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DeepSeek、すべてがプラグインでできたAIエージェント基盤「DeepSeek Harness」

 あのDeepSeekがモデルだけでなく、エージェントハーネスの開発にも身を乗り出した。DeepSeekは13日(中国時間)、オープンソースのAIエージェント開発基盤である「DeepSeek Harness(略称dsh)」をGitHub上で開発者向けプレビュー版としての提供を開始した。自由度の高いMITライセンスが適用されており、商用利用を含めた幅広い応用が期待される。

 本プロジェクトは「すべてがプラグインである」というアーキテクチャコンセプトを掲げており、柔軟かつ拡張性の高いエージェント構築環境を実現している。コアには「Cordis」と呼ばれるフレームワークを採用し、プラグインの追加と削除、依存関係のみを担当させ、具体的なエージェント能力を一切持たない仕組みだ。

 その一方でモデル、ツール、スキル、セッション、サンドボックス、ストレージ、ループ、スケジューリング、UIなどほとんどの能力をプラグインとして扱うことで、必要なものだけを選んだり、交換したり、拡張したりできるようになっている。

 モデルが認識した情報――システムプロンプトや思考プロセス、ツール呼び出しと結果など――は、すべて追記専用のセッションログに記録されるため、軌跡ビューを利用して発生源ごとに確認できる。また、再開や分岐、検索、再生といった操作も、すべて同じイベントストリーム上で動作する。

 現在はプレビュー段階にあり、将来的に後方互換性を損なう破壊的変更が行なわれる可能性が公式にアナウンスされている。GitHub上ではすでに6万7千件以上のスターを獲得しており、次世代のAIエージェント開発におけるデファクトスタンダードの有力候補として、世界中のコミュニティから大きな注目を集めているようだ。