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トップeスポーツプレイヤー賞金獲得額が8割減。コロナの影響
2021年1月22日 15:27
英SAFEBETTINGSITESは、eスポーツの大会でプロプレイヤーが獲得した賞金が、新型コロナウイルスの影響で2020年は昨年の獲得額より8割減少したと伝えた。
これは大会が新型コロナウイルスの影響で中止になったことや、賞金プールを減少させたことが大きく関連しているとしている。賞金プール金額だけで見た場合でも、2019年に2億4,000万米ドルだったプール金額が2020年には9,200万米ドルと半分以下に減少。ランキング上位50人の獲得賞金に関しても2019年の5,500万米ドルから1,100万米ドルへと大幅に減少した。
2020年の賞金獲得ランキングの1位は、チェスのグランドマスターであるSven Magnus Carlsen氏で、49万9,420米ドルを獲得。ほかにも8位にグランドマスターの日系アメリカ人、ヒカル・ナカムラ氏がランクインするなど、チェスプレイヤーの活躍が目立った。
2019年の賞金獲得ランキングの1位はDOTA2プレイヤーのJesse "JerAx" Vainikka氏で、約316万米ドルを獲得していた。この額は2020年の上位プレイヤー9人の獲得"合計"賞金、約310万より僅かに低い額となり、いかにコロナにより影響を受けたかが窺い知れる。