イベントレポート
実機で見る「ThinkPad X1」シリーズ新モデル3機種
2018年1月9日 12:53
Lenovoは、CES 2017開幕前日となる1月8日(現地時間)に、ThinkPad X1シリーズ3機種「ThinkPad X1 Carbon」、「ThinkPad X1 Yoga」、「ThinkPad X1 Tablet」の新モデルを発表した。各製品のスペックなどは関連記事を参照いただくとして、本稿ではそれら3製品の実機写真を紹介する。
ThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbon新モデルの筐体は、2017年モデルからほぼ変更されていないが、第8世代Coreプロセッサの採用や、輝度500cd/平方mのDolby Vision HDR対応液晶ディスプレイ搭載などの進化を実現している。なお、Dolby Vision HDR対応液晶ディスプレイは、低温ポリシリコン(LTPF)液晶とのこと。
デザイン面では、天板にX1ロゴを配置している点が目につく。ThinkPadロゴと対角になる角に配置されており、Xの半分が赤に配色されているため、なかなかのアピール度と感じた。
ThinkPad X1 Yoga
ThinkPad X1 Yogaも、X1 Carbon同様に第8世代Coreプロセッサの採用や、輝度500cd/平方mのDolby Vision HDR対応液晶ディスプレイなどを搭載して進化。天板にX1ロゴが配置されている点も同様だ。
なお、従来モデルでラインナップされていた有機ELディスプレイは、新モデルでは採用の予定がないとのこと。
ThinkPad X1 Tablet
ThinkPad X1 Tabletは、X1 CarbonやX1 Yogaと異なり、従来モデルから仕様が大きく変更。ディスプレイがアスペクト比3:2の13型液晶へと変更され、本体サイズやキックスタンドの仕組みなども新しくなっている。キックスタンドは新たな仕組みのヒンジを採用することで、本体をほぼ水平に近い角度まで開いて利用できるようになった。
また、従来モデルで用意されていた、底面に取りつけて利用するバッテリやプロジェクタなどのモジュールもなくなっており、比較的オーソドックスな2in1タブレットになったという印象だ。