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安くても性能十分。1万円台から買えるおすすめSIMフリーAndroidスマホ5選

 1台目のメイン機としてはもちろん、2台目のスマートフォンや子どもなど、家族のためのスマートフォンを購入する際、多くの人が重視するのは「価格」だろう。

 特別に何か重視したい機能などない限り、電話やメール、LINEなどのメッセンジャーアプリが満足に動くスマートフォンを安価に購入したいと考えるはずだ。

 特に最近はスマートフォンの価格も高騰しているため、その中でも安価なスマートフォンともなると「本当に使えるの?」と不安に感じる声も聞く。

 そこで今回は、数多あるAndroidスマートフォンの中から、安くてオススメできる機種を5機種ピックアップし紹介していく。なお、実売価格は7月30日時点のものとなる。

メモリ8GBで質感もよし。1万円台で買える格安モデル
モトローラ「moto g05」

モトローラ「moto g05」。実売価格1万9,700円前後
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 安価なスマートフォンを数多くラインナップするモトローラの最新モデル「moto g05」は、何と1万円台から購入できる格安機だ。

 こんなに安いのに、背面はヴィーガンレザーを採用し質感も高い。またメインメモリの容量も8GBと多いので、複数のアプリを切り替えながら使ったり、画像や動画の多い昨今のWebサイトの閲覧などもスムーズに行なえる。

 惜しい点を挙げるとすればおサイフケータイに非対応なことだが、2台目や子ども用など、決済手段に使うことがなければ気にならないだろう。

moto g05
CPUMediaTek Helio G81 Extreme
メモリ8GB
ストレージ128GB
ディスプレイ1,612×720ドット、約6.7型
カメラ背面: 約5,000万画素
前面: 約800万画素
バッテリ5,200mAh
重量約188.8g
実売価格1万9,700円前後

3万円前後でコスパ抜群
Xiaomi「POCO M7 Pro 5G」

Xiaomi「POCO M7 Pro 5G」。実売価格3万円前後
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 価格に対する性能の高さが評価されているXiaomiのスマートフォンの中でも、特にコストパフォーマンスに優れるのが「POCOシリーズ」だ。

 約3万円という価格ながらミドルレンジクラスの性能で、対応の充電器を利用すれば30分で50%までの急速充電にも対応している。

 ステレオスピーカーも搭載し、約6.67型の大画面で動画も快適に視聴できる。

POCO M7 Pro 5G
CPUMediaTek Dimensity 7025-Ultra
メモリ8GB
ストレージ256GB
ディスプレイ2,400×1,080ドット、約6.67型
カメラ背面: 約5,000万画素メイン+200万画素被写界深度カメラ
前面: 約2,000万画素
バッテリ5,110mAh
重量約190g
実売価格3万円前後

おサイフケータイや防水防塵対応で使いやすさ○
モトローラ「moto g66j 5G」

モトローラ「moto g66j 5G」。実売価格3万1,200円前後
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 3万円台以下はモトローラが得意とする価格帯であり、最初に挙げたmoto g05に続き「moto g66j 5G」も、最新モデルながら3万円台中盤で購入可能なオススメスマートフォンだ。

 製品名に「j」と付く通り、日本向けの機能としておサイフケータイにも対応している。

 IP68/IP69の防水防塵対応に加え、MILスペック準拠の堅牢性も誇るため、多少ラフに扱っても壊れづらい。こういった点も、子ども用など扱いが雑になりそうなスマートフォンとしては、安心できるポイントだ。

moto g66j 5G
CPUMediaTek Dimensity 7060
メモリ8GB
ストレージ128GB
ディスプレイ2,400×1,080ドット、約6.7型
カメラ背面: 約5,000万画素メイン+約800万画素超広角
前面: 約3,200万画素
バッテリ5,200mAh
重量約200g
実売価格3万1,200円前後

ジュニア/シニアモード搭載で、家族のための1台にもよし
シャープ「AQUOS wish5」

シャープ「AQUOS wish5」。実売価格3万5,000円前後
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 3万円台と安価な価格帯で購入できるスマートフォンで、日本人に馴染みのあるメーカー、ブランドの機種といえばシャープの「AQUOS wish5」だ。

 性能だけでみるとここまで紹介した機種には劣ってしまうが、ジュニアモードやシニア向けのかんたんモード、迷惑電話対策機能など安心機能が充実している点は、国産ブランドのAQUOSならではだろう。

 OSバージョンアップも2回、セキュリティアップデートも最長4年と、安価ながら長きにわたり使える配慮もある。

AQUOS wish5
CPUMediaTek Dimensity 6300
メモリ4GB
ストレージ64GB/128GB
ディスプレイ1,612×720ドット、約6.6型
カメラ背面: 約5,010万画素
前面: 約800万画素
バッテリ5,000mAh
重量約187g(カラーによる)
実売価格3万5,000円前後

AI写真編集など充実の機能が魅力
OPPO「OPPO Reno13 A」

OPPO「OPPO Reno13 A」。実売価格は4万4,400円前後
OPPO Reno13 A

 ここまで紹介した機種の中では最も価格が高く、今回唯一の4万円台となるOPPO Reno13 A。ただ実際に購入するとなると、回線契約もともなえば3万円台かそれよりも安く購入できることが多く、コストパフォーマンスにも優れるため、ここで紹介しておきたい。

 Reno Aシリーズは最初期のモデルからおサイフケータイにも対応するなど、国内向けの便利機能を備えた製品群。リーズナブルな価格設定ながらミドルレンジの性能や、機能が豊富な点が評価されている。

 最新モデルのOPPO Reno13 Aでは、従来モデルからさらにAI機能が強化され、撮影した写真のガラスの映り込み除去や写真からイラストを生成する機能にも対応。4万円台前半の価格ながら、ハイエンドモデル並みに機能が充実している。

OPPO Reno13 A
CPUQualcomm Snapdragon 6 Gen 1
メモリ8GB
ストレージ128GB
ディスプレイ2,400×1,080ドット、約6.7型
カメラ背面: 約5,000万画素広角、約800万画素超広角、約200万画素マクロ
前面: 約3,200万画素
バッテリ5,800mAh
重量約192g
実売価格4万4,400円前後