がることもあるだけに「PCのスペックが足りなくてやりたいことができない」ということは避けたいものだ。
適性も感覚も人それぞれなだけに完全な正解は存在しないが、最大公約数的に「このあたりの性能と機能があれば、幅広い分野で必要十分な体験ができ、可能性を閉ざさない」というラインは存在する。この「Lightning AV5」はそんな絶妙なラインをしっかり押さえつつ、リーズナブルな価格に抑えているのが魅力だ。
さらに、サードウェーブのPCには、スペック以外の魅力もある。最短翌日出荷と納期が早く、BTOでカスタマイズしても変わらないこと。そして、分割払い最大48回まで手数料無料で購入できるのも大きい。すぐに使い始めることができ、金利を気にせず、月々の支払いを無理のない金額に調整できるので、新社会人や学生の方でも買いやすいだろう。
冒頭でも述べたが、初めて購入するPCとして、あるいは激安PCからのステップアップに最適な製品と言える。これからPCを使っていろんなことにチャレンジしてみたい方は、ぜひ検討してもらいたい1台だ。