イベントレポート

最大30GbpsのWi-Fi 8ルーターがASUSから登場。ROG 20周年を振り返る展示も

ROG GT-BN98 PRO

 台湾にて6月5日まで開催中のCOMPUTEX TAIPEI 2026において、ASUSがブースを出展中。次世代規格Wi-Fi 8対応の無線LANルーターやROGブランドの20年間を振り返るエリアのほか、Zenbookシリーズの新製品や独自のAIユーティリティ「Zenni Claw」などの展示が行なわれていた。

次世代Wi-Fi 8ルーターは最大30Gbpsに到達

 「ROG GT-BN98 PRO」は、次世代規格のWi-Fi 8に対応したゲーミングルーター。クアッドバンド接続により、最大通信速度はおそよ30Gbpsに達する。内訳は2.4GHz帯が1,376Mbps、5GHz帯は5,764Mbps、6GHz帯は11,529Mbps×2となる。

 有線ポートは10Gigabit Ethernet 2基(うち1基はWAN/LAN両対応)、2.5Gigabit Ethernet 2基(同)、Gigabit Ethernetの5ポートを装備。高速ポートを豊富に備えている点も特徴となっている。そのほか、個別のSSIDによりゲームの通信を高速化する「Gaming Network」、広告やトラッカー、悪意あるサイトのブロックを行なう「GT booster AiProtection」といった機能も備える。

一部内部が見えるデザイン
内部構造の変遷

ROG 20年間の歴史を振り返る展示なども

 そのほかTUF Gamingエリアでは、新型デスクトップ「T700」のほか、34型ウルトラワイドモニター「VG34WQML5F」や27型モニター「VG27AQML5F」なども展示されていた。

T700
VG34WQML5F
VG27AQML5F

 またROGエリアでは、最新の18型フラグシップゲーミングノートの「ROG Strix SCAR 18」、有機ELパネル搭載機として世界初をうたうeスポーツゲーミングモニター「ROG Strix OLED XG259QWPG ACE」などの新製品を展示。加えて、ROG Xbox Allyに後付けできるサイバーパンク2077仕様のデザインカバーのプロトタイプや、プロゲーミングチームT1とのコラボ製品なども並べられていた。

ROG Strix G18
ROG Strix OLED XG259QWPG ACE
ROG Swift OLED PG32UCWM(Tandem RGB Stripe Pixel OLED採用32型)
サイバーパンク2077仕様のデザインカバー
現状はプロトタイプとのこと
本体に上から被せて装着
T1コラボモデル
ROG NUCにはホワイトモデルも登場

 さらに、ブランド20周年にあわせて登場した「ROG CROSSHAIR 2006」を使ったマシンの展示や、初代「ROG CROSSHAIR」を含めた、これまでの主要製品を振り返ることができる展示も実施していた。

ROG CROSSHAIR 2006 CASE MOD - PROJECT 2026: ROG TIMEFUSION
ROG CROSSHAIR 2006
ROG CROSSHAIR
ROG GAMING NOTEBOOKS G1/G2
ROG EN9600/9800GT MATRIX
ROG MARS
ROG RAMPAGE III EXTREME
ROG POSEIDON GTX 770
ROG SWIFT PG279Q
ROG ZEPHYRUS(GX501)
ROG PHONE
ROG MAXIMUS XI HERO(実機展示なし)
ROG RYUJIN
ROG RAPTURE GT-AXE16000
ROG FLOW Z13
ROG AZOTH
ROG HARPE ACE AIM LAB EDITION
ROG HYPERION
ROG RAIKIRI PRO
ROG ALLY
ROG NUC
ROG DELTA II
ROG THOR TITANIUM/PLATINUM III
ROG GM700
BTF 2.5
ROG SWIFT PG27AQWP-W

Intel/AMD/Qualcomm全対応のZenbookが登場

 PCの新製品では、14型ノートの「Zenbook 14」や「Vivobook S14」、「Vivobook S16」などを展示。Zenbook 14は、Core Ultraシリーズ3、Ryzen AI 300シリーズ、Snapdragon Xシリーズの3つのプラットフォームに対応するノートPC。フルメタル筐体で天板には独自素材のセラルミナムを使用しつつ、重量は1.1~1.2kgに抑えており、持ち運びもしやすい。有機ELディスプレイも備える。

Zenbook 14
前面
天面
左側面
右側面

 Vivobook S14およびVivobook S16は、CPUにSnapdragon Xシリーズを搭載するメインストリーム向けノートPC。50Whバッテリ内蔵で、1日中使える長時間駆動を実現したとする。ディスプレイは有機ELまたはIPS NanoEdgeとなる。多様なインターフェイスを備えるほか、フルメタル筐体により耐久性も確保した。

Vivobook S14
天面
左側面
右側面
Vivobook S16
天面
左側面
右側面

 ビジネス向けのExpertシリーズでは、Coreシリーズ3搭載の14型2in1「ExpertBook B5 Flip」や、Ryzen 5 40搭載の24型一体型「ExpertCenter P200 AiO」などが展示されていた。

ExpertBook B5 Flip
スタイラスペンは本体に収納できる
ExpertCenter P200 AiO

簡単にAIエージェントを使えるZenni Claw

 Zenni Clawは、同社製PCでAIエージェントを利用するためのユーティリティ。簡単にセットアップできるほか、一般的なワークフローをASUS Skillsとしてビルドインしており、すぐに使い始められるのが特徴。仕事だけでなく、クリエイティブや日々の生活などのシーンでも活用できるとする。

 また、タスクに応じてローカルとクラウドを柔軟に使い分ける機能も備えており、スピード、性能、APIコストのバランスを取りながらAIエージェントを利用できる。安全を保護する機能も搭載している。

Zenni Claw
簡単にAIエージェントを利用できるユーティリティ
スライドを作る様子
旅のしおりを作る様子
クリエイティブ用途では、AIが何を行なっている可視化することもできる