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Amazon人気の防災グッズで1日避難生活!非常食/非常用トイレ/エアーベッド等をガチ体験してみた

「防災のミカタ 避難グッズ プレミアム 1人用 ブラック 45点」の中身

 平和な日常を過ごしているとつい忘れがちになってしまうもの、それが災害だ。所得や生まれなどに関係なく、その地域内に住む人たちに均等に訪れる災害。古くは江戸時代から「地震・雷・火事・親父」などといわれるように、その存在は常に我々の平和な日常を脅かしてきた。余談だが、子どもの頃から聞くこの言葉、てっきり最後の「親父」は、災害と同じくらい怖い存在という意味合いかと思っていたが、どうやら怖いもの代表とされている「地震・雷・火事」を擬人化した人たちと同席して話を回した親父というだけという説もあるようだ。

 閑話休題。そんないつやってくるか分からない災害について、よく語られるのが常日頃からの防災意識と対策だ。水や食料などの必需品を常に専用のカバンなどに入れておき、賞味期限を管理し、期限切れが迫ってきたら消費して再度買い直す「ローリングストック」なんて言葉もあるようで、会社に勤める人の中には、会社側が備蓄していたアルファ米などが賞味期限間近のタイミングで入れ替えのために、無償で配布された経験がある人もいるのではないだろうか。

 だが、こういった防災対策が大事なことは理解していても、筆者のような面倒くさがりな人間には正直しんどい。何を揃えればいいのかもよく分かっていないし、何を買えばいいのかもピンとこない。そこで、本稿ではAmazonで売ってる「防災グッズ」を使って1日屋外で生活してみたので、その体験についてレポートしたい。

以前会社からもらった賞味期限間近のアルファ米、記事内でも紹介する尾西食品のアルファ米、ドライカレーと災害用の定番スイーツ、井村屋のえいようかんだ。どちらも賞味期限は読者が引くほど前の物となるが、今でもおいしく食べられるから驚きだ

収納用カバンも付いてくる防災グッズ!しかし食料品が……

 今回筆者の1日屋外生活のお供として活用するのが、防災のミカタが販売する1人用「避難グッズプレミアム 1人用 ブラック45点」だ。この中に非常時に利用する必需品ともいえるアイテムが45点も含まれているというから驚きだ。

 購入後、我が家に到着したのは巨大な段ボール。45点も入っているので、とにかくデカい。ただ、箱を開けてみると、箱の中はかなりゆとりがある。実際に中身をチェックしていくと、なるほど、どれも災害時に必要そうだとかなり納得できる内容となっていた。

 まず大事なのはバッグで、約15Lの容量が詰められる汎用的なバッグとなっている。メーカーについては不明だが、用途の部分には防災以外にも通学やスポーツ、レジャー、アウトドアなどでも使えるような記載がある。収納はメインの部分が大きく確保されており、サイドポケットなどは少なく、個人的なカバンの好みとは合致しないが、防災グッズを収納して玄関などに置いておく用途にはちょうどいいかもしれない。

家に届いた防災グッズ
到着した段ボールはかなりデカい。比較用に500mlのペットボトルを並べてみたが、あまりに大き過ぎて、筆者の撮影エリアから少しはみ出てしまった
箱の端には内容物の賞味期限が記載されている
箱を開けると最上部にバッグがあり、その下にはそのほかの収納物が比較的ゆとりを持って詰められていた
バッグは避難グッズ専用のモノではなく、汎用的な用途に使える普通のバッグだった。事業者によっては専用のバッグを用意しているところもあり、このあたりは一長一短といったところか

 そのほか、小さなパンフレットの「防災安心ハンドブック」とセット内容の一覧表が含まれていた。セット内容物は以下の通り。このセットで72時間を生き抜けると説明されている。

  1. 5年保存水3本(500ml)
  2. アルファ米3個(わかめご飯、五目ご飯、梅じゃこご飯)
  3. 非常用スウィーツ(備蓄用ようかん)
  4. ランタン
  5. ラジオ
  6. 単3乾電池4本
  7. 単4乾電池8本
  8. 電池式モバイル充電器
  9. 給水袋
  10. エアーベッド
  11. 雨具
  12. 防寒用アルミシート
  13. カイロ3個(貼り付け機能なし)
  14. 非常用トイレ5回分
  15. クールタオル
  16. 不織布マスク3枚
  17. からだ拭きシート
  18. 歯ブラシセット
  19. 絆創膏(箱)
  20. 軍手
防災グッズの中身
小冊子「防災安心ハンドブック」のほか、内容物の一覧表も付いてきた
寝床の確保は重要。ということでストローを使用して息で膨らませる「エアーベッド」(エアーマット)が1つ
5年の保存が可能な水は500mlのペットボトル3本
頼みの綱の食事は定番のアルファ米。わかめご飯と五目ご飯、梅じゃこご飯の3種類が1個ずつ入っていた
こちらも定番スイーツの井村屋えいようかんが1個
クールタオルや体拭き用のシート、レインコートやカイロ、軍手、歯ブラシセットのほか、緊急用の給水袋も含まれていた。水道が復旧しない際には近所の給水車までこの袋を持って水をもらいにいく必要があるわけだ
今回チェックする非常用トイレやモバイルバッテリ、電池で動作するLEDランタンやラジオ、電池など
最も気になるのはやはり非常用トイレだ。災害時に水道が破損して水が流れなくなったトイレでも用が足せるほか、アウトドアなどでも使えると記載がある
電池で動作するLEDランタン

 屋外生活を始めるまでもなく、これらセットを眺めていて、一目で真っ先に足りないと感じたのが食事、水、そしてバッテリだ。食事については非常時なのだから1日1食で我慢しろといわれればそれまでだが、アルファ米だけで1日1食はかなりハードだ。水についてもアルファ米の調理で1本消費してしまうほか、自身が飲む以外に手をすすぐなど、さまざまな用途で使われるため、500mlのペットボトル3本はやや不足を感じた。このあたりは事前に不足すると判断した人が個々に非常食を追加するなどのフォローが必要となるだろう。

 そして、やはり乾電池駆動のモバイルバッテリは、昨今のスマートフォンの消費電力を考えると、時代的に厳しい。ただ、こうした防災セットの中にリチウムイオンなどを使用したバッテリを入れるのはむしろ安全面から難しいのは理解できるので、現状解決が難しい課題の1つといえるだろう。理想は本セットとは別にポータブル電源のような大容量のデバイスを1台用意しておくことだ。

乾電池式のモバイルバッテリ
セットに含まれていたのは単3電池4本で使用するモバイルバッテリ……モバイルバッテリが流行った初期の頃に見かけた記憶があるが……
側面のスイッチでバッテリとLEDライトが切り替えられる
天面部にはLEDライトとUSB Type-A端子が……
側面の電池蓋はスライドすると簡単に開けられる
箱背面の説明書き。出力電圧は5Vのみ記載がある
LEDライトを点灯したところ。なかなか明るい
テスターで給電規格をチェックしたところ。5V/2A充電までしか対応していないようだ。なお、スマートフォンの「Pixel 10 Pro」につないで充電の様子などをチェックしたが、操作などをしていると消費電力の方が充電速度を上回り、まったく充電が進まない。スリープ状態にして放置することで多少充電されたが実用面でいうとかなり厳しい

 そのほかのセット内容については、正直なところ、筆者がそもそもキャンプなどのアウトドア知識もないため、このセットでどうにかなるかの判断は難しいので、細かい点についてはあまり触れないが、火を起こすためのガスコンロや鍋などもあれば、それなりに充実した非常事態が過ごせそうだ。

屋上で疑似避難生活を体験

ここをキャンプ地とする!ということで我が家の屋上だ

 では、早速非常用カバンを片手に屋外に出発だ。といっても公園などでいきなり野宿し始めると問題になるので、今回は自宅の屋上を利用することにした。屋上には硬めのレンガ調ブロックが敷き詰められており、直接寝ると背中が痛くなりそうだ。なお、日中の時間帯は日差しが強いため、比較的涼しい夜間に屋外での就寝具合などを試した。

持ってきた非常用カバンをとりあえず置いてみる。この中に先ほどの45品目すべてが収納されている

 先ずは明かりを確保するところから。まぁスマートフォンのライトなどを使ってもいいが、常時照らすためのランタンもセットに含まれるので、こちらをセッティングする。これについてはあまり難しいことはなく、底面のフタを外して単4電池を入れるだけ。あとは側面のスイッチを押せばかなりの明るさ。1度押すと暖色系の色味に変化するなど、使いやすい作りになっている。

ランタンは底面に電池を入れて側面のスイッチを押すだけなので準備も使用も超簡単。写真はランタンの明かりのみで撮影したものだが、なかなかの光量が確保できている

 続いてはセットに含まれるエアーベッドを膨らませて寝床を作る。空気を吹き込むストローが付属しており、これでフーフーと口から空気を入れていく。ベッドがパンパンに膨れるまでに休憩を挟みつつで大体10分前後かかった。酸欠にならないように休憩しながら作業する必要がある点には注意が必要だ。なお、休憩時はストローの口の部分を指で塞いでおけば空気が抜けることはない。

寝床のエアーベッドを膨らませる。10分くらいで膨らませられるが、10分息を吐き続けるのはかなりしんどい作業なので無理せずマイペースで膨らませよう

 エアーベッドを膨らませたら、恐る恐る膝を載せてみると思いっきり屋上の床に足が当たる。やや心配になりつつ、ベッドの上で横になってみるとあら不思議。思った以上にエアーマットの背中への負担は小さかった。寝ている限りはフロアの硬さをまったく感じないのだ。これなら心地よく就寝できそうだ。

無事完成。エアーベッドは思った以上にソフトな寝心地で、フロアの硬さが気にならない

 ただ、これを試していたゴールデンウィーク中は夜中に雨が降ったり、夜間の気温が20℃を下回る日もあるなど、かなり涼しい日が多かった。そのため、何も掛けずに寝るのは明らかに風邪を引いてしまう。

気温は20℃前後で、やや涼しい夜だ

 そこで使うのが防寒用のアルミシートだ。これもかなり薄いシートのため、見た感じどこまで暖かくなるのかと思っていたが、実際にくるまってみると、思った以上に熱を確保してくれて、20℃くらいの温度なら余裕で耐えられる。4層構造と説明が書かれており、その機能性に大いに納得させられた。

涼しい夜にアルミシートは欠かせない!4層構造と「防災のミカタ」のロゴが安心感を高めてくれる
エアーベッドの上にアルミシートを敷いてみたら屋外のベッドのような佇まいになった

 一方でそのまま睡眠できるかというと、やはりその薄さと軽さから風にはかなり弱いため、手で握ってくるまる分には問題はないが、毛布やタオルケットのように体に掛けるだけだと、間違いなくちょっとした風でどこかに飛んでいってしまう。重石などを置いてきっちり固定しておかないと、これで寝るのはかなり厳しい。

実際に寝てみると思いのほか暖かい。一方で布団のように使うにはやや軽過ぎるため、素直にくるまって寝るか、両端を抑えられる何かが必要だ

簡易トイレの消臭力と注意点

 ある意味、今回のセットの中で最も興味深かったのが、「非常用トイレ」だ。5回分しかセットに含まれないため、実際のところ、こちらについても72時間をこれだけで過ごそうと思うと明らかに不足だ。

 そこで、Amazonのサイトをチェックしていたところ、同じような意見が多かったからか、今回のセットと同じ内容物に加えて、非常用トイレのみ50回分に増量されたセットモデルも用意されていた。さすがに50回分もあればかなりの日数を持ちこたえられそうなので、トイレが近い人はこちらのセットの方がいいかもしれない。

 この非常用の簡易トイレ、原理は非常にシンプルで、セットになっているのは黒色のビニール袋と凝固剤だ。この凝固剤がポイントで、ビニール袋に入れた排泄物を凝固剤で固めることで、消臭や滅菌が行なわれ、感染症なども防げると書かれている。ただし、これらの効果はあくまでも「小」に対してのみの効果であり「大」についてはその効果はない点には注意が必要だ。

非常用トイレの内容物は幅が広めの黒ビニール袋
さらに凝固剤の2つで1セットとして使うシンプルなもの

 また、凝固剤で固めた後の排泄物については、燃えるゴミとして出すことが可能だ。こちらについては、厳密には各市区町村での確認が必須となるが、現状、赤ん坊の紙おむつについては、燃えるゴミとして処分されていることから、これらと同等以上に水分を吸収し、安定させられていた場合には災害時は燃えるゴミとして取り扱うことができるようだ。余談だが「大」については原則として出すことができないようだが、このあたりは市区町村への確認が必要となる。

 こちらの「非常用トイレ」はパッケージの画像などを見ると、基本的には水が流れなくなったトイレに設置して使うことを想定しているようだが、テキストでは屋外でも使用できると書かれている。今回は屋外で使用してみたが、付属のビニール袋はかなり間口が広いため、男性は元より女性もうまくあてがえられれば使用できそうだ。

実際の災害時などでは、水が流れなくなったトイレにビニール袋を敷いて使うのが安全そうだ

 用を足した後は、なるべく早めに凝固剤を入れる。凝固剤を入れると1分前後くらいですぐにぷにぷにとしたゼリーのように凝固する。消臭効果については、それなりに効いているようで、2~3日放置後も臭いが気になることはなかった。では完璧に臭いが抑えられているかについては気がかりな点もあり、それは排泄物周辺の状態だ。

別日に撮影した屋外での用足し中のイメージ。安心してください、履いてませんよ!男性なら下半身の一部を袋に入れてしまえばまったく問題なく用が足せる。女性についても袋をうまくあてがうことでうまくできるのではないだろうか

 というのも一般的に排泄物ははねて飛び散るものであるため、そうした周辺の臭いが若干残ってしまう危険があるし、実際に完璧に無臭とまではいえないというのが正直な感想だ。とはいえ、これはあくまでも袋の中に顔を突っ込んで臭いを確認したときの印象であり、ちょっと離れると臭いは一切感じることはなかったし、そもそも非常時や緊急時の用足しという観点から見れば、許容範囲といえるだろう。

アルファ米3食+羊かん5本で72時間耐えられる?

 順番があべこべになってしまったが、トイレの後は、食事の話をしておこう。前半でも触れた通り、羊かん5本とアルファ米3食で72時間を過ごすのは、筆者個人としては明らかに足りないと感じているので、筆者と同様に、羊かんと1日1食に不満な人は別途買い足しが必要だ。今回のセットに含まれていたアルファ米はわかめご飯、五目ご飯、梅じゃこご飯の3種類なので、これら以外のアルファ米を追加したり、ほかの非常食を追加するのがいいだろう。

パッケージ背面には詳細な作り方や時間についても記載がある。なお、水を多めに入れることで雑炊モードで食べることもできるようだが筆者は未体験だ

 実をいうと、筆者は以前から何度もアルファ米を食したことがある。2011年の東日本大震災の際には当時勤めていた会社から帰宅できなかったため、会社から手配されたわかめご飯のアルファ米を食べて飢えをしのぐことができた。また、冒頭の写真でも紹介した通り、直近で勤めていた会社では賞味期限が近付くと社内備蓄のアルファ米を社員たちに放出してくれたので、それをたくさんもらってたまに昼食代わりに食べていたのだ。

水、またはお湯を注水線まで入れたらあとはひたすら待つのみ。水の場合は1時間かかるが果たしてちゃんと食べられるのだろうか

 なお、アルファ米についてはいずれもお湯で戻して食べたことしかなかったため、今回の3食はいずれも水のみを使用して戻した物を食べてみることにした。手順は簡単で、パッケージ上部を開けて、中から脱酸素剤とスプーンを取り出し、あとは水を指定の注水線まで入れてからスプーンで混ぜて蓋をする。お湯の場合は15分、水の場合は60分待ったら完成となる。脱酸素剤は奥に埋もれている場合があるので、ちゃんと探し出してスプーンとともに取り出すのを忘れないように注意が必要だ。

完成したところ。水を吸って見事にご飯が戻っており、容量も増えたようなビジュアルになるのでちょっとテンションが上がる。

 また完成後は、食べ始める前にご飯の底面からガッツリと混ぜることをおススメしたい。というのも完成直後は味の塊のような物が底面に沈んでおり、そのまま食べると全体的にやや薄味になってしまうからだ。底面からガッツリ混ぜ合わせることで味が全体に広がりちょうどよい味付けで食べられるようになる。

 今回食した五目ご飯、わかめご飯、梅じゃこご飯の3種類とも全体的にあっさりとした味わいでとても美味しく食べることができた。一方でわがままを言わせてもらうなら、おとなしめの味ばかりだったので、もう少しゴージャス感のある味も混ぜてほしかったところだ。

 たとえば、アルファ米ではメジャーな尾西食品のホームページを見ると、冒頭の写真で紹介した「ドライカレー」や、そのほかにも「チキンライス」「えびピラフ」などもラインナップされており、これらがディナーとして食べられたら非常事態であっても心が豊かになる気がするのだ。もし個人で追加するなら、今回セットについてきた3食はいずれも朝ごはん、または昼食用とし、こういったちょっとリッチ感のあるアルファ米を晩ご飯用に追加したいと思った。

 食後のデザートには羊かんだ。井村屋の「えいようかん」は、箱内に5本の羊かんが含まれる。1本あたりのカロリーは171kcalとなっており、賞味期限は製造より5年6カ月の長期保存が可能となっている。今回購入したえいようかんの賞味期限は2030年11月となっており、実質4年半くらいとなっていた。

井村屋のえいようかんは箱を開けると中には5本の羊かんが入っている

 開封は背面のあけ口をつまんで指定の方向に引っ張るだけと簡単。お味はほどよい甘さで、固さも申し分のないねりようかんとなっており、かなり美味しい。あんこに抵抗のない人なら文句なしで食べられるだろう。

それぞれの背面にあるあけ口から引っ張るだけで簡単に開けられるのであとはおいしくいただくだけだ

 一方であんこが苦手な人にとっての選択肢がないのがちょっと残念なところ。「カロリーメイト」のようにあんことは異なる甘みのある長期保存可能なアイテムも付いているとさらにありがたいと感じるので、前述のアルファ米の量も含めて再度検討してほしいところだ。

いろいろな防災グッズが販売中!カバンのデザインや内容物などでチェック

 以上、「防災のミカタ 避難グッズ プレミアム 1人用 ブラック 45点」を実際に購入し、屋外などで実際に試してみた様子などをレポートした。「防災のミカタ」のストアページでは、ほかにも2人用セットや非常用トイレの単体販売、おにぎりやパンなどが追加された「非常食セット」なども販売されている。また、ほかの事業者による防災グッズのセット販売をいくつか見かけたので、最後に紹介しておきたい。

 これらを眺めていると、セットによっては水が少なかったり、トイレが多かったり、寝具として寝袋が用意されていたりなど、セットによって収納されているアイテムがかなり異なるので眺めているだけでもかなり興味深い。

 今回改めて「防災のミカタ」のセットを試して感じたのは、こうしたセットを買うだけでは足らず、事前に軽く予行演習などを行なった上で、実際に災害に遭遇したときに、何がどの程度必要になるかをチェックしておくことがとても重要だと感じた。特に寝具やトイレ、食事などは個人差があるため、事前にチェックしておくことで、いざ災害に遭遇した際に、快適とまでは言わないまでも、心の拠り所になるのは間違いない。

 災害に対して不安な気持ちがあるが、どうすればいいのか分からないという人は、ぜひ1度、屋外で寝たり非常食を食べたり、非常トイレを試したりして、災害時のリアルを体験してみるといいだろう。何事も備えあれば憂いなし、備えあればうれしいな、の精神で防災意識を高めていきたい。